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macOS Mojaveのパフォーマンスは?アップグレード前に注意したい事とレビュー

macOS Mojave 10.14のインストーラー、インストールする直前の画面がわかる


macOS Mojave 10.14が2018年9月25日にリリースされました。macOS MojaveはHDDのAPFSサポート・散らかったデスクトップをまとめて整理してくれたりと魅力的な機能が追加されていますよね。Mojaveでサポートされたもっとも古いモデルの一つ6年前のLate2012でもMojaveへアップグレードしてパフォーマンス的に問題ないの?アップグレードした方がデメリット多くなったりしない?この記事で解消できます。
【目次】


Mojaveへアップグレードの前に注意しておくこと


リリース直後にアップグレードする方は特に注意点1のウィルス対策ソフトは要チェックですよ。

【注意点1】お使いのウィルス対策ソフトのMojave対応状況を必ずチェックしてください。


Mojaveに対応していない状況でアップグレードするとどんなことが起きるのか?OS Xの頃ですが、アップグレード後、極端に遅くなり、全く使えない状況に陥ったことがあります。この時は、クリーンインストールで状況を改善することができましたが1日程度の無駄な時間を過ごすことになりました。後から調べて見たところ当時使っていたKasperskyが未対応の状況だったのが原因でした。
=>無駄な時間を費やすことになります。

【注意点2】Time Machineでバックアップが必須な理由


Mojaveにアップグレードしたら今まで便利に使っていたアプリが使えなくなった。いつ頃対応してくるのかもよくわからないって場合に、Time Machineでアップグレード前の状態に戻すことができます。

Time Machineのバックアップがない状況では、この手は使えません。
=>作業効率が落ちる可能性があります。元に戻すにはTime Machineのバックアップが必須です。

=>バックアップなしのアップグレードは、正常にな状態に戻す選択肢を失います

【注意点3】アップグレードの間、約40分 mac使えません


MacBook Pro Retina Late2012でmacOS High Sierra 10.13.6からmacOS Mojave 13.14にアップグレードしています。再起動後、リンゴマーク状態でアップグレード処理している最中はmacが使えません。

残り時間35分という表示されていました、実際は?
=>39分11秒(再起動後のリンゴマークからMojaveログイン画面が表示されるまで)

再起動後、プログレスバーが0%の頃に表示された残り時間が大体の目安になりそうです。
インストール後半の進捗は信用できない感じでした。


【注意点4】MojaveからサポートされないMacが増えています


2011年モデルはMojaveのサポートがありません。
以下MojaveをサポートしているMacです。
MacBook (2015 年前期以降に発売されたモデル)
MacBook Air (2012 年中期以降に発売されたモデル)
MacBook Pro (2012 年中期以降に発売されたモデル)
Mac mini (2012 年後期以降に発売されたモデル)
iMac (2012 年後期以降に発売されたモデル)
iMac Pro (全モデル)
Mac Pro (2013 年後期に発売されたモデル、Metal 対応の推奨グラフィックスカードを搭載した 2010 年中期または 2012 年中期のモデル)
https://support.apple.com/ja-jp/HT201475


内蔵ストレージに12GB以上の空きが必要です。今お使いのバージョンが古い場合、18GB以上必要になることもあります。詳しくは上記support.apple.comをご参照ください。


【注意点5】削除された機能もあります。どこでもMy Macが機能しません


MojaveでどこでもMy Mac機能は削除されました。リモートからこの機能を使っている方は、support.apple.comの変更点に備えるを参照してみてください。別手段を用いることになるので環境の見直しは必須です。
「「どこでも My Mac」は、macOS Mojave ではご利用いただけなくなります。ファイルアクセス、画面共有、リモートデスクトップアクセスに使える別の手段を検討し、今のうちから準備しておきましょう。
support.apple.com:「どこでも My Mac」の変更点に備える



macOS Mojaveのパフォーマンスは?


