東京に帰ってきましたが寒くてビックリしました(汗)広島は今日は34℃の気温だったので正直10℃近くの気温差があるのは体に辛いです・・・
しかも今回の広島は3日間すべて歩きっぱなしでした!!初日は尾道の千光寺をロープウェイ使わず山の階段を往復し、2日目は宮島の弥山を登山し、最終日の今日は島を1時間半かけて徒歩で一周する内容でした。
さて最後のテーマであるウサギはどうだったのか今回は簡単に歴史も交えながらお話します。
早速歴史ですが今回は三原市内に宿泊したのですが、ここは戦国武将の毛利元就の嫡男である毛利三本矢の逸話である三兄弟が一人小早川隆景が治めた土地でした。三原城も築城し、領地内をもめごとほとんどなく治めたという思慮深く統治が上手な領主だったようです。新幹線のとまる三原駅構内から階段で上がるとすぐに三原城跡にたどり着けます。天守閣はありません。
改札を出て少し歩くと三原市の歴史資料館があり、無料で入れます!!
そして今日の目的地は大久野島(おおくのしま)別名ウサギ島!!
アクセスは三原市駅から呉線で25分位で忠海駅(ただのうみ)まで行き、そこからフェリーに乗って15分ほどで着きます。ウサギのえさは島内で販売していないので、持ち込みOKなのでキャベツやニンジンを用意するか忠海港のフェリーチケット売り場で一袋100円で専用のえさが売っているので調達できます。1人3袋くらいあれば半日は足りると思いますよ!!お盆でしたので相当混んでいましたが・・・
そして大久野島に到着後、島中心の休暇村まで行く無料バスに乗らずあえて徒歩で島内を一周することにしました・・・島一周大体90分くらい歩きましたが、次から次ウサギがやってくるので歩いている時間を忘れてしまうほど面白い所です!!
さてそんなウサギを紹介する前に大久野島というのはどんなところなのか歴史を紐解くと・・・
戦時中の旧日本陸軍の毒ガス製造プラントになっており、その秘匿性から地図から一時期消される程の戦争を色濃く残す土地でした。実際島内を歩いていると数々の毒ガスの研究所や貯蔵庫などの跡を見ることができます。これらは休暇村にバスで直行してしまうと位置的に見れない場所だと思います。
上の写真はフェリーの乗降場近くにある「発電場跡」で毒ガスを作る際に必要な電気を発電・供給していた場所だそうでかなり朽ちています・・・
これは「毒ガス貯蔵庫」だったところで、一口に毒ガスと言っても主に効力としては皮膚をただれさせるものだったらしく、100トン入るタンクが置かれていたようです。戦後使わなくなったため毒素の処理で焼却処理する必要があり、内部の壁が黒くなっているのは火炎放射器で焼き払ったためといわれています。
他にも紹介しきれないほど軍事施設が島内にあり、ただ単にウサギかわいい〜で終わる島ではありませんでした。もちろん研究中に健康被害を訴える軍人は徴兵者は多かったそうな・・・
そんな歴史を踏まえつつ現在の状況はウサギが繁殖して1000匹近くいる島になったそうでその愛くるしい写真をアップしていきます!!
次から次寄ってきます!!港で買ったエサはキャベツなどにも負けず食いつきはいいですよ!!嫌がるやつもいるので少しだけならウサギも触れます。
そして人慣れしているウサギたちですのでこんな感じで両前足をあげておねだりをしてくるウサギもいます(癒)
眠そうにえさを食べる奴もいますし・・・
えさのあげ方は撒く方法もありますがこうやって手のひらの上に載せて餌をあげると警戒されず、手のひらをぺろぺろされる感覚とヒゲがあたるくすぐったい感触を味わえます!!
そして今回のベストショットがこれ!!題して「ザ・オッサン」
みんなこの暑さで夏バテしているんだと思います。ただ上品に体を丸くするウサギが多い中でコイツは完全にうつぶせになって警戒も恥じらいも無いオッサンのくつろぐうつぶせポーズをとっていました(汗)
友達には「マッサンは自分の所に簡単には寄ってこないツンデレ系ウサギにえさをあげに行くし、写真はお尻のアングルばかりこだわって女性の好みもそんな感じなの?」と性癖を問われてしまいましたがあながち否定もできませんでした(笑)
島内ほとんどどこにいてもウサギを見かけますが行く機会ありましたら優しく接してあげてください!!
広島は2回目になりますが、また新しい発見ができてまた瀬戸内の絶景を色々な所で眺めることができてとても満足できました!!長野に3日間、広島に3日間という過密スケジュールをこなし、あとはおじさま達に会うだけですがしばしの休憩を取りたいと思います!!ではよいお盆を・・・
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