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2023年12月17日

地蔵院(じぞういん)は、鳥取県倉吉市にある真言宗御室派の寺院

地蔵院(じぞういん)は、鳥取県倉吉市にある真言宗御室派の寺院。

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歴史
この寺は、756年(天平勝宝8年)行基によって創建されたと伝えられる。平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて文覚や源頼朝らによって再興された。古くは千光寺という大寺の坊であったと伝えられるが、千光寺は水害などによって衰えたという。

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文化財
重要文化財
木造地蔵菩薩半跏像
鳥取県指定保護文化財
宋青磁香炉
擬宝珠

所在地 〒682-0411 鳥取県倉吉市関金町関金宿1218
山号 大滝山
宗派 真言宗御室派
本尊 大日如来
創建年 756年
別称 関の地蔵
posted by Kazu at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥取県

2023年12月16日

大谷寺(おおやじ)は、栃木県宇都宮市大谷町にある天台宗の寺院

大谷寺(おおやじ)は、栃木県宇都宮市大谷町にある天台宗の寺院である。山号は天開山。院号は浄土院。本尊は千手観音で、坂東三十三観音第19番札所。国の特別史跡および重要文化財に指定されている「大谷磨崖仏」の所有者となっている。

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歴史
大谷寺は大谷石凝灰岩層の洞穴内に堂宇を配する日本屈指の洞窟寺院である。 本尊は、凝灰岩の岩壁に彫られた丈六(約4.5メートル)の千手観音で、一般には「大谷観音」の名で知られている。

当寺周辺には縄文時代の人の生活の痕跡が認められること(大谷岩陰遺跡)、また弘仁元年(810年)に空海が千手観音を刻んでこの寺を開いたとの伝承が残ることなどから、定かではないが千手観音が造立された平安時代中期には周辺住民等の信仰の地となっていたものと推定されている。

こうして、平安末期には現代に残される主要な磨崖仏の造立がほぼ完了し、鎌倉時代初期には鎌倉幕府によって坂東三十三箇所の一に定められたものと推定されている。鎌倉時代に入ると、大谷寺は宇都宮社の神職で鎌倉幕府の有力御家人でもあった下野宇都宮氏の保護の下で隆盛したと見られ、1965年(昭和40年)の大谷寺発掘調査において、鎌倉時代の懸仏、1363年(貞治2年又は正平18年)奉納の経石、1551年(天文20年)と書かれた銅椀などが出土している。しかし豊臣秀吉により下野宇都宮氏が改易されると、一時は衰退を余儀なくされた。

しかし江戸時代に入って、奥平忠昌が宇都宮城第29代城主に再封された後の元和年間(1615年 - 1624年)、慈眼大師天海の弟子であった伝海が藩主忠昌の援助を得て堂宇を再建した。天海僧正は天文年間に宇都宮城下の粉河寺で修行した経歴を有しており、徳川幕府が擁立された後、徳川家康と代々の将軍家の援助により上野寛永寺を建立したほか、日光山貫主として堂宇再建を行っている。

その後、宝永年間にも諸侯の援助により堂宇建立を中心とした勧請が行われたが、その後の火事で多くの堂宇を焼失している。

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交通アクセス
バス
JR宇都宮駅西口・東武駅前バス停から
関東バス 大谷立岩線に乗車約30分「大谷観音前」下車、徒歩2分。

宇都宮環状道路駒生町交差点から
大谷街道を西進、大谷交差点から栃木県道188号大谷観音線へ。約10分。

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所在地 栃木県宇都宮市大谷町1198番地
位置 北緯36度35分46.4秒 東経139度49分15.3秒
山号 天開山
院号 浄土院
宗派 天台宗
本尊 石造千手観音菩薩立像
創建年 不詳(奈良時代後期から平安時代初期と云われる)
開基 不詳
正式名 天開山浄土院大谷寺
別称 大谷観音
札所等 坂東三十三観音 第19番
下野七福神(弁財天)
文化財 石造千手観音菩薩立像、同釈迦三尊像、同薬師三尊像、同阿弥陀三尊像(以上、国の特別史跡及び重要文化財)、銅鐘(県指定有形文化財)、銅製灯篭、銅製鰐口(以上、市指定有形文化財)
posted by Kazu at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 栃木県

