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2023年11月21日

真宗大谷派函館別院(しんしゅうおおたにははこだてべついん)は、北海道函館市元町にある真宗大谷派の寺院

真宗大谷派函館別院(しんしゅうおおたにははこだてべついん)は、北海道函館市元町にある真宗大谷派の寺院である。同派の別院。「真宗本廟」(「東本願寺」)を本山と仰ぐ。「東本願寺函館別院」とも呼ばれる。

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概要
現存する伽藍は9代目伊藤平左衛門の設計であるが、まもなく伊藤が逝去したため、北海道における鉄筋コンクリート造の第一人者である木田保造(木田組の創始者、後の木田建業)によって再建された耐火寺院建築である。真宗本堂形式で建てられた本堂は、建築面積が1,115.11平方メートル、間口が33メートルある。正門と鐘楼は本堂の再建後に建てられたもの。和風建築の細部を鉄筋コンクリート造で表現した寺院建築としては日本最古のもので、建築史上価値が高い。

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文化財
重要文化財(国指定)
本堂(附 南門及び塀、設計図面47枚) - 大正時代前期(1915年)の建立。鉄筋コンクリート造、建築面積1,115.11平方メートル、入母屋造、正面向拝三間、桟瓦葺。
正門(附:塀) - 大正時代前期(1912年-1925年)正門、鉄筋コンクリート造、一間四脚門、切妻造、正背面軒唐破風付、屋根モルタル塗。塀、鉄筋コンクリート造、桟瓦葺、折曲り延長29.9m。
鐘楼 - 大正時代前期(1912年-1925年)の建立。鉄筋コンクリート造、建築面積10.68平方メートル、入母屋造、桟瓦葺。
以上の3棟が2007年12月4日に重要文化財に指定されている(平成19年文部科学省告示第138号)。指定基準は「国宝及び重要文化財指定基準 建造物の部(3)歴史的価値の高いもの」である。

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所在地 北海道函館市元町16-15
位置 北緯41度45分46.85秒 東経140度42分49.5秒
宗旨 浄土真宗
宗派 真宗大谷派
寺格 別院
本尊 阿弥陀如来
創建年 寛永18年(1641年)
開基 浄玄
別称 東本願寺函館別院
文化財 【重要文化財】
本堂・正門・鐘楼
posted by Kazu at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2023年11月20日

慈恩寺(じおんじ)は、三重県亀山市にある浄土宗の寺院

慈恩寺(じおんじ)は、三重県亀山市にある浄土宗の寺院。山号は亀鶴山(きかくさん)。本尊は阿弥陀如来。

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歴史
この寺は、728年(神亀5年)行基によって創建された神宮山慈恩寺にはじまると伝えられる。1583年(天正11年)に焼失して荒廃していたが、江戸時代に入り亀鶴山長福寺と統合され現在の山寺号となって再興された。

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文化財
重要文化財
木造阿弥陀如来立像(1躯) 1937年(昭和12年)8月25日指定。
三重県下における9世紀初めの代表作である。もとは忍山神宮寺の本尊であったと考えられている。

なお近くにある「野村一里塚」は、国の史跡に指定されており、東海道一里塚の一つである。県内で唯一昔ながらの原形を保っている。

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所在地 三重県亀山市野村3-18-1
位置 北緯34度51分22.4秒 東経136度26分28.3秒
山号 亀鶴山
宗旨 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
posted by Kazu at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 三重県

2023年11月19日

熊野那智神社(くまのなちじんじゃ)は、宮城県名取市にある神社

熊野那智神社(くまのなちじんじゃ)は、宮城県名取市にある神社である。名取熊野三社のうちの一社。

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祭神
主祭神は羽黒飛龍神・伊弉冉尊で、相殿に黄泉事解男命・国常立尊・伊弉諾尊・天照皇大神を配祀する。

歴史
伝説によると、養老3年(719年)閖上浜の漁師が海底から御神体を引き上げたところ、その光の輝きの止まる所が高舘山であったことから、そこに宮社を建て羽黒飛龍神として祀ったという。一方「閖上」の地名の由来として、貞観13年(871年)に霊験あらたかな十一面観音像が波に揺り上げられているのを漁師が見つけ、それが現在高舘山の那智神社に那智観音像として安置されている、という話も伝わっている。

