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2015年01月08日

パニック障害、周囲はどう対応すればいいか

私はパニック障害になった側なので、パニック障害療養中、私が一喜一憂したこと、また、支えになったことを言います。

まず、苦しかったのは、「パニック障害は心が弱いから」と家族に言われたこと。
家族も責めるような言い方ではありませんでした。
気の持ちよう、という考えがあり、家族なりに励まそうとしてくれたのだと思います。

けど、その言葉はより自分を不安に、させました。
弱いから、強くならなきゃ、と余計な力が入り、余計に心が、がんじがらめになっていったのです。

心療系の症状は、なったことがなければ分からないことがたくさんあります。

家族も、なったことがなければやはり理解は出来ないことが多いと思います。
そんな気はなかった、という言葉が深く突き刺さり悪化することにもなります。

元気なら気にしないような言葉も深く、重しとしてのしかかります。

気が楽になるようになったのは、家族が私が置いて行ったパニック障害の本を読んでくれて、理解してくれた時でした。

薬を飲むことに何も言わなくなったのです。

発作が起きた時、発作を抑えてくれる精神安定剤のようなもの、私は心療系の薬は、そういったものだと思っています。

依存するのは良くないとは思いますが、そうしないと脳の神経系をうまくコントロール出来ないのです。

もうひとつ、心の支えとなったのは、友人の存在。
友人は家族が心療内科に通っている経緯もあり、とても理解してくれました。

そして、休みの日は積極的に私を外に連れ出してくれました。

人混みで体調が悪くなると場所を移動し、水などを持ってきてくれたりもしました。

人混みで体調が悪くなり、頭痛が激しい時は、痛み止めを飲むようにしていたので、薬を飲んで落ち着くまで待ってくれたりもしました。

一人では外に出られなくなっていた私も、友人のお陰で徐々に外に出るようになりました。

部屋に引きこもっているとどうしても気分が暗くなっていってしまい、発作が起きやすくなります。
だから外に出た方がいいのは分かっているのですが、一人で外に出て発作が起きたらどうしよう…と不安が強く一歩を踏み出せないのです。

だから、体調を見つつも、積極的に外に連れ出してあげてください。

ただ、その際に、部屋に閉じこもってると良くないから、といったような、本人にプレッシャーを与える言い方はしないであげてください。

そういった言い方をされると、本当は出かけたくないのに無理に付き合わせるんだな、と自分を責めてしまうのです。

友人は、「ここ行きたいんだけど、車ないから一緒に行ってくれると助かる」といったような言い方をずっとしてくれました。

これなら、自分を責めることもなく、尚且つ、一人ではないので外に出ることが出来たのです。

また、私が出かけたいといった時もありました。
けれど、やはり一人では不安で出ることが出来ないので、友人に連絡して一緒に出かけてもらったこともあります。

何より、自分の症状を理解してくれてる、という現状が安心出来るので、発作が起きても大丈夫。
という安心感があります。

ですので、もし友人や家族がパニック障害になったら、パニック障害についてよく知って欲しいのです。

知って、理解した上で対応して欲しいです。

知ってくれる、理解してくれている、というのは何より安心感があります。



パニック障害の治し方がわかる本―突然の恐怖・不安に襲われる
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