相内神社(あいのないじんじゃ)は、北海道北見市に鎮座する神社本庁包括下(北海道神社庁網走支部管内)の神社。旧社格は無格社。旧相内村の大部分を氏子区域とする。
概要
天照大神・豊受大神を祭神として祀り、社殿は神明造、千木は内削ぎ、鰹木の数は8本。境内社として相馬神社、三吉神社がある。明治の末年、この地域に入植した屯田兵による神明奉斎を神社創立の淵源とし、同神社の祖霊殿には屯田兵及びその親族・家族の霊を祀っている。
例祭日は9月23日で、氏子区域一円において神輿渡御が行われる。特有の神事として、毎年3月(雛祭り後の最初の日曜日)に行われる人形感謝祭がある。
祭神
天照大神(あまてらすおおかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の娘神。皇室の御祖神(みおやのかみ)にして、太陽神。皇大神宮(伊勢の神宮・内宮)の主祭神。皇室を初め国民崇敬の中心とされる神。高天原にて田畑を耕し、あるいは養蚕、織物をし、安定した国土を経営されたことにちなみ、国土安泰、福徳、開運、勝運を司る神とされる。
豊受大神(とようけのおおかみ)
稲または五穀の精霊神で、豊受大神宮(伊勢の神宮・外宮)の主祭神。天照大神に食事を給仕する職掌より食物・飲食を、また衣食住、商売繁昌、厄除開運、無病息災、延命長寿を司る神とされる。
交通
公共交通機関を利用する場合
JRを利用する場合は、石北本線相内駅下車、徒歩10分。北見駅、留辺蘂駅からの所要時間はいずれも約30分。ただし同駅には普通列車のみ停車。
バスを利用する場合は、北海道北見バス(温根湯・留辺蘂運動公園線)相内神社前停留所で下車、徒歩3分。北見停留所、留辺蘂停留所からの所要時間はいずれも約20分。
自家用車等を利用する場合
境内地が国道39号の北側に位置するため、北見市市街地方面からは右手、留辺蘂町方面からは左手となる。また、国道に面して駐車場入り口に看板が設置されている。
所在地 北海道北見市相内町51
位置 北緯43度48分2.7秒 東経143度45分54.7秒
主祭神 天照大神、豊受大神
創建 1921年(大正11年)
本殿の様式 神明造
例祭 9月23日
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