その後、名取老女の熊野三神勧請にあたり、那智の分霊を当社に合祀し熊野那智神社と改称した。

近世は伊達家の厚い崇敬を受けて、社殿の造営や社地の寄進などを受けた。

明治元年(1868年)の太政官布による神仏分離令を受け、社殿に奉納されていた御正体である懸仏などが関係者によって密かに埋められたが、明治31年(1898年)7月の拝殿移築の際床下から再発見された。このうち、懸仏・銅鏡41点が国の重要文化財、懸仏・銅鏡114点が宮城県指定有形文化財となっている。

かつては御神体が揺り上がった場所である閖上浜までの浜降り神事が行われ、正月には「カラスゴ(牛王宝印)」を氏子に配布していた。
牛王宝印は平成24年(2012年)夏頃より社務所にて参拝客に配布されるようになっている。図柄は熊野速玉大社のものと同様。

熊野那智神社の主祭神である伊弉冉尊と相殿神の伊弉諾尊の二柱は、天地万物の化生の力である「結び(産霊)の力」を司る夫婦神である。そのため、熊野那智神社は『結びの社』として様々な縁結びに御利益がある神社だとして近年信仰を集めている。

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交通アクセス
バス 那智が丘2丁目停留所から徒歩約15分(なとりん号:相互台線、宮城交通:尚絅学院大線)

所在地 宮城県名取市高舘吉田舘山8
位置 北緯38度11分15.5秒 東経140度50分18.3秒
主祭神 羽黒飛龍神
伊弉冉尊
社格等 村社
創建 伝養老3年(719年)
例祭 4月第4日曜日(例祭)
7月第4日曜日(夏祭)
主な神事 浜降り神事(現在不実施)
posted by Kazu at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮城県

2023年11月18日

荒立神社(あらたてじんじゃ)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井に鎮座する神社

荒立神社(あらたてじんじゃ)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井に鎮座する神社である。

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祭神
猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと) の2柱を主祭神とし、大年神、迫天満、当地一帯に住む興呂木(こおろぎ)家[要曖昧さ回避]の先祖を祀る。猿田彦命は記紀に天孫降臨の道案内をした神であると記され、道開きの神として知られ、また、天鈿女命は同じく記紀に天照大神が天の岩戸に隠れた際に、楽しげに舞い踊った神として知られている。こうしたことから、交通安全、五穀豊穣、商売繁盛、厄除、夫婦和合、安産、長寿祈願、芸事の上達、厄除け、子宝、長寿などに利益があるとされている。

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歴史
明治時代になって村社に列し、明治末(20世紀初頭)の神社合祀政策により高千穂神社に合祀され廃社とされるが、後に復社されて現在に至る。

所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井宮尾野
位置 北緯32度42分42.2秒 東経131度19分01.5秒
主祭神 猿田彦命
天鈿女命
社格等 旧村社
創建 不明
本殿の様式 切妻造
別名 荒立(建)宮
札所等 高千穂八十八社
例祭 7月29日
1月第2日曜日
posted by Kazu at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮崎県

2023年11月17日

荒沢寺(こうたくじ)は、山形県鶴岡市にある寺院で羽黒山修験本宗の本山

荒沢寺(こうたくじ)は、山形県鶴岡市にある寺院で羽黒山修験本宗の本山である。山号は羽黒山で、正善院が本坊である。本尊は大日如来・阿弥陀如来・観音菩薩。

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歴史
この寺は、崇峻天皇の皇子蜂子皇子(能除太子)によって開かれたと伝えられ、出羽三山(湯殿山・月山・羽黒山)に対する山岳信仰・修験道の寺として古くから信仰されてきた。もとは真言宗を中心とする寺院であったが、江戸時代に入ると天台宗に属することとなった。

明治初年の神仏分離に伴い延暦寺の末寺となり、第二次世界大戦後の1946年(昭和21年)、島津伝道が独立して羽黒山修験本宗の本山となった。

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羽黒山修験本宗
羽黒派修験は、真言宗当山派、天台宗本山派の2派に収斂していった修験道2派のいずれにも属さず、古くからの修験道と、土着の月山の祖霊信仰が結びついた独自の修験である。

