2010年02月16日
写真からのエナジー
個展の準備絡みで、つい先日、自分が8〜9年くらい前に
撮ってた写真を見直してみました。
枚数は、およそ2万枚強。
この頃はちょうど、プロを目指して燃えていた頃で、写真学校
に通いつつもちょっとずつ(カメラマンの)仕事ももらってやってた
頃です
「2万枚!」と聞くと、すごい枚数のように思えるかも知れ
ませんが、プロとしてやっていく人間が、発展途上の段階で
撮る枚数としては、むしろ少ないくらいです。
もっともその枚数を、今1〜2年の間で撮れと言われても、
きっと出来ないでしょうが・・・
私は、よくハイアマチュアの人がやってるような、
『機材を揃えて、高い一眼レフカメラで、キレイな風景写真を』、
ってスタイルとは、基本的に間逆で、当時は仕事以外では、
コンパクトカメラ(リコー「GR-10」)を使って、日常生活の
あらゆる場面にカメラを向けていました。
コンパクトカメラと言っても、一応レンズはメチャメチャいいカメラ
で、その辺にある一眼レフのレンズよりも、遥かにいいです
今の時代だと、携帯カメラが普及して、誰でも色々な場面で
写真を撮る習慣があるかと思いますが、その行為を当時、
日常のあらゆる場面でやってたと言えば、分かるでしょうか。
普通、カメラを向けづらい場面も含めて、本当に様々な場面
です。
あと、当時はデジカメが出始めて、日も浅い頃で、まだフィルム
カメラ全盛でした。
私も当然、フィルムで撮っていましたが、通常、皆さんが
目にするネガフィルムとも違う、ポジフィルムって言う、
プロ向けのフィルムを使って撮影していました。
そのポジフィルムがまたかなりの割高で、それを大量に
使っていたので、当時相当、赤貧でした
この頃は、写真を1枚でも多く撮ろうとして、フィルム代+
現像代を確保するために、風呂のない安アパートに住んでたり
もしたので(^_^;
でも、そこまでしてでも、写真を撮るのが好きでした
そして夢に燃えていました
話は戻りますが、そんな頃に撮ってた写真だからか、当時の
自分の写真を見てたら、とにかく写真の放つエネルギーは
すごいし、パワーが溢れています
さっきも話しましたが、日常のふとした瞬間にシャッターを切って
いるので、ブレまくり、露出も全然って感じで、キレイな写真じゃ
ないけど、エネルギーがすごく凝縮されています
本当にあらゆる場面にカメラを向けてて、当時の自分の本気度
がすごく伝わってもきました
当時は「これを一生の仕事に・・・」って、思いもあり、勿論
やっていましたが、それ以上に、とにかく写真撮る事が好き
でした。
何か物を買うお金があったら、1本でも多くのフィルムを買って
ました。
・・・しかし、当時そこまでやっていたのに、最近までその頃の事
をすっかり忘れていました
今これを見せられたら、当時の自分に報いる為にも、来月の個展
はしっかりとしたモノを見せなきゃな・・・と、改めて身が引き締まる
思いがしました。
"Heart"に響く作品、キッチリと見せます・・・
撮ってた写真を見直してみました。
枚数は、およそ2万枚強。
この頃はちょうど、プロを目指して燃えていた頃で、写真学校
に通いつつもちょっとずつ(カメラマンの)仕事ももらってやってた
頃です
「2万枚!」と聞くと、すごい枚数のように思えるかも知れ
ませんが、プロとしてやっていく人間が、発展途上の段階で
撮る枚数としては、むしろ少ないくらいです。
もっともその枚数を、今1〜2年の間で撮れと言われても、
きっと出来ないでしょうが・・・
私は、よくハイアマチュアの人がやってるような、
『機材を揃えて、高い一眼レフカメラで、キレイな風景写真を』、
ってスタイルとは、基本的に間逆で、当時は仕事以外では、
コンパクトカメラ(リコー「GR-10」)を使って、日常生活の
あらゆる場面にカメラを向けていました。
コンパクトカメラと言っても、一応レンズはメチャメチャいいカメラ
で、その辺にある一眼レフのレンズよりも、遥かにいいです
今の時代だと、携帯カメラが普及して、誰でも色々な場面で
写真を撮る習慣があるかと思いますが、その行為を当時、
日常のあらゆる場面でやってたと言えば、分かるでしょうか。
普通、カメラを向けづらい場面も含めて、本当に様々な場面
です。
あと、当時はデジカメが出始めて、日も浅い頃で、まだフィルム
カメラ全盛でした。
私も当然、フィルムで撮っていましたが、通常、皆さんが
目にするネガフィルムとも違う、ポジフィルムって言う、
プロ向けのフィルムを使って撮影していました。
そのポジフィルムがまたかなりの割高で、それを大量に
使っていたので、当時相当、赤貧でした
この頃は、写真を1枚でも多く撮ろうとして、フィルム代+
現像代を確保するために、風呂のない安アパートに住んでたり
もしたので(^_^;
でも、そこまでしてでも、写真を撮るのが好きでした
そして夢に燃えていました
話は戻りますが、そんな頃に撮ってた写真だからか、当時の
自分の写真を見てたら、とにかく写真の放つエネルギーは
すごいし、パワーが溢れています
さっきも話しましたが、日常のふとした瞬間にシャッターを切って
いるので、ブレまくり、露出も全然って感じで、キレイな写真じゃ
ないけど、エネルギーがすごく凝縮されています
本当にあらゆる場面にカメラを向けてて、当時の自分の本気度
がすごく伝わってもきました
当時は「これを一生の仕事に・・・」って、思いもあり、勿論
やっていましたが、それ以上に、とにかく写真撮る事が好き
でした。
何か物を買うお金があったら、1本でも多くのフィルムを買って
ました。
・・・しかし、当時そこまでやっていたのに、最近までその頃の事
をすっかり忘れていました
今これを見せられたら、当時の自分に報いる為にも、来月の個展
はしっかりとしたモノを見せなきゃな・・・と、改めて身が引き締まる
思いがしました。
"Heart"に響く作品、キッチリと見せます・・・
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