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APFSって互換性あるの?macOS Sierra(10.12.6)と10.13.3で検証してみた結果

macOS High Sierraの発表があった2017年6月ごろ、macOS SierraでもApple File Systemが使えるような気がしていました。diskutilコマンドでapfsコンテナを作ったり、マウントしたりすることができたはずですよね。macOS High Sierraのサポート情報を確認していたら、Apple File System(APFS)は、macOS High Sierraのみのサポートとなっていました。こちらの「Mac のディスクをフォーマットするときに APFS と Mac OS 拡張のどちらを選択するか」にAPFS を使うには、macOS High Sierra が必要です。それ以前のバージョンの Mac オペレーティングシステムでは、APFS でフォーマットされたボリュームがマウントされません。という記載を見つけました。macOS 10.12.6で作れたAPFSは全く互換性のないファイルシステムらしいです。Wikiにも互換性がない旨が記載されています。
Wikiのページを読み、じゃHigh SierraでAPFSフォーマットしたものなら大丈夫なのか?と疑問が浮かびました。

この先読み進めれば、わかります。結論を先に書いておきます。
APFSの互換性はない!って思った方が幸せです。マウントはできました。書き込みもできました。でもFirst Aidは失敗するし、APFSドライバーのバージョンもベータレベルなので常用するのは怖いです。

これから実際にmacOS 10.12.6と、macOS 10.13.3を使った検証結果です。HDDは、WD Elements(2TB)です。(リンク先はアマゾンです。)
今回の検証は、SSD(HFS+)をAPFSに変更しようかと思ったところから始まっています。SSDで試す前にフォーマットしてもOKなHDDがあったのでHDDで検証しています。

SierraとHigh SierraのAPFSの違い


macOS High Sierra 10.13.3でAPFSでフォーマットした2TBのUSB3.0ハードディスクをSierraに接続してみました。この記事を書く前にフォーマットしています。ファイルシステムはカーネル拡張機能として読み込まれています。バージョン番号が表示できるので、ドライバ(カーネル拡張機能)に違いがあるのかを確認してみます。
macOS SierraHigh Sierra
APFSのバージョン0.3748.41.3
HFS+のバージョン366.70.3407.30.1
APFSのバージョンは、com.apple.filesystems.apfsのバージョンです。HFS+のバージョンは、com.apple.filesystems.hfs.kextのバージョン番号です。

=>APFSのドライバーが全然違うことがわかりました。

macOS SierraのAPFSドライバのバージョンは0.3、High Sierraは748.41.3です。0.xはプレビュー版、ベータ版、またはアルファ版といった位置づけだと思うのでやっぱり利用は厳しいかもしれません。

APFSドライバーは、APFSフォーマット済みディスクを接続することで自動的にロードされます。APFSボリュームがない状況だとバージョン番号は確認できませんでした。
どちらのmacOSも、この記事を書いている時点でAppleから適用されているセキュリティアップデートなどは全て適用している状況です。

ディスクユーティリティの違い


続いて、ディスクユーティリティの違いです。High Sierra、Sierraの順で掲載しています。ここで使っているUSBハードディスクはWD Elements 25A2 Mediaで認識されます。
【macOS High Sierra 10.13.3 ディスクユーティリティのバージョン 17.0(1635)】
macOS High Sierra 10.13.3 ディスクユーティリティのバージョン 17.0(1635)でGUIDパーティション、APFS形式でフォーマットしています。ボリュームは単一にしています。
【macOS Sierra 10.12.6 ディスクユーティリティのバージョン 16.3(1579.1)】
macOS Sierra 10.12.6 のディスクユーティリティのバージョンは、16.3(1579.1)でした。

外部ディスク、コンテナ、APFSボリュームの順に並んでます。
外部ディスク
【macOS High Sierra 10.13.3 】
10.13.3 ディスクユーティリティでみるWD Elements 25A2 Media

【macOS Sierra 10.12.6 】1つのディスクで階層表示でディスク>コンテナー>ボリュームと表示されませんでした。ディスクとコンテナーが分かれています。
【macOS Sierra 10.12.6】WD Elements 25A2 Mediaの2TB USB外部物理ディスクと認識しています。分かれているとちょっと怖いです。
10.12.6 ディスクユーティリティでみるWD Elements 25A2 Media

コンテナ
【macOS High Sierra 10.13.3 】
10.13.3  ディスクユーティリティでみるAPFSのコンテナ

【macOS Sierra 10.12.6】本来は、WD Elements 25A2 Mediaの下の階層として表示されるべきAppleAPFSMediaです。2TB未初期化らしいです。うーん。
10.12.6  ディスクユーティリティでみるAPFSのコンテナ