その中で、荒沢寺の修験道は、地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天人、声聞、縁覚、菩薩、仏の、世界を形成している十界を体験する「十界行」を厳密に行うことが、出羽三山神社と比した特徴である。十界行とは、行者が死に、死の世界で、山内の各行場での修行を通じて十界の苦しみを体験し、現世へと転生する行である。出羽三山神社の行は仏式ではなく神式であり、行を通じて死後の追体験を行うのは同じだが、その内容は古来からの修験と比べて簡略化されたものである。

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所在地 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向232
位置 北緯38度42分53.2秒 東経139度57分27.8秒
山号 羽黒山
宗旨 羽黒山修験本宗
本尊 大日如来・阿弥陀如来・観音菩薩
posted by Kazu at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 山形県

2023年11月16日

今八幡宮(いまはちまんぐう)は山口県山口市にある神社

今八幡宮(いまはちまんぐう)は山口県山口市にある神社。山口総鎮守。別名は八幡さま。

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祭神
応神天皇
仲哀天皇
神功皇后
玉依姫命
宇治皇子

歴史
創建年代は不詳だが、鎌倉時代の弘安年間(1278年 - 1287年)に大内弘成の娘に「今八幡殿」という名が見えることからそれ以前の創建である。初めに宇治皇子一座を祀り、今八幡宮と称した。文明3年(1471年)朝倉八幡宮(山口市)を大内政弘が合祀した。文亀3年(1503年)大内義興が社殿を造り替えた。幕末には社務所が八幡隊の屯所となっていた。

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社殿
本殿 - 三間社流造。拝殿、楼門とともに室町時代中期(15世紀末頃)の建立。本殿・拝殿・楼門は国の重要文化財に指定。

交通
鉄道
上山口駅(西日本旅客鉄道〈JR西日本〉山口線) - 徒歩で約9分

所在地 山口県山口市上宇野令828番地1
(山口県山口市八幡馬場22番地〈社務所〉)
位置 北緯34度11分14.25秒 東経131度28分53.15秒
主祭神 応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、玉依姫命、宇治皇子
社格等 郷社
創建 創建年代不詳
本殿の様式 三間社流造
別名 八幡さま
posted by Kazu at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 山口県

2023年11月15日

海岸寺(かいがんじ)は、山梨県北杜市須玉町上津金にある臨済宗妙心寺派の寺院

海岸寺(かいがんじ)は、山梨県北杜市須玉町上津金にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は津金山。本尊は釈迦如来。甲斐百八霊場第71番札所。

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概要
寺伝によれば、養老元年(717年)、行基が庵を建立したのが海岸寺の創建とされており、天平9年(737年)には、聖武天皇より「光明殿」の勅額を賜ったという。

さらに新羅三郎義光が京から玄観律師を迎え鎮護国家の道場とし、子の武田義清も寺領を寄進し、義光の菩提を弔ったという。また応安年間(1368年 - 1375年)には武田信清の孫清武が鎌倉の建長寺から石室善玖を招き、律宗から臨済宗へと改宗した。

天正10年(1582年)に甲斐国に攻め込んできた織田信長軍の甲州征伐の兵火により堂宇は焼き払われた。その翌年の天正11年(1583年)に徳川家康が寺領を寄進し、再興され、慶長8年(1603年)には、天下安寧の祈願所とされた。

しかし、山火事により堂塔は全焼した。その後、寛文7年(1667年)に即応宗智が中興し、臨済宗建長寺派から妙心寺派に改宗した。

観音堂の千手観世音菩薩は、行基が創建した際に観音平に出現したことから「光明観音」とも称され、甲斐国三十三観音霊場の札所本尊として信仰を集めた。 また、海岸寺は旧寺号を「津金寺」と称していたことから、長野県立科町にある津金寺と長野県佐久穂町にある津金寺(千手院)と共に「日本三津金寺」の1か寺となっている。

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所在地 山梨県北杜市須玉町上津金1222
位置 北緯35度52分7.0秒 東経138度26分57.4秒
山号 津金山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
創建年 伝・養老元年(717年)
開山 伝・行基
開基 伝・行基
中興年 寛文7年(1667年)
中興 即応宗智
正式名 津金山海岸寺
札所等 甲斐国三十三観音霊場第13番
甲斐百八霊場第71番
文化財 木造千手観音立像(国の重要文化財)
posted by Kazu at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 山梨県

