2022年06月18日
平ちゃん
この日は三越前にある『平ちゃん』に伺いました。
『平ちゃん』は同じく三越前にあるミシュラン一つ星のフレンチレストラン『La Paix(ラペ)』が新年限定で開催していた企画から生まれたお店だそうです。
フレンチの技法を使ったおでんレストランというコンセプトが気になっていたお店で、3週間前くらいに予約して土曜日の18:00に伺いました。
お店はこちらのビルのB1Fです。
「平ちゃん」の暖かい灯りです。
当然ですが予約だけで満席とのことです。
シックなドアを開けて階段を降りて地下1Fに向かいます。
スタッフの方に名前を告げて入店すると、目の前にはL字型のカウンターとオープンキッチンが広がります。
お料理は事前に「平ちゃんお任せコース(12,100円)」を予約していました。
ドリンクはせっかくなので「アルコールペアリング(七種類 500ml)8,250円」をお願いしました。
お料理はに合わせて、この日はワインを6種類も日本酒1種類をいただきました。
お箸にも平ちゃんと彫られていますね。箸置きもおでんの卵で可愛いです。
まずはシャンパン(ポル・ロジェ Pol Roger)で乾杯です。
複雑な香りが押し寄せてきて、楽しい気持ちになりますね。
■カマス クスクス
クスクスをサラダ菜で巻いて台座を作り、炙ったクスクスを乗せて手でいただきます。
カマスの旨味とサラダ菜の歯応え、クスクスの食感が面白くて美味しいですね。
続けて白ワイン(ドメーヌ・タタン カンシー)です。
■稚鮎 ケール
ケールの葉にカラッと揚がった稚鮎を乗せ、キウイと胡瓜のソースと一緒に巻いてかぶりつきます。
これは旨いですね。鮎のサクッとした食感、鮎の香りとキウイ、胡瓜の香りが鼻から抜けて、ケールのほどよい苦味が全体をまとめています。
白ワインの青リンゴのようなニュアンスと良く合っているように感じました。
次はオレンジワイン(グランセルヴァ)です。
2品のお料理に合わせてくださいとのことです。
ワイン単体でお出汁のようなニュアンスがあり、これは和食のお出汁に合いそうだなと感じます。
■新玉葱 グリンピース
グリンピースの冷製スープに、新玉葱のアイスクリーム、アクセントにカレーオイルがかかっています。
口に入れると、まずグリンピースの爽やかな香りが広がり、アイスクリームが溶けると新玉葱の甘み、カレーオイルの仄かに香るスパイスが広がって非常に美味しいですね。
■カツオ パプリカ
ねっとりとしたカツオに、赤パプリカのムースをたっぷり付けていただきます。
トマトの酸味とがアクセントになっていて美味しいですね。エディブルフラワーも美しいです。
オレンジワインの出汁感とカツオの旨味が良く合います。
次は日本酒(文佳人 夏純吟)です。
やや甘めですっきりとした夏限定の日本酒だそうです。
■平ちゃんのスペシャリテ おでん春巻き
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おでんの大根、エビ、エビのムースを春巻きになった平ちゃんのスペシャリテです。
春巻きにかぶりつくと、ジューシーなおでんの大根の旨味とパリパリの食感が意外に合いますね。
私はからしをつけた方が圧倒的に美味しいと感じました。
二口目からはプリプリのエビとムースの旨味がたっぷりでさすがスペシャリテという旨さです。
次の白ワイン(ヤルデン カツリン シャルドネ)をいただきます。イスラエルのワインです。
樽香とバターのような香りがフワリと広がり、味わいが複雑で美味しいですね。
■甘鯛 山菜
甘鯛の松笠焼きです。鯛の繊細な旨味とカリカリの鱗の食感が楽しいですね。
山菜の苦味と、出汁の美味しさを堪能できます。
白ワインとよく合いますね。
■Tsumire モロヘイヤ
いわし100%のつみれです。
イワシの削り節がかかっていて、こちらも白ワインと良く合いました。
次はロゼワイン(Rosé des Cimes)です。
こちらもなぜか出汁感を感じるワインです。
