「猫じゃ猫じゃの会(於:江戸東京博物館小ホール)」
猫にまつわる話を集めた出し物
お目当ては立花屋橘之助さんの三味線漫談
三味線上手すぎる・・・
※画像引用元 オフィスひざふに
通常の1/3の座席数に限定しての開催
見る方は空いてて助かる
前の人の頭かぶらないし、となりの席に荷物置けるし
素晴らしい芸で見応えありました
印象的だったひと言
若手落語家の昔昔亭昇(せきせきていのぼる)さん
入門したてのとき、師匠に最初に言われたひと言が
「テレビを捨てなさい」
だったそうです
「只で見れるものを見続けているとバカになる」
と言われたらしいです
お金を払って得るものでないと本当の価値はないという師匠の教え
それ以来、テレビを止めて芝居や美術館などの鑑賞に費やしたそうです
「だから、このご時世わざわざここへ来ている皆様方はかなりのインテリの方々です!」
というのがオチなのだが
私はテレビが嫌いなので、その通りだと思いました
それから、立花屋橘之助さんの美しい着物に釘付け
特注品!!
三味線を構えたときに、左手を上げた袖の振りの側面に柄が付いているのです
正座したときに見えるよう、右前の膝の上から腿付近にかけて柄があります
さすがだなあ〜
見せる、聞かせる、芸を披露できるレベルってすごいなあ〜
こういう時にわざわざ落語を聞きに来る客なんて熱心なファンばかり
インテリのいい客ばかりが集まる
開演・中入り後の扉に誰一人遅れる人もいなければ携帯が鳴ることも一切ない
さん喬師匠の、物静かな江戸落語では
客席一同固唾を呑んで引き込まれ、会場は物音一つせずにしんと静まりかえった
これからはいろんな物を鑑賞したい、
とあらためて思いました
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