よりによって台風ですか
恵みの雨で植物は大喜び
コブシの緑も一段と濃くなりました
水たまりがポッポさんたちの憩いの場
仲良く、くっついて水を飲んで歩く
本日の稽古
春は嬉しやと江島節のおさらい
・春は嬉しや
春は嬉しやは「はずんで」なので、冒頭の「♪じゃ、じゃん、と、ちん、とん、ち」の
じゃんの、「ん」を強調する意味で間にウチを入れる
このパターンが何度か出てくるので、「隠れウチ(勝手に命名)」を入れる
勘所を確認する意味でも役に立つ
・江島節
トレモロ部分は、人差し指と親指でバチの角を持ってしまう
少し立てて、超小刻みにプルプル状態に動かす
これが簡単にはできない
先生もいきなりは出来ないのだとか
新しい楽譜いただきました
「柳の雨(唐人お吉)」本調子
曲の前後に佃が入る
本手と替手が同じ楽譜になっていて複雑
これは色別に整理するしかありませんな
先生に弾いてもらっている最中に時間切れになってしまいました
雨の日にぴったりな曲ですな
今日は、三味線の胴掛けを新調した人がいて、
真新しい胴掛けと胴掛けゴム、音緒と紐の三味線が置いてありました
生地持ち込みで仕立てたのを見て、やっぱり素敵だなぁ〜と思ってしまいました
しかし、三味線の胴掛け職人の人はもうごく少数しかおらず、
一ヶ月待ちなんだそうな(時間かかりすぎてブーイングらしい)
しかも皆かなり高齢で「そろそろ仕上がっていいはずなのに、連絡ないなー」
こっちから聞いてみると「入院してました」ということもあるそうな
後継者も作らず、技術は誰にも教えないし、材料の調達先なども絶対に教えないらしい
自分の他に稼がれたら困るから、という理由らしい
アホか!!
あんたら先ないのに、どうすんのさ
作る人が途絶えたら将来、三味線をやる人全員が困るじゃん
そういうことが分からないらしい
邦楽界の閉鎖体質は、三味線店も呆れるほどという話
だったら、私が新規に研究して作れるようにしようかな
今までの体制に頼ってばかりでは先々発展しない
Scrop COFFEE ROASTERSで、タルトと珈琲食べました
コーヒー美味しかったー
どうせなら、三味線業界に貢献したい
胴掛け職人もいいかも知れない
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2022年04月14日
柳の雨
posted by konomezuki at 22:36
| 三味線関連&稽古日記