■那須御養卵「極」 牛頬 牛すじ
牛頬肉は柔らかくホロホロで、牛すじはねっとりとして旨いです。
卵は半熟トロトロで濃厚な黄身が旨いです。
■おでん盛り合わせ
この日は以下の3種でした。
柚子の皮を削って振りかけているので爽やかな香りとお出汁の香りが堪らないですね。
・こんにゃく
・鳥つくね(軟骨)
・ごぼうとにんじんのさつま揚げ
どれも丁寧に作られていて上質なおでんです。
ロゼの出汁感とよく合いますね。
ここで赤ワイン(ランゲ ネッビオーロ ソレッレ デ ニコラ フェイレス)です。
■アオリイカの和風パエリア
土鍋で炊いたパエリアです。
お米のうえにアオリイカ、アオリイカのラグー、アサリ、新鮮なアンキモと新生姜を乗せて炊き上げています。
1杯目はそのまま、2杯目はお出汁を掛けていただきます。
旨味が溢れてたまらない美味しさです。
私は欲張って計3杯も食べてしまいました。
胡瓜のぬか漬け、茗荷の甘酢漬け、べったら漬けのお新香もいただけました。
■ラベスペシャリテ 韃靼そば茶のブラマンジェ
韃靼そば茶のブラマンジェにフランス産のお塩のアイスクリームが乗っています。
甘みと塩味のバランスが絶妙ですね。
■大人のクリームソーダパフェ
シャンパンを使って仕上げる、その名のとおり大人のパフェです。
パチパチとした食感が楽しく最後まで楽しいデザートでした。
ほうじ茶を飲んでふと気が付くと、約3時間経っていました。
本当に素晴らしい時間でした。
スペシャリテを楽しめるフルコースにアルコールペアリングが7種類も付いて2人で約45,000円は満足度が高いです。(サービス料10%が含まれます)
お会計をして帰り際にお土産として「アオリイカの和風パエリア」と特製のおかかをいただきました。翌日にいただきましたが自宅で美味しいパエリアを食べられて大満足でした。(写真は1パックですが、妻と二人で計4パックもいただきました)
ぜひまた季節のおでんをいただきに伺いたいと思います。
ごちそうさまでした。
『平ちゃん』は同じく三越前にあるミシュラン一つ星のフレンチレストラン『La Paix(ラペ)』が新年限定で開催していた企画から生まれたお店だそうです。
フレンチの技法を使ったおでんレストランというコンセプトが気になっていたお店で、3週間前くらいに予約して土曜日の18:00に伺いました。
お店はこちらのビルのB1Fです。
「平ちゃん」の暖かい灯りです。
当然ですが予約だけで満席とのことです。
シックなドアを開けて階段を降りて地下1Fに向かいます。
スタッフの方に名前を告げて入店すると、目の前にはL字型のカウンターとオープンキッチンが広がります。
お料理は事前に「平ちゃんお任せコース(12,100円)」を予約していました。
ドリンクはせっかくなので「アルコールペアリング(七種類 500ml)8,250円」をお願いしました。
お料理はに合わせて、この日はワインを6種類も日本酒1種類をいただきました。
お箸にも平ちゃんと彫られていますね。箸置きもおでんの卵で可愛いです。
まずはシャンパン(ポル・ロジェ Pol Roger)で乾杯です。
複雑な香りが押し寄せてきて、楽しい気持ちになりますね。
■カマス クスクス
クスクスをサラダ菜で巻いて台座を作り、炙ったクスクスを乗せて手でいただきます。
カマスの旨味とサラダ菜の歯応え、クスクスの食感が面白くて美味しいですね。
続けて白ワイン(ドメーヌ・タタン カンシー)です。
■稚鮎 ケール
ケールの葉にカラッと揚がった稚鮎を乗せ、キウイと胡瓜のソースと一緒に巻いてかぶりつきます。
これは旨いですね。鮎のサクッとした食感、鮎の香りとキウイ、胡瓜の香りが鼻から抜けて、ケールのほどよい苦味が全体をまとめています。
白ワインの青リンゴのようなニュアンスと良く合っているように感じました。
次はオレンジワイン(グランセルヴァ)です。
2品のお料理に合わせてくださいとのことです。
ワイン単体でお出汁のようなニュアンスがあり、これは和食のお出汁に合いそうだなと感じます。