Mojaveをサポートした最低ラインのMacBook Pro Retina Late2012では、パフォーマンスが悪くなる結果となりました。ストレージ性能は良くなっています。UnixBenchの評価結果は振るわなかったです。

今回Mojaveに使ったMacBook Proのスペックがわかる「このMacについて」の画面

この画像にある通りのMacBook Pro Retina Late2012へMojaveをインストールし、評価しています。
2019年8月15日 Mojave 10.14.6へアップデートしました。サイズは2.64GBでした。(一度インストールに失敗したので正確なインストール時間は省略します)
2019年8月1日 Mojave 10.14.6追加アップデートリリース
2019年7月23日 Mojave 10.14.6リリース
2019年5月27日 Mojave 10.14.5へアップデートしました。サイズは2.48GBでインストール時間は約20分でした。
2019年3月26日 Mojave 10.14.4へアップデートしました。サイズは2.5GBでインストール時間は約19分でした。
2019年2月14日 Mojave 10.14.3追加アップデート適用しました。サイズは987.7MBでしたがインストール完了まで約10分かかりました。
2019年1月24日 Mojave 10.14.3へアップデートしました。
2018年12月6日 Mojave 10.14.2へアップデートしました。
2018年11月1日 Mojave 10.14.1へアップデートしました。サイズは3.33GBでインストール時間は約18分でした。

MojaveのCPUパフォーマンス


MojaveのCPUパフォーマンスをUnixBench5.1.3で評価しました。High Sierra 10.13.6より若干パフォーマンスが落ちた結果になりました。Mojaveの中で最速は10.14.6追加アップデートでした
osシングルScoreマルチコアScore
macOS Mojave 10.14.6追加アップデート515.91178.1
macOS Mojave 10.14.6(未測定)(未測定)
macOS Mojave 10.14.5530.11108.0
macOS Mojave 10.14.4396.3942.3
macOS Mojave 10.14.3追加アップデート365.7701.0
macOS Mojave 10.14.3350.3730.4
macOS Mojave 10.14.2366.9726.6
macOS Mojave 10.14.1366.2735.8
macOS Mojave 10.14367.0760.9
macOS High Sierra 10.13.6430.6970.7
macOS Sierra 10.12.6642.81370.0
El Capitan756.51671.7
Yosemite(参考)322.6645.5

数値が大きい程良いパフォーマンスを示すベンチマークです。

Mojaveのストレージパフォーマンス


Mojave 10.14は書き込み性能が若干良くなっている感じになりました。(High Sierra10.13.6との比較)
macOS Mojave 10.14macOS High Sierra 10.13.6
macOS Mojabe 10.14のストレージパフォーマンスがわかるmacOS High Sierra 10.13.6のストレージパフォーマンスがわかる


Mojaveのグラフィックス パフォーマンス


Metalのパフォーマンスは、評価できませんでした。GFXBench Metal 5.0.0をApp Storeからダウンロードし、インストールしました。初回の起動、予期しない理由で起動できませんでした。もう一度起動したとろ今度は立ち上がったので「Start all」を実行しました。
=>数分後、ベンチ中にアプリ落ちました。「GFXBentch Metalが予期しない理由で終了しました。」
MojaveでGFXBench Metalが失敗し、終了してしまったことがわかる


OpenGLのパフォーマンスは、CINEBENCH R15で評価しています。
=>High Sierraとほぼ同じです
macOS Mojave 10.14macOS High Sierra 10.13.3
CINEBENCH R15 Late2012 Mojaveの実行結果 OpenGL 15.16fps、CPU 243 cbという結果とCPU詳細がわかるCINEBENCH R15 Late2012のHigh Sierra実行結果 OpenGL 15.13fps、CPU 248 cbという結果が画像でわかる




macOS Mojaveの新機能はちゃんと使える?


Mojaveをインストール後、LaunchPadにはホーム、株価、ボイスメモアプリが仲間入りしています。
ダークモード、スタック、Finderのギャラリー表示、クィックルックからの編集、新しいスクリーンショット、いずれの新機能も正常に動作することが確認できました。

Safariのバージョンは、12.0(14606.1.36.1.9)でした。先立って公開されたSafari12よりレビジョンが上がっているようです。

新しいスクリーンショットはShift+Command +5で呼び出すことができます。
macOS mojaveから使える新しいスクリーンショット 範囲指定個所を任意に修正することができる、オプションで保存先の変更、取り込むまでのタイマーを指定できることがわかる

ご覧のように範囲指定のエリアを調整することができます。また、コントロールが増えていることもわかるかと思います。オプションで保存先、タイマーを指定できます。
スクリーンショットの他、画面収録もこのコントロールから切り替えることが可能でした。

