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豆まめケアマネ
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2021年08月29日

お金とAIと介護の未来



介護にかかるお金は多い

介護期間は平均54.5カ月(4年7カ月)一時的な費用が69万円、

月額平均7万8,000円の負担という。(生命保険に関する全国実態調査」平成30年度)。

これは在宅介護に限られる情報だろう



ユニット型特別養護老人ホームの平均費用は約18万円(月)だし、

従来型でも12万円以上はかかってくる

特養については要介護3以上でないと申し込みすらできないし

別の施設となると老人保健施設も同程度以上の費用がかかる

厚生年金で定年まで勤め上げた人の年金月額が14万円ほどなので

サービス付き高齢者住宅の平均費用20万円を支払い続けるには

貯金を取り崩すか、家族が足らずを支払うか、になる



在宅介護も、介護保険のシステムは同居する介護者が

サービス以外の部分をサポートして成り立つシステムなので

金額に表れない実際の費用はもっとかかる



介護を担う年代は、子供の教育費にお金のかかる年代が多く

介護による時短勤務や転職、ひどい場合には退職の場合には

失われるのはお金だけではなく、社会を支える労働力とキャリア

損失である

何より、追い金をする力が子ども世代に若い世代に

本当にあるんだろうか


国はAIを活用して介護にかかるお金を削っていく方向を示している

もちろん、AIもデータ利用も大賛成だし、業務の効率化を図ることに

全く異論はない

けれど、それ以前に、介護を担う人材は慢性的に不足している

処遇改善加算もその後の特別処遇改善も呼び水にはなっていない



そして、人が人を支援する対人援助には

絶対にAIでは代わりになれない部分が存在する

それを読み違えてはいけないと強く思う



介護人材のスキルアップに業務の効率化

本当に必要な部分だけの介護の推進

そこには必ず科学的データの裏付けがあること


ケアマネジャー自身が学び、変わる事を恐れずに

便利で新しいものを取り入れていく姿勢が必要になる


昨日、研修に招いた講師とも話した

ケアマネジャーの高齢化が現実問題になっていること

学ばないケアマネジャーが、旧態依然として業務を続けることが

いずれは大きな障害になっていくことが予想される


介護の現場と、当事者と、支援者

いずれも問題は山積み


現場は回さなきゃいけないからと後回しにして

本当に大丈夫なのかな

想定外の災害の時の、発災後のコメントみたいなことに

ならなきゃいいけど

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