2023年12月15日

旧長岡家住宅(きゅうながおかけじゅうたく)は徳島県美馬市脇町にある古民家

旧長岡家住宅(きゅうながおかけじゅうたく)は徳島県美馬市脇町にある古民家。国の重要文化財。

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概要
竣工は1735年(江戸時代享保年間)、以来脇町字西大谷にあった民家で、1979年(昭和54年)に現在地である脇町大字猪尻に解体移築された。 1976年(昭和51年)5月20日に国の重要文化財に指定されている。

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交通アクセス
徳島線 穴吹駅
徳島自動車道「脇町インターチェンジ」より。
美馬市営バス - 美馬市ホームページ

所在地 徳島県美馬市脇町大字猪尻字西上野34番地
位置 北緯34度4分11.8秒 東経134度9分20.3秒
旧所在地 徳島県美馬市脇町字西大谷
形式・構造 木造
建築年 1735年
文化財 国の重要文化財(1976年5月20日指定)
posted by Kazu at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 徳島県

2023年12月14日

観福寺(かんぷくじ)は、千葉県香取市牧野にある真言宗豊山派の寺院

観福寺(かんぷくじ)は、千葉県香取市牧野にある真言宗豊山派の寺院。山号は妙光山。

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歴史
寺伝によれば、寛平2年(890年)、尊海僧正の開基という。本尊は平将門の守護仏とされる聖(しょう)観世音菩薩。千葉氏の祈願所として歴代武将の厚い信仰を受け、中世以降佐原の伊能家一族の帰依を受けるようになり、江戸時代には末寺五十三ヶ寺をもつ中本山として厄除大師信仰の中心となって庶民の信仰を一身に集めた。

境内
本堂  - 文化8年(1811年)、鐘眞和尚再建。
大師堂 - 弘法大師像が安置され、川崎大師、西新井大師とともに日本厄除三大師のひとつと称される。文政12年(1829年)、秀珍和尚建立。
観音堂 - 本尊聖観世音菩薩像が安置されている。元禄年間、春海和尚建立。
不動堂 - 身丈5尺、総高8尺の不動明王像を安置。文化15年(1818年)、快恵和尚再建。  
鐘楼
毘沙門堂 - 平成7年(1995年)、量賢和尚建立。
参道から境内にかけて、春は枝垂れ桜、初夏は新緑、秋は紅葉と季節感あふれる趣を味わうことができる。日本地図を測量によって完成させた伊能忠敬の墓地(髪と爪を納める)をはじめ、国文学者の伊能頴則、楫取魚彦などの墓地があるほか、古い下総板碑など歴史的に貴重な資料が数多く残されている。

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新年の護摩修業が行われる大師堂

文化財
重要文化財(国指定)
銅造懸仏(かけぼとけ)4点 - 元来、香取神宮の本地仏として安置されていたもの。
釈迦如来坐像 - 弘安5年(1282年)銘
十一面観音坐像 - 弘安5年(1282年)銘
地蔵菩薩坐像 - 延慶2年(1309年)銘
薬師如来坐像

行事・護摩祈祷
護摩祈祷時間の受付は1時間前まで(受付時間9:00 - 16:30)(電話問い合わせ時間8:40 - 17:00)
毎月21日 月大師(護摩7時 11時、)※2月 - 5月の第2日曜 14時
1月 初護摩(1日 0時 1時半 10時 13時 15時、2日 - 7日 10時 13時 15時、第二日曜日 11時 14時、成人の日 11時 14時) 
1月21日 初大師(護摩 7時 11時 14時)
2月3日 節分(護摩14時半)、星祭
4月6日 - 13日 札打
12月21日 納め大師 柴燈護摩(さいとうごま・古札お焚き上げ)古札は12月20日までに納める
12月31日 除夜の鐘(23時 - )受付10時から