FInderのギャラリー表示、クィックルックからの編集が便利です。
Finderで表示した画像や写真をその場で編集できます。Finderからのマークアップ操作でクィックルックが立ち上がる感じで編集できます。
Finderのギャラリー表示、右横にファイルの詳細情報、右下に反時計回りに回す、マークアップ、その他機能が増えていることがわかる


右下に表示されるマークアップなどの機能は、システム環境設定>機能拡張>Finderから表示、非表示を指定することができます。
システム環境設定>機能拡張のFinderの設定可能項目がわかる


=>Mojaveは日常使う機能が強化され、とても使いやすくなっています。

HDDのAPFSは今後やってみたいですね。Mojave 10.14でも今まで通り「Time Machine」で APFS フォーマットのディスクにバックアップを作成するができないってことに注意したいですね!
重要:HFS+ または APFS フォーマットのディスクから HFS+ ディスクへのバックアップはできますが、「Time Machine」で APFS フォーマットのディスクにバックアップを作成することはできません。APFS としてフォーマットされたバックアップディスクを選択すると、「Time Machine」では HFS+ として再フォーマットします。
support.apple.com:Mac の Time Machine に使用できるディスクの種類


プライバシーとセキュリティが強化されているようで、カーネルに近い機能を使っていたFan Controlが起動しませんでした。bit barを使った温度表示は動いています。

ターミナルからスケジュール(Cron)設定【crontab -e コマンド】を行ったところ、初めて見る許可指定が出てきました。「”ターミナル”がコンピュータを管理することを要求しています。管理はパスワード、ネットワーク、およびシステム設定の変更が含まれています。Z」Zってなんだよ?は置いておいて強化されていますね。
macos-mojave-security-point1.jpg

許可しない、OKの2択は理解に苦しみました。許可しないはCancelにしてほしいかも。


macOS Mojaveは安定している?


macOS Mojaveは固まるの? 今の所 OS自体が固まることはありません。High Sierraの初期の頃より断然安定していると感じます。

【発生した不具合】
  1. マイクラ(子供)やるので子供のアカウントでログインしたところiCloudのエラーが発生、ログインできない状況になっていました。(連続運転12日目)
    システム環境設定を開くと環境設定エラー、iCloud環境設定パネルを読み込めませんでしたとエラーになっていることがわかる

    環境設定エラーとかiCloud環境設定パネルを読み込めませんでしたとかどちらも初めて見る現象です。ペアレンタルコントロールで簡易Finderを使うようにしていたんですが、ログイン直後に環境設定エラーが表示されていました。この状態ではログアウトできたので、一旦ログアウトし、再ログインして見ました。2度目は真っ黒な画面で先に進まなくなりましたよ。
    =>電源ボタン長押しで、アカウントの切り替えができました。自分のアカウントでログインしたところ通常通りログインできました。Mojaveにしてから子供は数回ログインしてマイクラやっている実績があります。
    =>再起動したところログイン&マイクラできました。



アプリは安定している? 安定しているとは言えないかもって感じです。
・標準App Storeアプリ 落ちました。4つアップデートが溜まっていたので全てアップデートしたところ、異常終了していました。
macOS MojaveでApp Storeアプリがクラッシュ。Appleへ送信する画面。別ウィンドウでこの画像を見ると詳しいエラー内容がわかる

EXC_BAD_INSTRUCTION(SIGILL)で落ちています。Appleへ問題送信済みです。

4つ更新したはずなのですが・・最近のアップデートに残っていたのは1件だけでした。どこ行ったんだ・・・

重くなった?システム環境設定で設定項目を開いたり、元に戻ったりする操作でレインボーカーソルが表示されることがありました。iCloudや機能拡張、セキュリティとプライバシー・・・クリックした後実際に表示されるまで間があります。

まとめ


Hey Siri!が可能になったということで、呼んでみましたが反応しませんでした。赤っ恥です。
=>Hey Siriは2018年モデルのMacBook Pro、iMac Pro(2017)が対象です。

OS X El Capitanの頃が一番パフォーマンスがよかったんです。ただすでにHigh Sierraを使っていたので、ここからのMojaveへのアップグレードでした。そのため数値上のパフォーマンスダウンは体感できない感じです。
=>High Sierraからのアップグレードならパフォーマンスに大きな違いはない

色々便利になっているのでMojaveいい感じです。

 

 

macOS Mojaveのパフォーマンスは?アップグレード前に注意したい事とレビュー
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