APFSボリューム
【macOS High Sierra 10.13.3 】
10.13.3  ディスクユーティリティでみるAPFSボリューム

【macOS Sierra 10.12.6】APFSボリュームの本体です。2TB論理ボリュームAPFS(大文字/小文字を区別)と認識されています。APFSで作っています。大文字小文字は区別されないで表示されるのが正しです。
10.12.6  ディスクユーティリティでみるAPFSボリューム


ディスクユーティリティで見る限り、macOS Sierra 10.12.6でもAPFSディスク、コンテナ、ボリュームは認識して表示できることがわかりました。でも問題もありましたね。もっと怖い問題も抱えています。

APFSボリューム、AppleAPFSMediaのFirst Aidは失敗しました。WD Elements 25A2 MediaのFirst Aidはすんなり成功したんですけどね・・
macOS High Sierra 10.13.3は、ディスク、コンテナ、ボリューム全部First Aid正常終了しています。

【macOS Sierra 10.12.6】WD Elements 25A2 MediaのFirst Aidは成功しています。
成功!WD Elements 25A2 MediaのFirst Aid結果

(クリックすると拡大表示されます)
【macOS Sierra 10.12.6】AppleAPFSMediaのFirst Aidは警告で終わっています。
警告!AppleAPFSMediaのFirst Aid結果

(クリックすると拡大表示されます)
【macOS Sierra 10.12.6】APFSボリュームのFirst Aidは失敗です。
失敗!APFSボリュームのFirst Aid結果

(クリックすると拡大表示されます)


diskutilコマンドの違い


続いて、diskutilコマンドのlist出力結果の違いです。 APFS Volumeの容量に少しだけ違いがあるようです(同じ内容のはずですが・・)。これ以外はほぼ同一です。diskutilコマンドではほぼ違いがないです。High Sierra、Sierraの順で掲載しています。
【macOS High Sierra 10.13.3】
/dev/disk3 (external, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *2.0 TB disk3
1: EFI EFI 209.7 MB disk3s1
2: Apple_APFS Container disk4 2.0 TB disk3s2

/dev/disk4 (synthesized):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: APFS Container Scheme - +2.0 TB disk4
Physical Store disk3s2
1: APFS Volume 名称未設定 999.4 KB disk4s1

【macOS Sierra 10.12.6】
/dev/disk3 (external, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *2.0 TB disk3
1: EFI EFI 209.7 MB disk3s1
2: Apple_APFS Container disk6 2.0 TB disk3s2

/dev/disk6 (synthesized):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: APFS Container Scheme - +2.0 TB disk6
Physical Store disk3s2
1: APFS Volume 名称未設定 1.0 MB disk6s1



High Sierraでフォーマット済みAPFSボリュームをSierraでマウントしてみた


使えるのか?認識できるのか?疑問でしたが、普通にマウントはできました。
ボリューム名はデフォルトの「名称未設定」にしています。
High Sierra(10.13.3)であらかじめ日本語フォルダ「名称未設定フォルダ」、日本語ファイル名「日本語ファイル名.txt」を作っています。これはWikiで英語環境以外は問題が起きると書いてあったので確認のためです。
macOS 10.12.6でAPFSボリュームを接続後、Finderで内容を確認しているスクリーンショット


=>macOS High Sierraで書き込んだ日本語ファイル名、日本語フォルダ名は文字化けしないことがわかりました。

今度は、macOS Sierraで日本語フォルダ、日本語ファイル名を作って、macOS High Sierraで見えるの?ってところを確認してみました。スクリーンショットはありません。
=>macOS Sierraで書き込んだ日本語ファイル名、、日本語フォルダ名も文字化けしないことがわかりました。

macOS Sierra 10.12.6 APFSボリュームはFirst Aidが機能しません。ボリュームのマウントはできますが、ご利用は避けた方が無難です。


まとめ


ここまでで、macOS SierraのAPFSドライバーのバージョンは、アルファ・ベータ版レベル、ディスクユーティリティで認識しているけど、ちょっと表示が変、First Aidは使えない、APFSボリューム自体文字化けしないで書き込めたり読み込んだりできることがわかったかと思います。

macOS SierraでもAPFSの互換性はあるっていう感じですが、最低限の互換性と思った方が良さそうな結果です。持っているSSDをAPFSにコンバートして、macOS Sierraで使う計画は、怖いので凍結です。

APFS使うならmacOS High Sierraにアップグレードですね!



MacBook Pro Retina Mid2015で2018-001入れる前と入れた後のパフォーマンスを比べて見た、影響はない?