2023年11月14日

道成寺 (どうじょうじ)は、和歌山県日高郡日高川町鐘巻にある天台宗の寺院

道成寺 (どうじょうじ)は、和歌山県日高郡日高川町鐘巻にある天台宗の寺院。山号は天音山。本尊は千手観音。新西国三十三箇所第5番札所。道成寺創建にまつわる「髪長姫伝説」(「宮子姫伝記」)や、能、歌舞伎、浄瑠璃の演目として名高い「安珍・清姫伝説」で知られる。この伝説は、平安時代中期に編纂された『大日本国法華験記』にすでに見える古い話である。

拝観の際には縁起堂で「安珍清姫」の絵巻物を見せながらの絵説き説法が行われる。

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本堂(重要文化財)

歴史
大宝元年(701年)、文武天皇の勅願により、義淵僧正を開山として、紀大臣道成なる者が建立したという。別の伝承では、文武天皇の夫人・聖武天皇の母にあたる藤原宮子の願いにより文武天皇が創建したともいう(後述。この伝承では宮子は紀伊国の海女であったとする考証もある)。これらの伝承をそのまま信じるわけにはいかないが、本寺境内の発掘調査の結果、古代の伽藍跡が検出されており、出土した瓦の年代から8世紀初頭には寺院が存在したことは確実視されている。1985年(昭和60年)に着手した、本堂解体修理の際に発見された千手観音像も奈良時代にさかのぼる作品である。

寺に残る仏像群は、大半が平安時代初期から中期のもので、この頃は寺勢さかんであったと推定される。現存する本堂は正平12年(1357年)頃の竣工であるが、寺はその後衰微し、天正13年(1585年)には羽柴秀吉による紀州征伐にあって諸堂が焼失し、二代目の梵鐘を奪われている。

天正16年(1588年)の文書によれば、当時は本堂と鎮守社が残るのみであった。明暦元年(1655年)、紀州藩主徳川頼宣の援助で本堂の屋根葺き替え等の修理が行われ、仁王門、三重塔などの諸堂塔は近世を通じて徐々に整備されていったものである。

創建時は法相宗だったが後に真言宗となり、承応年間(1652年 - 1655年)に天台宗に改宗している。

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境内

文化財
国宝
木造千手観音立像 1躯・木造菩薩立像 2躯 - 解説は前出。
重要文化財
本堂
仁王門
紙本著色道成寺縁起 2巻 
木心乾漆千手観音立像・木造千手観音立像(鞘仏)- 解説は前出。
木造毘沙門天立像 2躯 - うち1躯は東京国立博物館に寄託。
木造十一面観音立像
木造四天王立像 4躯
色紙墨書千手千眼陀羅尼経 1巻

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木造千手観音立像

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平安時代の毘沙門天立像(重要文化財)

拝観
拝観時間:9:00 - 17:00(境内のみの見学は時刻の制限無し)
拝観所要時間は宝仏殿・縁起堂に約20分、絵説き説法に約40分が標準である。

交通アクセス
鉄道 JR 紀勢本線(きのくに線)道成寺駅 から0.5km(徒歩7分)
道路
一般道 国道42号線 御坊市小松原西交差点から2.5km(約6分)
自動車道 湯浅御坊道路 川辺IC(北からのハーフIC)から3.9km(約8分)、御坊南IC(南からのハーフIC)から2.5km(約5分)

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仁王門

所在地 和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738
位置 北緯33度54分52.2秒 東経135度10分28.4秒
山号 天音山
宗派 天台宗
本尊 千手観音
創建年 8世紀。寺伝では大宝元年(701年)
開山 伝・義淵
開基 文武天皇(勅願)
札所等 新西国三十三箇所第5番
東海近畿地蔵霊場特別
神仏霊場巡拝の道第6番(和歌山第6番)
文化財 千手観音立像及び脇侍菩薩立像(国宝)
本堂、仁王門、千手観音立像ほか5件(重要文化財)
境内(国の史跡)
posted by Kazu at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 和歌山県

2023年11月13日

作楽神社(さくらじんじゃ)は、岡山県津山市神戸にある神社

作楽神社(さくらじんじゃ)は、岡山県津山市神戸にある神社である。鎌倉時代から室町時代にかけて美作国守護の館(「院庄館」)があった地に、後醍醐天皇とその忠臣児島高徳を祭神として、明治2年(1869年)、津山藩主松平慶倫により創建された。