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交通アクセス
鉄道
JR成田線 佐原駅下車
徒歩約25分
路線バス観福寺停留所下車
JRバス関東多古行き
千葉交通山倉行き
高速バス
関鉄グリーンバス あそう号 八坂神社停留所下車徒歩15分

所在地 千葉県香取市牧野1752
位置 北緯35度52分51.65秒 東経140度29分56.82秒
山号 妙光山
院号 蓮華院
宗旨 新義真言宗
宗派 真言宗豊山派
本尊 聖観世音菩薩
創建年 伝・寛平2年(890年)
開基 伝・尊海
正式名 妙光山蓮華院觀n
文化財 銅造懸仏4点(釈迦如来坐像・十一面観音坐像・地蔵菩薩坐像・薬師如来坐像)(重要文化財)
posted by Kazu at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉県

2023年12月13日

大社駅(たいしゃえき)は、島根県簸川郡大社町(現・出雲市)にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)大社線の駅(廃駅)

大社駅(たいしゃえき)は、島根県簸川郡大社町(現・出雲市)にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)大社線の駅(廃駅)。同線の終着駅であった。

大社線の廃線に伴い1990年(平成2年)4月1日に廃止された。廃止後も残る駅舎は国の重要文化財に指定され、観光名所となっている。

2021年(令和3年)2月1日から2025年(令和7年)12月20日(予定)まで保存修理(仮設・解体)工事が行われている。

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駅構造
廃止当時、島式・相対式ホーム2面3線を持つ地上駅であった。これら3線はホームの末端で1線に収束した後、その先に車止めが設置されていたが、その引上げ線はかなり距離が長く、道路と交差する部分もあり、踏切も設置されていた。出雲大社の膝元であることから、1951年 - 1961年までの間は東京直通の急行列車「出雲」が運行されていた。その後も1980年代まで「大社」や「だいせん」といった急行列車や、参詣者の団体臨時列車などが乗り入れてきていたため、ホームは非常に長い。

現在残っている駅舎は1924年(大正13年)2月28日に竣工した2代目で、木造平屋441平方メートル、出雲大社を模したつくりである。団体専用の改札口などもあったが、廃止後もホームや駅の掲示などもすべて当時のまま残されている。以前この駅舎は、中央本線高尾駅の北口駅舎を設計した曽田甚蔵が設計したもので、伊東忠太がお墨付きを与えたと言われていたが、大社線廃止後、駅舎の屋根裏調査で上棟式の棟板が発見され、設計者は当時神戸鉄道管理局の技手だった丹羽三雄であったことが判明した。

駅舎は2004年に国の重要文化財に指定された。重要文化財の駅舎は全国に3件あるが、そのうち唯一の和風建築である。また、すぐ近くにありながら当駅とは対照的なモダンな西洋建築である一畑電車出雲大社前駅とともに、近代化産業遺産(続33)にも認定されている。

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開業当時のホーム。停車している機関車は230形。

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駅舎内の観光案内所

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駅舎内部

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保存されているD51774号蒸気機関車

在地 島根県簸川郡大社町北荒木
北緯35度23分12.14秒 東経132度41分24.8秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 大社線
キロ程 7.5 km(出雲市起点)
電報略号 タシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1912年(明治45年)6月1日
廃止年月日 1990年(平成2年)4月1日
備考 路線廃止に伴う廃駅
* 廃止時のデータ。
** 大社線とともに廃止。
posted by Kazu at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 島根県

