【人見知りママ】人見知りさんがママになったら

商店街近くの駐輪場。
私は買い物を終え、荷物が落ちないようにカゴに乗せたり、
カギを探したりなどウダウダしていた。

17時半ごろなので、すでに外は薄暗い。

ちょっと離れたところから聞き覚えある声が聞こえてきた。

近所のLさんだ。

Lさんちの息子と二人。
やんちゃな息子ちゃんと、やさしく穏やかなママという印象だったが、

まあ、息子にどなりちらしていたわけだ。


それはそれで親近感、、だけど、
逆に声かけにくい。

向こうから私は死角だったのか、どなりちらしながら、どんどんこっちにくる。

うむ、方向的に、私のすぐ横を通るだろうし、
さすがにそこで気づくぞ。

。。。

案の定、私の近くまできて気づいた。

Lママさん「あ、ああ（急に笑顔）こんばんはー（急に穏やかな甘ったるい口調）」

私「こんばんは！（息子のサッカー服を見て）あ、これからサッカーの練習？」
我ながらうまい声掛け？
私はどなりちらしていることに気づいていませんよー。

Lママさん「う、うん、そうなのおー。これから行ってくるわ！」

笑顔だが微妙にたどたどしい感じ。

私は何とも思っていません、何も聞こえていません・・・

私「そうなんだね！がんばってね！」


・・・

数日後、

微妙によそよそしいんです。。。Lママさん、、、ええええ。。。。

自分のイメージが崩れたから？？
別にいいのに、、、。むしろその方が親近感なのに。。。
なんて話す機会すら与えられないし、うまく話す自信がない私。

とんだ災難だ。。。

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