境内には約100本のソメイヨシノが植えられている。また、神社の敷地全体が、国指定の史跡「院庄館跡(児島高徳伝説地)」となっている。

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歴史
児島高徳を主人公にした史劇を公演していた俳優川上音二郎は、1907年(明治40年)に新たな拝殿を寄進した。この建物は、後に神楽殿に転用された。

1922年(大正11年)3月8日、敷地全体(30,189平方メートル)が、「院庄館跡(児島高徳伝説地)」として国の史跡に指定された。1973年(昭和48年)11月から1974年(昭和49年)3月までと1980年(昭和55年)11月から1981年(昭和56年)1月までの2度にわたり、津山市教育委員会によって発掘調査が行われた。

達筆であった後醍醐天皇と児島高徳にあやかり、1981年(昭和56年)以降、毎年1月中旬(2007年は1月14日)に、古筆感謝祭(筆まつり)が行われている。

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神紋
丸に桜花

社宝
太刀(銘国行) - 重要文化財(1929年(昭和4年)4月6日指定)。松平慶倫寄進。
児島高徳公木造 - 津山藩主松平斉孝(康孝)の命により1812年(文化9年)製作。
古刀3口

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主な年中行事
古筆感謝祭(1月中旬)
例祭(4月第2日曜日)

交通
JR姫新線院庄駅から徒歩で約15分
中鉄バス・おおぞらバス「作楽神社前」停留所下車
中国自動車道院庄インターチェンジ出口から西へ約500メートル

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所在地 岡山県津山市神戸433
位置 北緯35度3分44秒 東経133度56分35秒
主祭神 後醍醐天皇
児島高徳
社格等 県社
創建 明治2年(1869年)
本殿の様式 神明造
例祭 4月第2日曜日
posted by Kazu at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 岡山県

2023年11月12日

勝鬘院(しょうまんいん)は、大阪市天王寺区にある和宗の寺院

勝鬘院(しょうまんいん)は、大阪市天王寺区にある和宗の寺院。山号は荒陵山。本尊は愛染明王。愛染堂とも呼ばれる。四天王寺別院。西国愛染十七霊場第1番札所。真言密教勝鬘流根本道場。多宝塔は大阪市内最古の木造建造物である。

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勝鬘院金堂(愛染堂)

歴史
寺伝によれば、この寺は聖徳太子が開いた四天王寺にある敬田院、施薬院、療病院、悲田院のうちの施薬院に始まると伝えられる。この施薬院の本堂に勝鬘夫人の像が祀られており、また聖徳太子が勝鬘経を講ぜられていたことから施薬院は勝鬘院とも呼ばれるようになっていった。

平安時代以降は金堂の本尊として愛染明王が祀られるようになると、勝鬘院は愛染堂とも呼ばれるようになった。

鎌倉時代には鎌倉幕府5代執権北条時頼から寺領を寄進されたという。13世紀末には忍性によって真言院が創建されている。

元亀元年(1570年)から天正8年(1580年)まで戦われた織田信長と大坂本願寺による石山合戦によって伽藍が焼失するが、慶長2年(1597年)に豊臣秀吉により伽藍が復興され多宝塔が再建される。多宝塔は大阪市内最古の木造建造物である。

慶長20年(1615年)の大坂夏の陣によって再び戦火に遭うが、元和4年(1618年)に江戸幕府将軍徳川秀忠によって金堂が再建される。

太平洋戦争中の1945年(昭和20年)3月13日・14日に行われた第1回大阪大空襲によって、当院西側の大江神社や東側の四天王寺がほぼ全焼してしまう被害を受けたが、当院は被害を免れた。

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多宝塔(重要文化財)

所在地 大阪府大阪市天王寺区夕陽ヶ丘町5-36
位置 北緯34度39分25.6秒 東経135度30分46.5秒
山号 荒陵山
宗派 和宗
寺格 四天王寺別院
本尊 愛染明王
創建年 伝・推古天皇元年(593年)
開基 伝・聖徳太子
別称 愛染堂、愛染さん
札所等 西国愛染十七霊場第1番
聖徳太子霊跡第29番
文化財 多宝塔(重要文化財)
金堂(府指定有形文化財)
木造大日大勝金剛坐像(市指定有形文化財)
posted by Kazu at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 大阪府
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