Mid2015は、10.13アップグレードは待ちの状態でmacOS Sierra 10.12.6で使っています。Mid2015はHaswell世代の15インチ Core i7モデルです。2018年1月24日にリリースされたSafari 11.0.3とセキュリティアップデート2018-001は、Meltdown/Spectreの問題を緩和してくれる対策が盛り込まれています。古めのCPUは影響をもろに受けるとのことが明らかになっています。そこでpeacekeeper、Kraken、b-mark、UnixBenchで性能を比較してパフォーマンスの違いを比較して見ました。
細かい数値は、これからご紹介します。まとめると、ブラウジングは同等、シングルCPUは25.94%の性能ダウン、普段使いのマルチCPUの性能は変わらないという比較結果になりました。シングルCPUのパフォーマンスダウンは気になるところですがトータル性能はさほど変わらなかったのが嬉しいところです。

絶対覚えておきたいFinderのキーボードショートカット厳選3選

Finder(ファインダー)は、書類、フォルダ、メディア、アプリ、ネットワークフォルダ、様々なファイルなど一覧表示したり、ファイルを探し開いたりとmacの基本中の基本のアプリです。トラックパッド操作のみで使うこともできますね。キーボードで操作することで作業効率がほんのすこしアップします。ここでは厳選した3つのキー操作とファイルの中身をサクッと確認できるキー操作をご紹介しています。また、Windowsのエクスプローラーの方が使い勝手がいいって感じる方にもオススメです。

キーボードショートカットは本当に数多くあります。たくさんあるので全てをご紹介することはできません。全部確認してみたい方は、こちらのApple公式先でチェックしてください。
Apple公式:Mac のキーボードショートカット


絶対覚えておきたいFinderのキーボードショートカット厳選3選


キーボードショートカットはFinder独自操作だけで63個あります。これだけあると全部を覚えているのは難しですよね。
Finderのキーボードショートカットの中で覚えておくと作業効率アップできると確信している操作を3つご紹介します。キーボードショートカットを覚えるとトラックパッドを触らずに完結できます。手の動きが少なくて済むメリットがあります。

1)Command+delete 選択したファイル、フォルダを削除
トラックパッドの操作では、2フィンガークリックから「ゴミ箱に入れる」操作でファイルやフォルダを削除することができます。Command+delete は、この操作に該当するキーボードショートカットです。

ネットワーク越しのフォルダはゴミ箱に保存されずに削除されます。(確認ダイアログが表示されます)

エクスプローラーは削除キーで削除できますよね。MacではCommand+deleteキーです。

2)Command+↓(下矢印) 選択したファイルを関連づけられたアプリで表示します。
トラックパッドをダブルクリックすることで選択したファイルを開くことができます。Command+↓(下矢印) は、この操作に該当するキーボードショートカットです。

エクスプローラーはリターンキーで表示できます。MacではCommand+↓キーです。

3)Command+[ 前のフォルダに戻れます。
フォルダを移動した後、前に開いていたフォルダに戻りたい場合は、Command+[で戻れます。直前のフォルダだけでなく、2つ前、3つ前のフォルダへさかのぼれます。
戻った後に進みたい場合は、Command+]です。

エクスプローラーはAlt+←、Alt+→キーです。MacではCommand+[、Command+ ]キーです。

合わせて覚えておくと便利なフォルダ移動操作
Command+↓(下矢印) 選択したフォルダ内へ移動する
Command+↑(上矢印) 上のフォルダへ移動する


おまけ)Command+D 1回の操作でファイルやフォルダをコピーできるのが素敵です。
ファイルやフォルダをコピー(Command+C)し、ペースト(Command+V)する方法の操作1回バージョンです。

合わせて覚えておきたい矢印キーで移動しながら内容を確認する方法


スペースキーまたはCommand+Yでクイックルックが表示できます。テキストやイメージファイルの内容を関連づけられたアプリで開かずに確認できます。また音声ファイルなどもクイックルック上で再生してくれます。
Finderでファイルを選択し、スペースキーを押すとクイックルックが表示できます。JPEGイメージを表示した例

イメージならプレビュー、テキストファイルならテキストエディットなど右上には拡張子に対応したアプリを開くボタンが表示されます。もう一度スペースキーを押すとクイックルックを非表示にすることができます。

下矢印、上矢印キーで移動させることで次々フォルダ内のファイルの中身をチェックすることができます。


まとめ


いかかでしたでしょうか。ここまで絶対覚えておきたいFinderのキーボードショートカット厳選3選として、mac野郎なのかがよく使うFinderのキーボードショートカットの中から作業効率がアップすると確信している3つの操作とファイルの中身を簡単に確認するキーボードショートカットをご紹介してきました。

エクスプローラーはファイルやフォルダの移動をカット&ペーストでできますよね。Macではカット操作自体がファイルやフォルダに対応していないのでエラー音が鳴ります。
カットしてペーストに慣れ親しんでいるので、フォルダやファイルの移動は、トラックパッドを使ってCommandキーを押して移動する方法を多用しています。
MacではCommand+Cでコピーした後、Option+Command+Vでファイルやフォルダを移動することができますよ。





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