2023年12月12日

頭ヶ島天主堂(かしらがしまてんしゅどう)は、長崎県南松浦郡新上五島町の頭ヶ島にあるキリスト教(カトリック教会)の聖堂

頭ヶ島天主堂(かしらがしまてんしゅどう)は、長崎県南松浦郡新上五島町の頭ヶ島にあるキリスト教(カトリック教会)の聖堂である。2001年(平成13年)に国の重要文化財に指定されており、ユネスコの世界遺産(文化遺産)候補で2018年に登録審査が決まり、同年6月30日に登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する「頭ヶ島の集落」に包括される教会である。

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沿革
1869年(明治2年)頃 - キリシタン迫害を逃れ、中通島の鯛ノ浦の潜伏キリシタンが無人島だった頭ヶ島に移住
1887年(明治20年) - カトリックに復帰した信徒たちにより初代の聖堂建設
1919年(大正8年) - 1910年(明治43年)の着工から10年を費やし、現聖堂が完成
2001年(平成13年)11月14日 - 国の重要文化財に指定
2003年(平成15年)12月25日 - 境内地が重要文化財に追加指定される
2016年(平成26年) - 世界遺産としては「禁教期に焦点を絞るべき」との指摘をうけ推薦が一旦取り下げられ、対応が進められた結果再推薦は決まったが禁教期を象徴する「頭ヶ島の集落」に包括する扱いとなった
2018年(平成30年) - 世界遺産登録が決定

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建物の概要
構造:石造平屋
様式・意匠:ロマネスク調の教会堂で、平面は単廊式、天井はアーチやヴォールトを用いず、二重持送りのハンマー・ビーム架構で折り上げられている
設計・施工:鉄川与助
頭ヶ島教会は五島列島最東端で幕末までは無人島であった頭ヶ島に建てられた小規模な教会ではあるが、西日本唯一の、また日本全国でも珍しい石造の教会堂であり、その意匠も優れている。鉄川与助の設計・施工、大崎八重神父の指導により、島内の石を切り出し、積み上げて建設された。内観の造形は、船底天井と五島列島の椿を模した花装飾と、青を基調とした華やかな雰囲気が美しい。教会堂のほかに司祭館と門柱が重要文化財の附(つけたり)指定となっており、土地(境内地)も2003年に重要文化財に追加指定されている。教会堂本体とともに付属建物・石垣・石段などが周囲の環境とともに良好に保存されている点が、文化財として高く評価されたものである。

主任司祭は常駐しておらず、カトリック鯛ノ浦教会の巡回教会となっている。

所在地
〒 857-4102 長崎県南松浦郡新上五島町友住郷638

アクセス
有川港(中通島)から車で約20分
西肥バス有川港ターミナルから頭ヶ島天主堂行き終点下車(1日3本のみ運行)
2018年4月1日以降、路線バス以外の手段で天主堂を見学する場合は一旦上五島空港でシャトルバスに乗り換えなければならない。
posted by Kazu at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 長崎県

2023年12月11日

春日大社(かすがたいしゃ、英: Kasugataisha Shrine)は、奈良県奈良市春日野町にある神社

春日大社(かすがたいしゃ、英: Kasugataisha Shrine)は、奈良県奈良市春日野町にある神社。式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。旧称は「春日社」、神紋は「下がり藤」。

全国に約1,000社ある春日神社の総本社である。ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されている。

奈良時代の神護景雲2年(768年)に平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建され、中臣氏・藤原氏の氏神を祀る。主祭神の武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使とする。

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春日大社 中門

祭神
主祭神は以下の4柱。総称して春日神と呼ばれ、藤原氏の氏神である。

武甕槌命 - 第一殿。藤原氏守護神(常陸国鹿島の神)
経津主命 - 第二殿。同上(下総国香取の神)
天児屋根命 - 第三殿。藤原氏の祖神(河内国平岡の神)
比売神 - 第四殿。天児屋根命の妻(同上)。ただし、その正体は天照大御神であるとの説がある。

