製本の専門家ではありませんが、和綴じ本を作らせていただきました
因州板締め絞りの、美しい和紙(表紙用)
中綴じ用のこより(坊主)
表紙の四方がけをした角の裁ち落とし
角切れ(小川和紙)
糸綴じを終えたところ
題せん(タイトルの短冊)を貼ったら完成です
和綴じはとても合理的に出来ています
袋綴じなので、ページの指当たりが優しくめくりやすいです
作るときも、最低限の手間で、材料の無駄なく強度を確保するよう出来ています
樹脂糊べっとり貼り付けまくりの上製本と違い、糊をほとんど使いません
四方がけの四隅の三角以外、紙を切るところもありません
とにかく和紙は素晴らしいです
和綴じにはまりそうです
和文化の奥の深さを感じます
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2018年04月07日
和綴じ本制作
posted by konomezuki at 08:09
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