前回は我が家の通信費、特に携帯電話関係の通信費について、世にも珍しい3台持ちでも料金的にはそこまで負担になっていないことをご紹介しました。
今回は、桃太郎から見た携帯電話代の「固定費」「負債」の考え方をご紹介します。
※固定回線についても同じような考え方が該当するのですが、携帯電話の方がはっきり差を確認できるので、今回はあえて触れません。(ご興味ありましたらご質問ください。)
携帯電話代の構成
一般的に携帯電話を購入する際、通話・通信サービス(通信費、費用)を受ける契約と機種を分割購入する契約(割賦による負債)を結びます。
基本料金やオプション(サービス提供の契約)
携帯電話を契約すると、大手3キャリア(docomo au SOFTBANK)では以下のプランに加入しているのではないでしょうか。
・基本料金プラン
通話サービスを受けるために加入するプラン
・ISP(プロバイダ)
インターネットへの接続サービス、メールサービスを受けるために加入するプラン
・パケット定額
インターネット接続、メール等、通信を行った際のパケット料金を定額にするために加入するプラン
その他にも、機種の保証やコンテンツ等それぞれ加入していると思います。
機種の分割代と割引(24回の分割払いと割引サービス)
携帯電話を分割で購入するとき、「本体代金実質0円ですよ!」なんてよく聞きませんか?
あれは機種代金自体は24回払いで分割払いにしてもらい、その分使用料から同額程度の割引をしてもらっている状態です。
実際2年間使い続ければ、支払う金額に差はなく実質0円になりますし、毎月支払い続ければ問題ありません。でも、ここではあえて料金構成を確認します。
機種の分割代:負債
割引:通信費の割引サービス
考えていただきたい点は、機種の分割代は割引対象でないということです。
各種料金の構成比較
基本料:通信費、費用
ISP:通信費、費用
パケット定額:通信費、費用
機種の分割代:機器代、負債
割引:通信費の割引
携帯電話の購入に関する契約では、通信サービスの提供を受ける契約(2年間の自動更新)と機種代金を分割で支払う契約(24回払い)の両方を結んでいることになります。機種代金については、本来一括で支払うべきものを分割にしてもらっています。的確な表現かわかりませんが、利子率0%の借金と同じです。月々3,000円の機種代金は、72,000円の借金と同じということです。もちろんこれは契約解除したとしても免除にはなりません。
ここまで、料金の構成についてご紹介しました。次回(最終回)は、携帯代の料金が適正か考えたいと思います。
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