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一の鳥居

歴史
創建
奈良・平城京に遷都された和銅3年(710年)、藤原不比等が藤原氏の氏神である鹿島神(武甕槌命)を春日の御蓋山(みかさやま)に遷して祀り、春日神と称したのに始まる[要出典]とする説もあるが、社伝では、神護景雲2年(768年)に藤原永手が鹿島の武甕槌命、香取の経津主命と、枚岡神社に祀られていた天児屋根命・比売神を併せ、御蓋山の麓の四殿の社殿を造営したのをもって春日社の創祀としている。ただし、近年の境内の発掘調査により、神護景雲以前よりこの地で祭祀が行われていた可能性も出てきている。

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本殿(背面) 手前から第四殿、第三殿、第二殿、第一殿

文化財
春日大社は平安時代に奉納された貴重な刀剣・甲冑・美術工芸品などの国宝、重要文化財を含んだ多数の文化財を所蔵することから「平安の正倉院」と呼称されている。これらの文化財の一部は2016年10月に新装開館した「春日大社国宝殿」(旧称春日大社宝物殿)で鑑賞することができる。

2016年(平成28年)度から、1939年(昭和14年)に宝庫の天井裏から発見された12振りの太刀を順次研ぎ直し始めた結果、複数の太刀が国宝・重文級の貴重な文化財であることが判明しており、研ぎ直された貴重な太刀は報道発表に続いて国宝殿で順次公開されている。2016年12月には、延寿国吉作の1振りと北条時村が奉納したとみられる平安末から鎌倉初期の無銘の「古備前物」2振りが報道陣に公開された。2018年(平成30年)1月には、4番目に研ぎ直された黒漆山金作太刀(くろうるしやまがねづくりたち)が報道陣に公開された。この太刀は1942年に重要美術品に認定されていたもので、研磨の結果、平安時代後期の「古伯耆」(こほうき、現在の鳥取県で製作された刀剣)とみられ、刀身に反りのある日本刀としては最古級の安綱作の可能性もあるという。

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赤糸威鎧(竹虎雀金物)

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黒韋威矢筈札胴丸

交通アクセス
鉄道
近鉄奈良線 近鉄奈良駅およびJR西日本関西本線・桜井線 奈良駅から奈良交通バスの「春日大社本殿」行きで終点「春日大社本殿」下車すぐ。
奈良交通バス(市内循環外回り)で「春日大社表参道」下車、徒歩約10分。
近鉄奈良駅から徒歩25分。JR奈良駅から三条通りを東へ徒歩35分。

所在地 奈良県奈良市春日野町160
位置 北緯34度40分53秒 東経135度50分54秒
主祭神 春日神
(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の総称)
神体 御蓋山(神体山)
社格等 式内社(名神大)
二十二社(上七社)
旧官幣大社
勅祭社
別表神社
創建 神護景雲2年(768年)
本殿の様式 春日造
札所等 神仏霊場巡拝の道第15番(奈良第2番)
例祭 3月13日(春日祭)
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2023年12月10日

掛川城(かけがわじょう)は、遠江国佐野郡掛川(静岡県掛川市掛川)にあった日本の城

掛川城(かけがわじょう)は、遠江国佐野郡掛川(静岡県掛川市掛川)にあった日本の城。

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概要
戦国時代には東海道を扼する遠江国東部の中心、拠点として掛川はしばしば争奪戦の舞台となった。朝比奈氏によって逆川の北沿岸にある龍頭山に築かれたとされ、現在見られる城郭の構造の基本的な部分は安土桃山時代に同地に入封した山内一豊によるものである。

本丸を中心に、西に搦手、南東に大手を開き、北に天守曲輪である天守丸、その北に竹之丸、南に松尾曲輪、西に中の丸、東に二ノ丸と三ノ丸、その南を惣構えで囲んだ梯郭式の平山城であった。明治以降は、廃城令によって廃城処分とされ建物の一部を残して撤去され、道路や庁舎の建設によって大半の遺構が撤去されている。現在は、1854年に倒壊した天守や大手門などの一部の建物、塀が復元され、堀や土塁、石塁の復元が行われている。城跡の整備が城下に至り、電柱の埋設など都市景観の配慮に及んだ。予算の関係でこれ以上の木造復元計画はない。

