それが毎年の元旦での決意表明だけで終わってしまっている、という方も少なくありません。
実際に変わりたいと思っている人が100人いたとしたら
最初の行動に移せる人は10人で、継続出来る人は1人といった感じで
その割合はどんどん少なくなっていきます。
どんな人でも何かの変化を起こすときには、現状維持の気持ちが先行することになります。
だからこそ、良い意味で現状に対する不満がなければ
無意識は理想に向けてすぐに動くことはありません。
日頃の行動の中でも現状維持を好む理由の1つとして
人として持つ損失回避の特性があります。
しかもその損失回避は論理的な理由から感じるリスクではなく
感情的に感じられるリスクに対して、判断基準を持たせているところがあります。
行動経済学に基づく損失回避の話は
著書「成功はメンタルが9割 最速で夢を叶えるマインドデザイン実践術」でも解説しているところもあります。
その記事の詳細については、是非、そちらもご覧になってみてください。
損失回避を望む気持ちと理想の未来を手にしたいという渇望感とのせめぎ合いから
その感情がどちらに傾くのか、によって未来の選択の可能性も変わってきます。
「ここがロドスだ、ここで飛べ」で有名なアニマルススピリッツの言葉にもあるように
何かを決断するときにも、現状の延長の視点だけではなく
未来から見たありたい姿を描くことから
ステップアップのチャンスが見えてくることもあります。
ただしこれは無謀なチャレンジを大切にしましょう、というわけではなく
普段から慣れ親しんでいる価値観から一線をおいたうえで
見えてくる可能性を大切にしてみましょう、という意味を含んでいます。
理想とする未来は必ずしも現状の延長の先にあるわけではないことを、忘れなければ
チャンスやきっかけは目の前に現れることになります!
![]() |
予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 新品価格 |
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=356YDT+AINPIQ+249K+BWGDT)
こちらでもチラッと触れています!
![]() |
成功はメンタルが9割 最速で夢を叶えるマインドデザイン実践術: 心が変われば未来が変わる 新品価格 |
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=356YDT+AINPIQ+249K+BWGDT)
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image