昨年と一昨年はコロナで中止になり、三年ぶりのことです
みんな、待ちに待った発表会
天気が良くて幸いです
私は早朝から、頭のセットと着物に格闘
着物を着たのは一体何年ぶりか
両手が荷物で塞がるので、帯にiPhoneを挟んだら便利だと思ったのに、
いつもの締め方をしてしまい、きつくて挟まらなくなってしまった・・・
帯板を入れ忘れて、帯締めをした後に無理矢理挟む・・・
帯揚げが何度やっても、結び目に模様が出ない・・・
何とか仕上がり、時間通りに出発
乗り換えが少なくて済むよう、上野東京ラインで新橋へ
現地に着いたら寒い!
ビル風が強い!
羽織りヒラヒラあおられて、コートの方が良かったかも
演奏者は、直接楽屋に集合です
楽屋口から入り、指定の楽屋に着くともう数人の方がスタンバイ中
部屋の四方にぐるっと照明付きの鏡があり、全部カウンターと椅子
そうだよなぁ、ここに座ってみんな舞台メイクするんだもんね
「おはようございます〜宜しくお願いします〜」などと、口々に挨拶
ただし、普段から顔見知りの人も、みんな私が誰だか分からなかったらしい
しかも、しばらく気づかない
「今の人誰?音福の人じゃないよね」
「高森さん、もう来てもいい時間なのに来ないなぁと思ってたの、ヤダー分かんなかった〜!」
さっきから来ております
いつもデニム姿しかしてないから、
稽古にスカート履いて来ると、女装?とからかわれたりします
着物着てマスクしてるから変装級に分からないかったらしい
そんなに変わるかなぁ
楽屋口から舞台袖に入る入り口
厳重に重い扉です
![20220320-1.jpg](/konomezukisha/file/20220320-1.jpg)
本番前の舞台袖
こういうところに入ったことはあまりない、新鮮なアングル
![20220320-2.jpg](/konomezukisha/file/20220320-2.jpg)
客席モニターと、音声や照明のスイッチ
![20220320-3.jpg](/konomezukisha/file/20220320-3.jpg)
幕が上がりました
一番手は「出囃子クラス」の人たち
奥の金髪の方は外国人の方です
鳴り物入りで賑やかです
![20220320-4.jpg](/konomezukisha/file/20220320-4.jpg)
出囃子クラスが終わるといよいよ端唄の番
出番前、とても慌ただしくて何をしていれば良いか分からない
全然落ち着かず、みんなウロウロ・・・
マイクのコードを踏まないように!
出るときはこっちから、入る人はこっちから!
唄う人は、マイクが少し高くセットしてあるところに座って!
音合わせの先生も、本番直前になって何回やっても音が定まらない
照明の色も、楽譜台の高さも距離もいつもと違う雰囲気
座る縁台の高さも、いつもの椅子の高さと違う
しかも着物が滑るので三味線が安定しなくて大変でした
あまり緊張はしませんでしたが、
やはり、いつもより格段に下手になっているのが分かる
他の方も、みんなあまり調子が良くないのが分かる
やはり舞台はいつもと勝手が違う
自分の適応力のなさに反省
本番はいつもこうなのかなぁ
私は初めてだけど、何かいつもの本番と違うような気もする
三年ぶりの本番は、やはりブランクがあったせいか、
コロナ禍のために、他に余計な仕事が増えているせいか、
全体がいつもより手間取っているような感じもしました
とにかく、わけが分からないうちに、
宙に浮いたような感じのままわーっと終わってしまいました
終わってみると反省点ばかり
ペアで組む相手の方に迷惑かけまくりだったなぁ・・・
受付で仕事中
「いらっしゃいませ〜」
今年は、プログラム渡しの他、
検温、名前と連絡先の記入などで結構忙しい受付
![20220320-5.jpg](/konomezukisha/file/20220320-5.jpg)
初めてのことで反省することばっかりですが、
よい経験をさせていただきました
皆様、どうもお疲れ様でした
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