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遺構
建築遺構としては、1861年(文久元年)に再建された二ノ丸御殿(二の丸御殿台所、釜戸、土塀、蔵、厠3部屋、割場、井戸の部分は明治時代に解体された)が現存し、1980年(昭和55年)に国の重要文化財に指定されている。現在、御殿内は入場可能となっており、採光や部屋割などをそのままにすることで、当時の風情を残す。そのほか構の遺構としては石垣や土塁、堀の一部が現存。

入場料: 天守閣・御殿 大人(高校生以上) 410円 / 小中学生 150円

このほかに、移築して現存する建築物としては、三ノ丸から本丸に移築された太鼓櫓が現存する。玄関下御門が明治維新後に、袋井市の油山寺にそのまま移築され、これも国の重要文化財に指定されている。大手門番所も幕末の建築であり、市の指定文化財に指定されている。また、掛川市円満寺の山門として蕗(富貴)の門が、どこの門か定かではないが菊川市西方(にしかた)の龍雲寺裏門に移築されている。

竹の丸は江戸時代には武家屋敷のあったところだが、明治以後は豪商の松本家が購入し、屋敷の建て替えを行った。この建築が、その後に掛川市の所有となって現存し、明治時代の上流階級の邸宅と小規模な庭園がある。2009年、建物の修復工事が行われ改修後は有形文化財として一般に公開されている。

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天守
1604年(慶長9年)の大地震で倒壊し1621年(元和7年) に再建されたが、1854年(安政元年)旧暦11月4日の嘉永東海地震により再び倒壊。その後、天守は再建されず、天守台などの遺構が残るのみであった。1994年(平成6年) 市民や地元企業などから10億円の募金を集めて、戦後初となる木造による天守を再建し、掛川のシンボルとなっている。

1621年に再建された姿は、『遠江国掛川城御天守台石垣土手崩所絵図』に描かれている。それによれば、2重目以上が板壁で2重目には唐破風出窓に華頭窓をもつ層塔型の天守が描かれている。3重目の壁は黒く縦横に線が描かれているため、戸板で囲まれた内縁高欄で、当初は外縁高欄であった。

現地情報
所在地
静岡県掛川市掛川1138-24
交通
東海旅客鉄道(JR東海)東海道新幹線・東海道本線・天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線 掛川駅北口から北へ徒歩7分。
料金
一般:400円
小・中学生:150円
上記料金で再建天守、現存御殿の2か所へ入館できる。
開館時間
2月1日から10月31日まで 午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)
11月1日から1月31日まで 午前9時から午後4時30分まで(入館は4時まで)
休館日
年末年始(12月30日から翌年1月1日まで)

別名 懸川城、懸河城、雲霧城、松尾城
城郭構造 平山城
天守構造 複合式望楼型3重4階(1621年再建 非現存
、1996年 木造復元)
築城主 朝比奈泰煕
築城年 文明年間(1469年〜1487年)
主な改修者 山内一豊
主な城主 朝比奈氏、山内氏、太田氏、石川氏
廃城年 1871年(明治4年)
遺構 二の丸御殿・太鼓櫓(移築)・大手門番所(移築)・石垣・土塁・堀(いずれも一部)、大手ニの門(移築)
指定文化財 国の重要文化財(二の丸御殿、大手ニの門)
再建造物 天守・門・土塀
位置 北緯34度46分31.5秒 東経138度0分53.04秒
posted by Kazu at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡県

