昨日オリンピックの野球の予選リーグで、vs韓国戦が行われましたね。
結果は皆様ご存知かと思いますが、残念な結果に終わりました

サッカーでもそうですが、実力の拮抗したスポーツで日韓戦になると、
両国とも他の国との対戦とは、明らかな違いの盛り上がりを見せます。
これは両国の政治や歴史的な背景や、地政学的な要因があるせい
でしょうが、やはり韓国に日本が負けてしまうと、私も余計に悔しく
感じます


その反面、特別な思いで韓国を見る部分もあります。

私にとっての韓国とは、単純に「好き」では言い尽くせない程の特別な
存在なので…。


私自身、韓国には色々な関係や思い出があります。
かつてカメラマンとして活動していた時期に、撮影で何度も韓国に行き
ました。特に韓国を舞台にした写真作品の制作もしていた事があり、
毎月の様に行ってた時期もあります。

ちなみに数年前、韓国ドラマがブームになりましたが、その前の話です。


そのキッカケとなる１つの出会いがありました。


今から8年前になりますが、ある韓国人の友人との出会いがありました。
私はよく海外に1人旅に出掛けていましたが、貧乏旅行なモノで、当時
よく安宿のドミトリー（相部屋）に泊まっていました。

ドミトリーは見ず知らずの他人数名、しかも国籍・人種バラバラな旅行客と
同じ部屋に泊まるので、正直疲れます…。

でもその反面、国を超えた色々出会いがあります

そこが１つの魅力でもあるんですけどね

それでドミトリーの宿泊が病みつきになってた当時の私はある時、


「国内旅行でも同じ体験を…」


と思い、栃木県の日光に1人旅に出かけた時、ユースホステルのドミトリー
ルームに泊まりました。

シーズンオフの平日だったので宿泊客自体は少なく、私が自分の泊まる
部屋に最初行った時には、誰もいませんでした。


「貸切状態かな…」


と思いましたが、程なく1人のお客さんが部屋に入ってきました。


その彼は私の２つ年下の韓国人。名前は"Sei-young"（セヨン）。
1年弱の間、大学の交換留学で来日しているそうです。

結局その日同じ部屋に他のお客さんは来ずに、その部屋は2人だけでした。
そんなせいか1人旅同士、色々と話をしました。

余談ですが、彼が日本語をかなり話せたおかげでそれも可能だったん
ですが…

ちなみに他の相部屋には、どの部屋も見ても何人ものお客さんが泊まって
いたので、同じ日、同じ部屋に2人だけで泊まったのは、ある意味偶然です。


…ちなみに今の私流に言うと、「世の中の偶然は全て必然」なので、それも
必然だったんですけどね


でもそのささやかな出会いが、私にとって大きな出会いになろうとは、
その時全く夢にも思いませんでした。。



…第２話に続く。（全３話）





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