2015年12月26日
重曹掃除の活用術!お風呂じゅうたんレンジなどの重曹掃除法
薬局や100円ショップなどで簡単に手に入るようになった重曹。
しかし、実際に重曹を使い掃除をするとなると
「使いかたがわからない」「分量がわからない」「どの場所に使えるのかわからない」
などいろんな悩みがあります。
しかし、使いかたさえわかれば重曹は色んな場所で使える魔法の洗剤なんです。
今回は重曹を「粉末」「ペースト」「水溶液」3つのタイプに分け、場所別に重曹掃除活用法を紹介します。
重曹を粉で使う活用術!
重曹にはいろんな使い方があります。
どのように使っていいかわからないあなたは一番簡単な方法である粉で使ってみましょう。
■じゅうたんの気になる臭いは重曹の粉で吸着!?■
じゅうたんやカーペットは生活の臭いが染み込んだりするとお部屋全体の臭いになり、気になりますよね?
そんなじゅうたんの臭いを重曹を使い取り除くというのです。
@重曹を粉のまま、面が見えないくらいにタップリとまきます。
A最低1時間放置します。においが気になる場合は一晩放置(理想は一晩が良い)
B重曹を掃除機で吸います。
A最低1時間放置します。においが気になる場合は一晩放置(理想は一晩が良い)
B重曹を掃除機で吸います。
これだけでじゅうたんの臭いが取れます。
掃除機で吸うときのポイントは、アルファベットのMを描くように掃除機で吸うのがコツです。
吸い残しがないようにゆっくりていねいに掃除機をかけましょう。
重曹でじゅうたんの掃除をすると細かい皮脂の汚れやゴミを一緒に吸着してくれます。
重曹の粉自体が臭いを吸着する性質があるため、臭いが取れるというのです。
■じゅうたんのしみ抜きは粉重曹で!■
さらにじゅうたんのシミ抜きもできちゃうんです。
じゅうたんの形状、材質やシミの程度にもよりますが、軽いシミなら取ることもできるんです。
@シミの部分に粉のままふりかけます。
Aしばらく放置します。
B重曹を吸い取ります。
Aしばらく放置します。
B重曹を吸い取ります。
重曹にはわずかながらの漂白効果もあるそうです。
重曹の粉にある漂白力、消臭力、吸着力がじゅうたんのシミを取りやすくするそうなんです。
■お風呂の排水溝臭いとぬめりは粉と○でスッキリ!■
浴室で気になる場所の一つが排水溝の臭いです。
常に水が流れるのでぬめりも発生します。
排水溝のいやーな臭いとぬめりを重曹の粉とお酢でスッキリさせます。
@重曹の粉を排水溝のフチにまんべんなくまきます。
A粉の上からお酢をコップ半分くらい回しかけます。(シュワシュワと泡が出ます)
B歯ブラシでしつこい汚れをこすり、シャワーで流します。
A粉の上からお酢をコップ半分くらい回しかけます。(シュワシュワと泡が出ます)
B歯ブラシでしつこい汚れをこすり、シャワーで流します。
これだけで汚れと臭いが取れてスッキリします。
この方法は重曹(弱アルカリ性)とお酢(酸性)から出た泡の力で汚れを浮き上がらせて剥がれやすい状態にしてお手入れがしやすくなるというわけなんです。
●注意すること●
お酢は酸性ですので、塩素系漂白剤(カビ取り剤など)と一緒に使うと危険なガスが発生します。
絶対一緒に使用しないでください!
どちらか使用した場合は別の日に使用してください。
絶対一緒に使用しないでください!
どちらか使用した場合は別の日に使用してください。
重曹ペーストを使う掃除術
次は重曹をペースト状にした「重曹ペースト」を使い掃除をしていきましょう。
●重曹ペーストの作り方●
@重曹を小さ目の容器に入れます。
A水を重曹6:水4の割合で混ぜ合わせます。
スプーンを斜めに持ち上げたときポトッと落ちる固さがめやすになります。
A水を重曹6:水4の割合で混ぜ合わせます。
スプーンを斜めに持ち上げたときポトッと落ちる固さがめやすになります。
重曹ペーストを使うと、合皮のイスの汚れやプラスチック製のゴミ箱の汚れなど幅広く活躍します。
さらに、重曹ペーストが一番活躍するのがキッチンの油汚れなんです!
■HIヒータのギトギトの油汚れは重曹ペーストとラップで撃退■
HIヒーターなどを掃除するときに、スポンジでゴシゴシとこするとキズがつきやすいです。
そこでラップと重曹ペーストが活躍します。
@ラップをゴルフボールくらいの大きさにクシャクシャと丸めます。
Aラップに重曹ペーストをつけて円を描くように磨きます。
B固めに絞った濡れぞうきんで拭きます。
C仕上げに乾拭きします。
Aラップに重曹ペーストをつけて円を描くように磨きます。
B固めに絞った濡れぞうきんで拭きます。
C仕上げに乾拭きします。
これでけでギトギトの油汚れをおとすことができるんです。
スポンジを使うと洗剤がスポンジに吸収されて洗剤効率が悪くなり、構造も粗いために、天板にキズも付きやすいです。
ラップを使うことで洗剤が吸収されることもなく、キズも付きにくくなります。
さらに重曹ペーストの研磨力が重なり油汚れを優しく擦り落としてくれるというのです。
■魚焼きグリルはスポンジの○○カットで落とす!?■
意外と掃除が面倒くさいのが魚焼きグリルです。
こびり付いた頑固なコゲや網などの細かいところまで汚れを落とすのは一苦労ですよね?
