2019年05月06日
TAMIYA M4A3E2 JUMBO(ジャンボ) 完成!
TAMIYA M4A3E2 JUMBO(ジャンボ) 製作記事ですが
前回の記事投稿からかなり時間を空けてしまいました。
ですが、その間何もしていなかったわけではなく、シャーマンジャンボの製作に勤しんでおりました。
というわけでとりあえずキットは完成しました。
今回は製作途中の記事は諸般の事情によりございません。
製作途中の写真を掲載しながら製作を振り返りたいと思います。
1.まずはキットの組立を完成させます。
この時点ではかなりプラスチックのおもちゃっぽい外見です。
2.この上にクレオスの「Mrサーフェーサー1000番」を吹きます。
サーフェーサーを吹き付けることにより下地処理に加えプラスチックっぽさを無くすことが出来ます。
3.サーフェーサー塗付後、1回目の塗装としてフラットブラックを塗付します。
今回は基本色のオリーブドラブを塗装する前に陰の色を全体に吹いてみました。
この陰の色はキットの細かい個所、例えば車輪の間等にもまんべんなく吹き付けておきます。
出来れば車体の裏側にも色を回しておくとよいと思います。
4.次に基本色となるオリーブドラブを塗付します。
今回選択した塗料はMr.カラー38番「オリーブドラブ(2)」です。
先に塗付したフラットブラックが陰として残るよう、また立体感が出るよう塗付していきます。
5.次は細部の筆塗りです。
ホイールのゴム部分や機関銃類等の鉄の部分にフラットブラックを塗っていきます。スコップ等の木部は先にTAMIYAアクリルのXF78「木工甲板色」を塗った後にTAMIYAエナメルX-26「クリヤーオレンジ」とXF-64「レッドブラウン」を混色した色を塗り重ねます。
この方法は仲田裕之氏の技法で透過技法と言います。
6.TAMIYAエナメルのフラットブラックを溶剤で薄く溶き、車体全体に塗っていきます。ウオッシングの際ですが、エナメル塗料はプラスチックを劣化させることがあるので薄く塗り伸ばしていくようにします。
次にエナメル溶剤を筆にとり、先ほどのウオッシングで塗った塗料を拭き取っていきます。全体的に拭き取ってしまうと汚しの意味がなくなってしまうので、一段階色を落とした(暗くした)感じにするのがコツです。
7.次はドライブラシの工程です。
エナメルのオリーブドラブを基本としてイエローグリーンを足していき、何段階かに分けて車体にドライブラシを施していきます。回数を重ねるごとにキットのエッジ部分等に塗料が乗っていき車体に立体感が出てくるのが分かると思います。
8.この時点で水性のつや消しのクリヤーをエアブラシで車体全体に吹き付けます。
これはエナメル塗料でウオッシングやドライブラシを施したことにより車体全体的にテカリが出てしまったものをつや消しクリヤーで全体的にコートすることでテカリを抑える意味合いがあります。
9.次はデカールの貼付です。
古いキットでしたのでデカールが劣化していないか心配でしたが、問題ありませんでした。説明書を参考に車体の数か所にデカールを貼り付けていきます。
デカールを貼付する箇所にMr.マークセッターを塗付しその後Mr.マークソフターでデカールを軟化させて貼付箇所に馴染むようにします。
マークソフターを塗付した直後にデカールに触れてしまうことは言うまでもありませんが厳禁です。
10.デカールが乾いたら汚しをします。
汚しのツールは今や各メーカから各種出されれいるものと思われますが、
私は大分前からTAMIYAから販売されているウェザリングマスターを好んで使用しています。
このパステルで車体の下部を中心に汚しを施していきます。
11.最後に鉄部分に銀入れを施して完成です
銀入れはスコップや機関銃類にエナメルのクロームシルバーをドライブラシの要領で軽く塗付します。
さて、製作後記ですが
今回製作したシャーマンジャンボですが、こちらは私の友人から依頼品になります。
この記事を書いている現在、私の手元にはなく既に思い出のキットとなってしまいました(笑)
依頼品を製作したのは初めてですが、自分の完成品が果たして依頼主に気に入ってもらえるのかを自問自答しながらの製作になりました。
それは、汚しの程度や色味の感覚等個人ごとに好みがあると思うからなのですが、最初に依頼された際に
「格好良く作ってほしい」というものでしたので
私の感覚で格好良く作ってみるしかないと思い何とかここまで仕上げました。
完成品を贈った際に依頼主は喜んでくれているように見受けられましたので、まずまずの出来だったと推測したいと思います。
最近現用戦車を製作することが多かったのですが、
このシャーマンジャンボで久しぶりのWWU時の戦車製作となりました。
WWU時の戦車は現代に比べれば非常にシンプルな構造ではありますが、それだけに完成品をリアルに仕上げるのはなかなかに難しくそして面白みがある作業だなと、あらためて実感しました。
ドイツ戦車を製作することが多い私ですが、今回のシャーマンジャンボを製作したことにより
連合軍側の戦車もなかなか良いなと感じました(迷彩が無く何せ塗装が楽・・・)
機会があれば通常のシャーマンにもチャレンジしてみようかなと思います。
これにてTAMIYA M4A3E2 JUMBO(ジャンボ)の製作記事は終了になります。
お付き合いいただきありがとうございました。