2023年12月09日

須賀神社(すがじんじゃ)は、滋賀県長浜市西浅井町に鎮座する神社

須賀神社(すがじんじゃ)は、滋賀県長浜市西浅井町に鎮座する神社である。

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祭神
淳仁天皇
大山咋神 - 旧「小林神社」祭神
大山祇神 - 旧「赤崎神社」祭神

神紋
三ッ巴

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歴史
伝承によれば、天平宝字3年(764年)、「保良宮」として創始されたと伝わる。同5年から6年にかけて淳仁天皇がこの地に隠棲したことをもって後、淳仁天皇を合祀した。

明治43年(1910年)、小林神社と赤崎神社を合祀し、社号を須賀神社と改称し現在に至る。

本社は清浄が保たれ、現在でも手水舎より先は裸足で参拝するしきたりとなっている。

行事
例祭
4月3日に行われる。
淳仁天皇祭
淳仁天皇の没後、50年ごとに奉仕されている。文久3年(1863年)には1000年祭、昭和38年(1963年)には1200年祭、平成25年(2013年)には1250年祭が斎行された。

OIP.jpeg

所在地 滋賀県長浜市西浅井町菅浦439
位置 北緯35度27分43.0秒 東経136度08分24.2秒
主祭神 淳仁天皇・大山咋神・大山祇神
社格等 旧郷社
創建 天平宝字3年(764年)
例祭 4月3日
posted by Kazu at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 滋賀県

2023年12月08日

田嶋神社(たしまじんじゃ)とは佐賀県伊万里市波多津町にある神社

田嶋神社(たしまじんじゃ)とは佐賀県伊万里市波多津町にある神社である。

田嶋神社社殿.jpg

概要
現存する神社の本殿としては九州内最古とされ、15世紀建立と推定される。

中世領主である波多氏の津(港)であったことから「波多津」と呼ばれたこの地域の守り神として、佐賀県唐津市呼子町加部島の田島神社から分霊を勧請したと考えられている。

本殿は、簡素な造りだがかつては朱塗りの彩色社殿であったと考えられており、現在は本殿を保護する為の覆屋(おおいや)が設けられており、覆屋の格子越しに見学可能である。貴重な建築物として国重要文化財に指定されている。

田嶋神社本殿_02.jpg
本殿向拝部分

祭神
宗像三女神(田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神)を主神とし、八柱をまつっている。

社殿
田嶋神社は佐賀県伊万里市波多津町畑津1260番地にある。明治6(1873)年旧村社となった。建武元(1334)年に再建したと伝えられている。

祭神は多岐津姫命・市杵島姫命・田心姫命の宗像三女神を主神とし、明治時代に周辺の無格社が祀っていた菅原道真・伊弉諾尊・伊弉冉巫女・大国主命・天忍穂耳命を合わせて八柱を祀っている。

本殿は三間社流見世棚造という建築様式で造られ、切妻桟瓦葺覆屋の中にある。

重要文化財指定記念碑.jpg
重要文化財指定記念碑

歴史
唐津市呼子町加部島にある田島神社の末社とされる。創建年代は、加部島の田島神社が天平年代(730年頃)ではないかとされるが、波多津の田嶋神社は、神社の記録によると建武元年(1336年)に社殿が再建され、室町時代末期には岸岳城主波多氏の祈願所だったと伝えられている。

荒波激しい玄界灘に浮かぶ加部島の田島神社は古来「末盧(まつろ)国」の海路の安全と海産業の豊漁を願った「田島坐神社(たじまにゐますかみのやしろ)」として祀られていたようである。ここを基に、旧唐津領内に「田島神社」の流れを汲んだ社は数多く存在する。

文化財
国指定重要文化財 建造物
田嶋神社本殿(昭和62年6月3日指定)

交通アクセス
〒848-0102 佐賀県伊万里市波多津町畑津1260番地

JR筑肥線・松浦鉄道西九州線伊万里駅より車で約35分

最寄バス停 西肥バス 内野口

posted by Kazu at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐賀県
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