7万円のマンションに住んでいる女性が風呂なし物件は考えられないというのは、風呂なしというよりもセキュリティの話。
また、風呂でくつろぎたいというのは、本当のところは贅沢。銭湯でいちいちジュースを飲むのも贅沢。
そのためにバイトをしているというのは選択肢の問題。
好きにすればいいだけ。
ただ、大事なポイントは、住居費というのは非常に大きな固定費。
これを削減できればお金の使い道は増える。
ルームメイトを探して一緒に住むといった現実的な対応もある。
もっとも、そういう賢い人はとっくにやっているので、いちいち下らない文句など発信しない。
それだけの話だ。
Yahoo!より、
「若者に風呂なし物件が人気」報道への違和感 女子学生は「『レトロブーム』で若者の貧困を片付けないで」
1/22(日) 15:15配信
マネーポストWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/26dc7c37b4eec09ccbc4d2697a721704784bb399
記事より、
最近、若者たちの間で「あえて風呂なし物件を選ぶ」というライフスタイルが人気化していると複数のメディアが報じ、注目を集めている。報道によると、レトロブームやミニマルライフなどがトレンドとなっていることを背景に、最小限のモノを中心とした“持たない生活”を送る若者が増えているのだという。家に風呂がなくとも近所の銭湯を利用したり、またジムなどの施設にあるシャワーを活用したりすれば困らない、という内容も紹介された。
こうした報道に対して、「若者の貧困」という社会問題を趣味嗜好の問題に転嫁し、経済的な課題を不可視化しているという批判も出ている。実際に一人暮らしをしている学生たちの間でも違和感は大きいという。
北陸出身で、上京して都内の私立大学に通っている男子学生・Aさん(20歳)はこう語る。
「このニュースを見て最初に感じたのは、『いや、純粋に銭湯利用したら高くない?』ということです。仮に週5回利用したら、銭湯代だけで月に1万円かかりますよね。しかも銭湯のドライヤーって有料だし、飲み物とか買ったら1回500円以上の出費になりますよ。夏場は汗もかくし毎日利用したいけれど、銭湯にも定休日があるので、そうなると少し遠い銭湯まで足を伸ばさなければならない。
大学生になると多少はオシャレにも気を使い始めるわけで、女子たちに『臭い』と思われたくないですし……。記事の中に『ジムのシャワーを利用』とありますが、そもそもジムの月額料金は高いですよ。それを払える人は、普通に考えて風呂なし物件を選びませんよね。記事の内容にはかなり違和感を覚えました」(Aさん)
東北から大学進学のために上京し、都内のアパートに住んでいる女子学生・Bさん(19歳)は、風呂なし物件は不安が多いという。
「正直、『私はあり得ない!』と思いました。男子ならまだお風呂がないような古いアパートに住めるかもしれないけれど、セキュリティの問題もあるし、女子学生が満足に暮らせるとは思いません。私はいま奨学金を借りていて、飲食とアパレルのアルバイトを2つ掛け持ちして、どうにか家賃7万円のところに暮らしています。大学の課題も多くてかなりキツいので、遊ぶ暇もほぼないです。日々の疲れを取るという面でもお風呂がない物件はありえない。『レトロブーム』なんて言葉で、若者の貧困問題を片付けないでほしいと思います」(Bさん)
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