二十四節気のひとつ
今年は2月19日〜3月4日頃のことをいいます
春の分類(六分割)
・立春 2月4日〜2月18日
・雨水 2月19日〜3月4日
・啓蟄 3月5日〜3月20日
・春分 3月21日〜4月4日
・清明 4月5日〜4月19日
・穀雨 4月20日〜5月4日
雨水の頃は、この冬最後の雪やみぞれが降り、
厳しい寒さも和らいでくる頃
雪解けの水が田畑を潤し始め、
川や湖に張っていた氷が解け、春の訪れを感じられるように。
雨水の頃は、水が動き土が潤い始めるため、
農業の準備を始める目安にもなっています。
(ただし雪深い国ではしばらく冬が続きます)
雨水に雛人形を飾ると、良縁に恵まれるといわれています
雛人形はもともと厄を移した人形を水に流す行事であったので、
水が豊かになる雨水の頃に雛人形を飾るとよいのだそうです
私は立春過ぎに飾りましたが、
出しそびれた人は雨水に飾ると縁起が良いのだとか
ただし正月の飾りと同じく、3月3日の前日は一夜飾りといい、縁起が悪いらしいです
何故かというと、雛祭りは
3月2日:宵節句
3月3日:本節句
3月4日:送り節句
と実は3日間あるので、3月2日ではすでに祭りが始まっているというわけです
お雛様を仕舞う日は、
二十四節季の啓蟄(けいちつ)に当たる日(3月5日)が良いらしいですが、
雛祭りを旧暦(4月3日)で行う地域も多いため、はっきりとした決まりはありません
せっかく飾ったのだから、長く楽しむほうが良い
私は4月中旬くらいまで飾っておきます
桜も散り、そろそろ暑苦しく感じたら片付けます
雛人形をしまうのが遅れると、婚期が遅れるとよく聞きますが、
これはただの迷信で、
「片付けがちゃんとできないようでは、きちんとした女性になれず、お嫁さんにもなれませんよ!」
という意味を込めての言い伝えらしいです
確かに、雛飾りはこまごまして壊れやすく丁寧に扱わなければならないし、
きちんと元の容れ物にしまうのは、なかなか骨の折れる仕事です
雛祭りは片付けも一仕事
片付けるときに一番大事なのは実は天気で、
湿気のない晴れた日に仕舞いましょう(と、雛人形店でも言っている)
私は出すのも片付けるのも好きですが・・・
今日は雨水らしく、雨音がしています
そろそろ桃の花を買わなくちゃ!
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