こちらで紹介しているTAMIYA M4A3E2 JUMBO(ジャンボ)は
AMAZONから入手できます。
前回の記事投稿からかなり時間を空けてしまいました。
ですが、その間何もしていなかったわけではなく、シャーマンジャンボの製作に勤しんでおりました。
というわけでとりあえずキットは完成しました。
今回は製作途中の記事は諸般の事情によりございません。
製作途中の写真を掲載しながら製作を振り返りたいと思います。
1.まずはキットの組立を完成させます。
この時点ではかなりプラスチックのおもちゃっぽい外見です。
2.この上にクレオスの「Mrサーフェーサー1000番」を吹きます。
サーフェーサーを吹き付けることにより下地処理に加えプラスチックっぽさを無くすことが出来ます。
3.サーフェーサー塗付後、1回目の塗装としてフラットブラックを塗付します。
今回は基本色のオリーブドラブを塗装する前に陰の色を全体に吹いてみました。
この陰の色はキットの細かい個所、例えば車輪の間等にもまんべんなく吹き付けておきます。
出来れば車体の裏側にも色を回しておくとよいと思います。
4.次に基本色となるオリーブドラブを塗付します。
今回選択した塗料はMr.カラー38番「オリーブドラブ(2)」です。
先に塗付したフラットブラックが陰として残るよう、また立体感が出るよう塗付していきます。
5.次は細部の筆塗りです。
ホイールのゴム部分や機関銃類等の鉄の部分にフラットブラックを塗っていきます。スコップ等の木部は先にTAMIYAアクリルのXF78「木工甲板色」を塗った後にTAMIYAエナメルX-26「クリヤーオレンジ」とXF-64「レッドブラウン」を混色した色を塗り重ねます。
この方法は仲田裕之氏の技法で透過技法と言います。
6.TAMIYAエナメルのフラットブラックを溶剤で薄く溶き、車体全体に塗っていきます。ウオッシングの際ですが、エナメル塗料はプラスチックを劣化させることがあるので薄く塗り伸ばしていくようにします。
次にエナメル溶剤を筆にとり、先ほどのウオッシングで塗った塗料を拭き取っていきます。全体的に拭き取ってしまうと汚しの意味がなくなってしまうので、一段階色を落とした(暗くした)感じにするのがコツです。
7.次はドライブラシの工程です。
エナメルのオリーブドラブを基本としてイエローグリーンを足していき、何段階かに分けて車体にドライブラシを施していきます。回数を重ねるごとにキットのエッジ部分等に塗料が乗っていき車体に立体感が出てくるのが分かると思います。
8.この時点で水性のつや消しのクリヤーをエアブラシで車体全体に吹き付けます。
これはエナメル塗料でウオッシングやドライブラシを施したことにより車体全体的にテカリが出てしまったものをつや消しクリヤーで全体的にコートすることでテカリを抑える意味合いがあります。
9.次はデカールの貼付です。
古いキットでしたのでデカールが劣化していないか心配でしたが、問題ありませんでした。説明書を参考に車体の数か所にデカールを貼り付けていきます。
デカールを貼付する箇所にMr.マークセッターを塗付しその後Mr.マークソフターでデカールを軟化させて貼付箇所に馴染むようにします。
マークソフターを塗付した直後にデカールに触れてしまうことは言うまでもありませんが厳禁です。
10.デカールが乾いたら汚しをします。
汚しのツールは今や各メーカから各種出されれいるものと思われますが、
私は大分前からTAMIYAから販売されているウェザリングマスターを好んで使用しています。
このパステルで車体の下部を中心に汚しを施していきます。
11.最後に鉄部分に銀入れを施して完成です
銀入れはスコップや機関銃類にエナメルのクロームシルバーをドライブラシの要領で軽く塗付します。
さて、製作後記ですが
今回製作したシャーマンジャンボですが、こちらは私の友人から依頼品になります。
この記事を書いている現在、私の手元にはなく既に思い出のキットとなってしまいました(笑)
依頼品を製作したのは初めてですが、自分の完成品が果たして依頼主に気に入ってもらえるのかを自問自答しながらの製作になりました。
それは、汚しの程度や色味の感覚等個人ごとに好みがあると思うからなのですが、最初に依頼された際に
「格好良く作ってほしい」というものでしたので
私の感覚で格好良く作ってみるしかないと思い何とかここまで仕上げました。
完成品を贈った際に依頼主は喜んでくれているように見受けられましたので、まずまずの出来だったと推測したいと思います。
最近現用戦車を製作することが多かったのですが、
このシャーマンジャンボで久しぶりのWWU時の戦車製作となりました。
WWU時の戦車は現代に比べれば非常にシンプルな構造ではありますが、それだけに完成品をリアルに仕上げるのはなかなかに難しくそして面白みがある作業だなと、あらためて実感しました。
ドイツ戦車を製作することが多い私ですが、今回のシャーマンジャンボを製作したことにより
連合軍側の戦車もなかなか良いなと感じました(迷彩が無く何せ塗装が楽・・・)
機会があれば通常のシャーマンにもチャレンジしてみようかなと思います。
これにてTAMIYA M4A3E2 JUMBO(ジャンボ)の製作記事は終了になります。
お付き合いいただきありがとうございました。
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