ここでも重曹ペーストが活躍します。
スポンジに重曹ペーストを付けて汚れを落としていくのですが、スポンジにひと工夫加えます。
カッターで碁盤の目のように切れ込みを入れ、重曹で磨いていくのです
グリルの網がスポンジの切れ目に上手く入り込み、汚れを簡単に落としやすくなります。
そのスポンジの形がカットしたマンゴーに似ているため、「マンゴーカット」とも呼ばれているそうです。
●さらに頑固な汚れには?●
重曹ペーストだけでは落ちない頑固な油汚れには、重曹ペーストにあるものを加えます。それは…
液体せっけん(ハンドソープ)を加えちゃうんです。
液体石けんを混ぜると、液体石けんに含まれる界面活性剤の働きにより、洗浄力がプラスされます。
この働きによって頑固な汚れも落ちやすくなるというのです。
液体せっけん(ハンドソープ)を加えちゃうんです。
液体石けんを混ぜると、液体石けんに含まれる界面活性剤の働きにより、洗浄力がプラスされます。
この働きによって頑固な汚れも落ちやすくなるというのです。
■お風呂鏡の水垢は重曹ペーストとストッキング団子で簡単に落とす■
お風呂の水垢の原因は人間からでる皮脂と石けんカス、水の成分が残り固まった汚れが水垢になります。
重曹の研磨力とストッキング団子で落としていきます。
●ストッキング団子の作り方●
靴下を丸めます。
丸めた靴下にストッキングを被せ、手に持ちやすい形に整えます。
これでストッキング団子の完成です。
丸めた靴下にストッキングを被せ、手に持ちやすい形に整えます。
これでストッキング団子の完成です。
@ストッキング団子の先端に重曹ペーストを付けます。
Aクルクルと円を描くようにこすります。(顔のお手入れみたいな力加減で)
Bシャワーで洗い流して、乾いたタオルで乾拭きする。
Aクルクルと円を描くようにこすります。(顔のお手入れみたいな力加減で)
Bシャワーで洗い流して、乾いたタオルで乾拭きする。
乾拭きするときは、同じ方向に拭くと拭きムラができにくくなります。
鏡の水垢を防ぐ方法は毎回、お風呂から上がる直前にシャワーで流しながらスポンジで軽くこするだけで水垢が付きにくくなります。
これは、重曹の研磨力を使い水垢を落とす方法ですが、クエン酸で水垢を落とす方法もあります。
⇒クエン酸で落とす方法はこちらから。
●重曹ペーストの注意点●
・白く残るので必ず水拭きをする。
・研磨力が優れているので力任せに強くこすらない
・木やアルミなどの変色に注意する。
・研磨力が優れているので力任せに強くこすらない
・木やアルミなどの変色に注意する。
重曹水を使う掃除術
●重曹水スプレーの作り方●
@重曹と水を重曹1:水9の割合で混ぜます。
Aスプレーに入れます。
Aスプレーに入れます。
この重曹水を使いキッチンのレンジフードや壁を掃除していきます。
■キッチンのレンジフードの汚れは軍手ぞうきんで落とす!?■
@ゴム手袋の上から軍手をはめます。
A手に直接、重曹水を噴きつけます。
Bレンジフードを手でこすります。
A手に直接、重曹水を噴きつけます。
Bレンジフードを手でこすります。
これだけでレンジフードの汚れも簡単にとることができます。
この軍手ぞうきんを使った方法は家電などいろんな場所で応用がききます。
⇒その他の軍手ぞうきんを使った掃除法はこちらから。
このように重曹水は使いやすく、手軽に使えるため家のいろんな場所で使うことができるのが特長になります。
■油ベトベトの電子レンジの中を重曹水でスッキリ落とす!■
@ゴム手袋をはめ、裾部分を3pほど折り返す。(液だれでヒジが濡れないため)
A重曹水を容器に用意して、ふきんを浸す。
Bたっぷり濡れた状態のままふきんをレンジで温める。(約1分)
C熱いままのふきんでレンジ内の汚れを拭く。
A重曹水を容器に用意して、ふきんを浸す。
Bたっぷり濡れた状態のままふきんをレンジで温める。(約1分)
C熱いままのふきんでレンジ内の汚れを拭く。
これで電子レンジの中はキレイになります。
重曹水の洗浄力と、レンジで温めたことにより、中が蒸された状態になっています。
このことにより、汚れが浮いて落ちやすくなっています。
さいごに
今回は重曹を3つのタイプにわけ場所別の掃除方法を紹介しました。
●重曹の3タイプ●
●粉は「吸着力」
●ペースト「研磨力」
●水「手軽さ」
●ペースト「研磨力」
●水「手軽さ」
この3タイプを知っておくだけで、重曹を使ったお掃除の幅が広がっていきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
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