■新玉葱 グリンピース
グリンピースの冷製スープに、新玉葱のアイスクリーム、アクセントにカレーオイルがかかっています。
口に入れると、まずグリンピースの爽やかな香りが広がり、アイスクリームが溶けると新玉葱の甘み、カレーオイルの仄かに香るスパイスが広がって非常に美味しいですね。
■カツオ パプリカ
ねっとりとしたカツオに、赤パプリカのムースをたっぷり付けていただきます。
トマトの酸味とがアクセントになっていて美味しいですね。エディブルフラワーも美しいです。
オレンジワインの出汁感とカツオの旨味が良く合います。
次は日本酒(文佳人 夏純吟)です。
やや甘めですっきりとした夏限定の日本酒だそうです。
■平ちゃんのスペシャリテ おでん春巻き
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おでんの大根、エビ、エビのムースを春巻きになった平ちゃんのスペシャリテです。
春巻きにかぶりつくと、ジューシーなおでんの大根の旨味とパリパリの食感が意外に合いますね。
私はからしをつけた方が圧倒的に美味しいと感じました。
二口目からはプリプリのエビとムースの旨味がたっぷりでさすがスペシャリテという旨さです。
次の白ワイン(ヤルデン カツリン シャルドネ)をいただきます。イスラエルのワインです。
樽香とバターのような香りがフワリと広がり、味わいが複雑で美味しいですね。
■甘鯛 山菜
甘鯛の松笠焼きです。鯛の繊細な旨味とカリカリの鱗の食感が楽しいですね。
山菜の苦味と、出汁の美味しさを堪能できます。
白ワインとよく合いますね。
■Tsumire モロヘイヤ
いわし100%のつみれです。
イワシの削り節がかかっていて、こちらも白ワインと良く合いました。
次はロゼワイン(Rosé des Cimes)です。
こちらもなぜか出汁感を感じるワインです。
■那須御養卵「極」 牛頬 牛すじ
牛頬肉は柔らかくホロホロで、牛すじはねっとりとして旨いです。
卵は半熟トロトロで濃厚な黄身が旨いです。
■おでん盛り合わせ
この日は以下の3種でした。
柚子の皮を削って振りかけているので爽やかな香りとお出汁の香りが堪らないですね。
・こんにゃく
・鳥つくね(軟骨)
・ごぼうとにんじんのさつま揚げ
どれも丁寧に作られていて上質なおでんです。
ロゼの出汁感とよく合いますね。
ここで赤ワイン(ランゲ ネッビオーロ ソレッレ デ ニコラ フェイレス)です。
■アオリイカの和風パエリア
土鍋で炊いたパエリアです。
お米のうえにアオリイカ、アオリイカのラグー、アサリ、新鮮なアンキモと新生姜を乗せて炊き上げています。
1杯目はそのまま、2杯目はお出汁を掛けていただきます。
旨味が溢れてたまらない美味しさです。
私は欲張って計3杯も食べてしまいました。
胡瓜のぬか漬け、茗荷の甘酢漬け、べったら漬けのお新香もいただけました。
■ラベスペシャリテ 韃靼そば茶のブラマンジェ
韃靼そば茶のブラマンジェにフランス産のお塩のアイスクリームが乗っています。
甘みと塩味のバランスが絶妙ですね。
■大人のクリームソーダパフェ
シャンパンを使って仕上げる、その名のとおり大人のパフェです。
パチパチとした食感が楽しく最後まで楽しいデザートでした。
ほうじ茶を飲んでふと気が付くと、約3時間経っていました。
本当に素晴らしい時間でした。
スペシャリテを楽しめるフルコースにアルコールペアリングが7種類も付いて2人で約45,000円は満足度が高いです。(サービス料10%が含まれます)
お会計をして帰り際にお土産として「アオリイカの和風パエリア」と特製のおかかをいただきました。翌日にいただきましたが自宅で美味しいパエリアを食べられて大満足でした。(写真は1パックですが、妻と二人で計4パックもいただきました)
ぜひまた季節のおでんをいただきに伺いたいと思います。
ごちそうさまでした。
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