寒いのか暑いのか分からない・・・
タワーパーキングの蔦もだんだん緑になって来ました
今日は静かな稽古場
私の前の方がお二人お休みで、先生が戯れに弾く三味線の音色のみ
ちょっとドアを開けて漏れ出てくる音の美しいことと言ったら
漏れ聞こえる三味線の音って、格別に美しいんだそうです
どこからか聞こえてくる場合、どこで鳴ってるのか?
とついつい探してしまうんだそうです
音を褒めると
「三味線がいいんだよ、」なぞと謙遜する先生
本日の稽古
・潮来出島
・えんかいな
潮来出島は先生がすごく難しい替え手を弾きます
替手B、ということは替手Aがある
Bは、先生の先生である本條秀太郎氏が即興で作った貴重な楽譜
替手Aを、これじゃつまらないからと言って
収録直前にアドリブで作ったといいます
昨日は湿気がすごく、糸巻きが固くて全然回らなかったとのこと
今日は弾いている最中に先生の三味線の糸巻きがキュルッ!!
雨の次の日が晴れだと、急激に乾燥して糸が緩みやすくなります
固くて動かないのも困るけど、乾燥しすぎて止まらないのも大変です
両方の曲に言える注意点
・淡々とゆっくりの曲だと、勘所を外すと目立ってしまうので正確に
・音がぎこちなく固いので、途切れ途切れにならないように、もっとなめらかに繋げて弾く
・バチを糸に当てに行ってるので、もう少し自然に振り下ろす
・バチの先しか当たっていないので、もう少し深く当てる
バチの持ち方、振り下ろす角度、腕を置く位置などをちょっと自分なりに調整中なので
まだしっくりいっていません
えんかいなの歌詞について
「[]︎夏の涼みは〜」というのが一番有名だけれど、
新旧、数限りない歌詞があるのだそうです
私が教わっている楽譜の歌詞は春夏秋冬の歌詞です
秋に出てくる「ガラス窓」という言葉も、昔は「連子窓」といいました
「レンジ窓って分かる?」
(もちろん知ってまっせ〜電子レンジやおまへん!)
「連子格子って言いますよね」
そう、目の細かい格子のことを言います
昔、ガラスがなかった時代の歌詞は「連子窓」だった
「今、連子窓って言っても誰も分からないから、ガラス窓に変えてある」
昔の歌詞は変えない方が味がありますね
先生は連子窓と唄います
何曲も並行して進んでいますが、どれもまだ半端な仕上がり
稽古歴も3年近くになりますと、先生もだんだん厳しくなってきます
連休を挟み、三週間稽古がありません
その間、怠けないようにしないと・・・
スクロップコーヒーで休憩
ピンクがきれいな色なのでつい、桜のレアチーズケーキ
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