金華公園のイチョウが黄色に輝いています
モミジも紅葉が始まりました
二週間経つと様変わり
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本日の稽古
発表会へ向けての構成が進んでいます
「かっぽれ」と「並木駒形・深川節」をやることになりました
かっぽれは、とりあえず手は出来ているので後は練習あるのみ
囃子声があるので、元気よくやること、
そしていきなり囃子を唐突に入れるのはおかしいので、
自分でも唄を頭に入れながら(頭の中で歌いながら)囃子を入れること
慣れていないと、音につられて唄みたいな半端で変なお囃子になってしまう
なかなかコツが要ります
並木駒形と深川節は、二年前の発表会でやることになっていた懐かしい曲です
さんざん練習していたけど、発表会が中止になり心残りでした
返り咲いてちょっと嬉しいかも
今日は楽譜がないので次回から稽古します
今日はとりあえず新しく「江島節」を教わりました
有名な江島生島物語
絵島生島事件、絵島事件ともいい、
大奥スキャンダルを題材に、歌舞伎や芝居、テレビなどでドラマ化されました
江島生島事件(えじま いくしま じけん)とは、
江戸時代中期、江戸城大奥御年寄の江島(絵島)が、
歌舞伎役者の生島新五郎らを相手に遊興に及んだことが引き金となり、
関係者1400名が処罰された綱紀粛正事件。
大奥内の風紀が緩くなり、贅沢三昧、遊興三昧、芝居見物三昧の末、役者と逢い引き
ドラマでは、つづらに隠れて大奥内に忍び込んだ生島新五郎と江島が、
屋敷内の荷物部屋で密会する様子などが描かれます
ドラマでは一派の失墜を狙った陰謀のように描かれていますが、
そうした史料もなく真相は不明で、創作の域を出ていません
処罰で、江島が高遠藩預けとなったことから、長野県で生まれた「江島節」
一方、生島新五郎は三宅島に遠島になり、三宅島では生島節が生まれたとか
江島節には、冒頭(tr)というマークが出てくる
トレモロ、という意
「♪チリチリチリチリチリチリチリチリ・・・・」というやつ
これを三味線でやるのはなかなか大変
バチを浮かしてごく先端で連続してすくいます
どうやっても、そう上手くは鳴らない
とりあえず、これはさておき
とても演劇的で、もの悲しい曲
美しいメロディーなのですが、先生曰く
「ちょっと出来すぎてる」のだそうな
美化しすぎているというか、後世になって出来た曲はちょっとわざとらしいのが多いのだとか
なるほど、奥が深い・・・
とりあえず、江島節は置いておいて、
来週からは並木駒形・深川節のおさらいです
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2021年12月02日
江島節
posted by konomezuki at 16:25
| 三味線関連&稽古日記