先週の雪の日と打って変わって晴天
暖かいような、寒いような、風は冷たいです
来月のリハーサルに向けて細かい調整が進みます
本日の稽古
発表会用の三曲
・奴さん〜花魁三分二朱
・かっぽれ
・並木駒形〜深川節
・奴さん〜花魁三分二朱は、後半の花魁三分二朱のテンポを遅くします
ちょっと気だるく、という感じ
「スタコラ」とか出てくるのでいそいそ忙しい感じかと思いきやそうではない
同じテンポだとつまらないので、前半と後半を少し変えます
・かっぽれ
こちらは脳天気に明るく景気よく、という雰囲気で
囃子声のサッサッサー、とかセッセー、は高い声でなくてもOKだって
これで少しやりやすくなる
囃子声のコツは、何でも尻上がりに語尾を上げること
唄を唄う人をけしかける感じに
歌は大変なので、フォローしなければならない
一緒に歌うところを増やします
最後の〆は、もう一度最初に戻って一小節で終わるか、ちゃちゃちゃんちゃんちゃん、で〆ルかは未定
最初に戻って締める場合が多いのですが、もう一回やるんですか、みたいな感じもするので
改めて決めます
・並木駒形〜深川節
出だしの佃は「ちゃちゃちゃん、」を聞いてからちゃらりちゃらりちゃん、を忘れずに
・全体
囃子方は結構難しいです
唄の音程がないのに、言おうとすると弾き間違えてしまったり・・・最初は大変でした
ちょっと長い言葉を言うだけでも言えなかった
一人で大きな声を出すということは実は普段なかなかない
唄も歌わないし、カラオケも嫌い
人前で歌うなんて事はおよそ嫌いだし(喋るのはいくらでも喋れるし全く緊張しないのに)
最初は大きな声を出すことに慣れるまでが大変らしいが、全くその通り
私のような引きこもり系は、一日長時間誰とも口を聞かないことも多いし・・・
まずは声を出すことの訓練から
囃子方で慣れてきてから、今後は徐々に唄も練習すると良いとのこと
いろいろコツを教えて貰ったので、
「あとは慣れだね!」ってことらしい
「発表会、出来るといいよねー、二年待ちぼうけだもんね」
2回出そびれている私
いえいえ、私の場合、毎回の稽古が発表会みたいなもんですから・・・
稽古帰りに久しぶりに人形町へ
人形町に行くと、あちこち引っかかって時間がかかる
重盛永信堂でジャムサンド→壽堂で黄金芋
裁ちばさみの調整にうぶけやへ
裁ちばさみ(小)を使いすぎて、かみ合わせに不具合
根元が引っかかり、固くてギコギコ音がするようになってしまった
木綿とかさんざん切ってるしなぁ・・・
やはり厚物を切るときは大きい鋏が良いのだけど、
軽くて使いやすいのでつい小さい方ばかりを使ってしまう
厚物で無理がかかると刃が外側に逃げて曲がって来て、中心がズレてしまうらしい
待ち時間に展示品の「ラシャ鋏」に目が釘付けになる
お歴々が作った名品の後続品として、展示のラシャ鋏と同じ型のステンレス紙鋏があった
めちゃくちゃ切れる、持ちやすい、鋏の先の方まで切れ味良い
欲しすぎる・・・
そして高い・・・
うーーーーー、来週買ってしまうかも知れない
裁ちばさみ小はもう今ないんですって(作ってないらしい)
貴重じゃん・・・大事に使わなければ!!
預かり修理となりました
そのおかげでまた人形町に行ける
年始めの高久
和栗モンブランで締め
モンブラン、味がまろやかで美味しくなったような気がする
来週は初音(甘味処)にでも行くか〜
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2022年01月13日
三曲の練習
posted by konomezuki at 22:40
| 三味線関連&稽古日記