野鳥こけしといっても、いわゆる木のこけしではありません
野鳥のオブジェというか人形というか・・・
新潟県十日町市松之山温泉の特産品で
野鳥の宝庫である松之山温泉で生み出されたものです
雪深い松之山で、訪れた人に喜んでもらいたいと考案され、
昭和35年頃から地元の方々の手で作られるようになりました
現在、22種類の鳥があるそうです
野鳥こけしの詳細については
松之山ストーリーをどうぞ
※画像出典 松之山温泉
数年前から、松之山温泉の現地で野鳥こけし体験教室が開かれていましたが、
現在、オンラインで開催されるようになりました
講師は松之山温泉・十一屋商店の福原なつきさん
ご自身もまだ教わっている最中とのことでしたが、
野鳥こけしPRのために、率先して活動されています
いよいよZOOM開催!
キットには、あらかじめ仕上がっているボディの基礎、足、目、
羽用の着色脱脂綿、糊、などが入っています
羽を部分ごとに糊で貼り付け、上から薄めた糊を丁寧に筆で塗って固めて行きます
脱脂綿は弾力が無いので、上から糊を塗るとき、筆をなすりすぎるとよれてしまいます
皺が寄らないように、段差が出来ないようにするのがコツ
綿のキワの、羽がふんわりしたところ、重なるところなどが難しいです
鳥というのは、思いのほか流線型のフォルムをしています
リアルな仕上がりです(特に足とか)
色や塗り分け方など参考になります
↓初めてでしたが、何とか上手く出来ました・・・
糊が乾いたら完成です
記念のツーショット
こうしてみると、うちのメジロッちはかなり丸っこい
相当デフォルメされているのが分かります・・・
野鳥こけしは、一度見たら忘れられません
誰もがその魅力にはまって、集めたくなってしまうでしょう
農閑期、ひとつひとつ手作りのため、あまり数多くは作れません
色の染め上がりにムラがあるなど、個体差もありますがそれがいい味になっています
ボディの芯を作る人、足を作る人、綿を染める人、全て細かい分業体制だそうです
尻尾や羽の一部は、本物の鳥の羽を使っています
黒い羽は鴨の羽、白い羽はニワトリの羽、他のカラーは鶏の白い羽を染めているそうです
他の鳥も作ってみたいです!
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