自分の視点を疑ってみるという意味では
ある対義語から表と裏を相互にみることから、その両面から見えてくる気付きもあります。
例えば、創造と破壊は循環しているものであり
そもそも１つの流れであると俯瞰して見ることで
繋がった知識として捉えることが出来ることが増えていきます。
例えばものつくりの現場では、製品の良品条件を設定するときには
その壊れ方を検証することから品質を作り込むという取り組みを聞いたことがあります。
良いものを作りたければ、それがどんな使われ方をしても
壊れることがあってはいけないと見ることが出来るからこそ
品質の定義を見直して、逆の発想から得られる
アプローチにも繋げていけるところもあります。
同じように、私たちが何かを始めたいと思っているときにも
そこで自分がやりたくないことは何かという、逆の視点からみて
自分がそうありたいのかと思えたのかという視点から見えてくることもあるでしょう。
一方通行の思い込みは、その視座をつくることから
逆向きの視点から見た気付きを見落としてしまう要因を作ることがあります。
目の前で起こっている問題も、そこには必ず肯定する為の理由と否定する為の理由があって
そのどちらかだけが一人歩きしているときには
判断基準を適切に捉えられていない可能性もあります。
自分の知見を見つめ直す時にも、因果を逆にしてみることから
逆転の発想を生み出すきっかけにも繋がることも出てくるでしょう！
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