多くの方がもつ、資産運用のイメージは「お金持ちが財産をふやすために行うもの」
ようするに自分には縁遠いものと感じている方が多いようです。
そのほか「難しそう」「リスクが高そう」。はたまた「なんか怖い」「だまされる」といった否定的なイメージを持っているかもしれません。
誰でもすでに資産運用している
しかし、まず強調しておきたいことがあります。ほとんどの方は、すでに資産運用を行っているのです。
たとえば皆さんが、毎月もらう給料から生活費を捻出している場合、給料の多くの部分は、家賃や食費、光熱費、日用品の購入費、遊興費などで消費されます。
しかし、手元に多かれ少なかれ、お金が余ることもあります。
そのお金はどのように管理しているでしょうか。
財布の中に現金で持つ人、また銀行に預金する人等がいると思います。預金する際に、しばらく使う予定のないお金を、金利の高い定期預金口座に入金したことがある方も多いでしょう。
このように、自分のお金をどのように管理し、殖やしていくかを考え、実行していくことが資産運用。
誰でも行ったことがありますよね
手元に一円でもお金があれば、積極的に運用している意識はなくても、資産運用についての選択を都度都度行っていることになるのです。
金融資産と実物資産の違いとは?
さて、資産には大きく二つの種類に分けられます。それは、金融資産と実物資産です。
金融資産は、現金・預金、有価証券等のことをいいます。特徴として、ものそれ自体に価値がないことがあります
誰にとっても価値のある紙幣も、実体は単なる紙切れですよね。
金融資産の証書(紙・電子データ)にはほとんど価値がありませんが、その証書に表される権利に価値があるんです。
金融資産の種類
現金(円・外貨)
預金(円・外貨)
株式
投資信託
公社債
保険
年金
暗号資産(仮想通貨)
いっぽう実物資産とは、その名のとおり、物としての形がある財産です。
実物資産は金融資産と異なり、物そのものが何らかの利用価値を持っています。自分で使用することもでき、欲しい人に売却してお金を得ることもできます。
実物資産の種類
家屋・マンション
土地
自動車
貴金属・宝石
美術品
資産運用では、手元のお金を金融資産で持つか、実物資産で持つかということが重要な選択肢となります。また、金融資産・実物資産それぞれに、多くの資産の種類があります。
各資産の特徴、メリット・デメリットを考慮し、目的に合わせて選ぶことが大切です。
【このカテゴリーの最新記事】