蒸し暑い曇りの一日、ちょっと動くだけで汗ダラダラ
蚊取り線香を焚いての稽古です
毎回みっちり三時間の稽古は、
しかも人数が少ないとすぐ順番が回ってくるのでハードです
前回同様、巻き藁、的前、引き方指導の三グループに分けて教えてもらいます
私は正式な立射をあまりやらなかったので、毎回立射の体配が分からなくなってしまいます
すごーく適当で大ざっぱでした
今は、呼吸の吸う吐く、目線の位置、ちょっとした角度など、ルールがとても細かくなっています
5mの距離から引いて練習しているところです
これを徐々に10m、正規の距離から、と伸ばしていきます
八節の動作はゆっくり、と教わったがそうでもないらしい
割と、きびきびしなければならない
・弓先の10cm上げ、腰の手の位置は方をやや前に腕は張り気味に
・動作はふわ〜ん、としないでスッと最短距離でシャープな動きをする
・矢を取るときは、的の左側に回り、右手で抜いて左手に持ち替える
・甲矢(はや)乙矢(おとや)の見分け方
・安土の整備
などなど
安土は、ホースでまんべんなく水を掛ける
矢を抜いた跡をコテで穴を塞いでから、平らにする
的を掛けるときは、垂直から角度を5度寝かせる(測る道具がある)
夏場は安土が乾きやすいので、よく水を掛けておく
今日も、終わる頃には端が少し乾いてきていました
この弓道場は安土の奥行が取れず、普通45度なのですが60度くらいの急角度になっています
背にはコンクリートがある
これは絶対、弓道場を作ったときの設計ミスか、
もともと何か建物があってコンクリを壊すことが出来ず、弓道場を無理矢理はめ込んだか
弓道場は場所を取りますからね・・・
的は、底のない桶みたいな輪っかがあります(的枠という)
二股に分かれた串を1本、的枠の天に一ヵ所差し込んで安土に突き刺します
的の的紙は印刷した紙なのですが、半透明の養生テープで貼ってました!
いい考え!これは剥がしやすくてよい
昔はノリと刷毛で貼っていた・・・
ひめのり(ご飯粒を煮溶かしたもの)の鍋があり、刷毛がつっこんでありました
一枚一枚貼り替えるのではなく、穴だらけになったら上から表面に糊を塗って貼っちゃってました
乾かしてから使うのですが、めんどくさい時は生乾きのまま使ってました
いい加減重なってきたら剥がすのですが、きれいに剥がれなくて大変でした
最後に上級者の立射を見取り稽古
↓打ち起こしているところ
矢の水平がすごい
背後のベニヤの目とぴったり合っている
↓引分けから会
やはり矢の水平がすごい
背後のベニヤの目とぴったり合っている
いいなぁ、上手くて ┓(´。`;)┏
上には上がいます
弓道には級が5段階、段位は10段まであります
級というのは主に高校生に適用されるものです(高校生では段は取れません)
5級、4級、3級、2級、1級
初段 二段 三段 四段 五段
錬士五段 錬士六段 教士六段 教士七段
教士八段 範士八段 範士九段 範士十段
最後の方は力尽きてヘトヘトでした(最後の一、二射は全然引けませんでした)
明日もあるのに・・・
とにかく筋力が落ちている
スポーツは全くしないし(そもそもあまり興味はない)
大人になってから運動らしい運動はしていないし
毎回、運動不足の実感です
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