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2021年02月04日

ヤットン節と祇園小唄と敦盛さん

前回は帰り道に雪になったほど寒い日
今日は打って変わって暖かい日よりです
天気も良く足取りも軽くなります

本日の稽古
・ヤットン節
ノリノリで、どうしてもだんだん早くなって行ってしまうので、ゆったりと弾く
バチが跳ねると、慌てて落ち着きのない感じになってしまうので、
バチはしっかり着地させるのがコツ

この曲は昔は良くTVやラジオに出てきたそうです
先生は子供の頃聞いて「[]︎酒持ってこい♪」の最後のフレーズが忘れられない印象的な曲だったそう
実際に弾いたことはないが、自然に覚えてしまったんだそうです
発表会でやったときは、息抜きの曲みたいで盛り上がったに違いない
会場手拍子で大盛り上がりだったそうです
まぁしかし、宴会などの戯れ唄なので、本来は真面目に練習するような曲じゃない
歌謡曲なので、端唄らしからぬ現代的なリズムが出てくるし
「まぁ、こんな曲もあるってことで覚えといて」
ということになりました

そう言えば子供の頃、懐メロなどのTVで芸者さんの格好した人が時々出てきたのをよく覚えている
いわゆる、
昭和の芸者歌手
家でみんなでテレビを見ていて、
女の人なのに「市丸」「百太郎」何で男の人みたいな名前なの?
とても不思議に思っていた
親に聞いたら親も分からず、適当にはぐらかされて子ども心に納得いかなかった
しかも、司会の玉置宏さんが
「さぁ、市丸姐さんの登場です〜!」
などと言って紹介するものだから
市丸という男の名前を何故「ねえさん」と呼ぶのか、子どもはますます混乱する
江戸時代、幕府の取締が厳しいので、
それを逃れるため、女の芸者はみんな黒羽織などで男装しており、
男のような奴名を名乗っていた

その名残、ということを大人になってから調べて納得
(親が適当にごまかし、納得いかない態度を取った記憶は大人になっても忘れないのである)

・祇園小唄
久しぶりに祇園小唄をやりました
まずい、久しぶりなので忘れているかも・・・
替手がなかなか出来ずに、何度もやった挙げ句にしばらく保留状態
しばらくぶりに弾いてみたけれど、
「ずいぶん手が動くようになったじゃん」
他の曲をやっているうちに手の訓練が進み、応用が利くようになるのだそうです
なるほど・・・
なかなか出来ない曲はしばらくほっといてからやると良いのだそうです
出来ないからといって繰り返しやり続けると、手詰まりになってしまうそう
確かに、繰り返し続け過ぎても、
出来ないところを出来ないクセがついて練習しているようなところもある
替手は手が込み入っており、手が詰まっているところは早くなりがち
「あと何回かやれば大丈夫だね」
というところまでやっと来ました

次の曲頂きました
広島県民謡「敦盛さん」

20210204-1.jpg

がらりと渋い、もの悲しげなゆっくりとした静かな曲
本手と替手があります
パッと見ただけで替手は難しそうだ・・・

平敦盛は笛の名手で、平安時代末期、一ノ谷の戦いで破れた悲劇の武将
敦盛の首をとった熊谷 直実(くまがい なおざね)が
敦盛の笛を、屋島にいる敦盛の父・平経盛の元に送り、
直実の書状と経盛の返状が交わされる場面は、能や歌舞伎でも有名な演目
広島県庄原市には古くからこの「敦盛さん」という民謡(市の無形民俗文化財)が伝わっている

二条行燈大納言(にじょうあんでんだいなごん)
資方(すけかた)公の 姫君は
いつぞや三井寺 お室(むろ)の御所
月の宴の ありしその時に

敦盛卿(あつもりきょう)は 笛の役 その姫君は琴の役
琴を弾ずる おん姿
一目ご覧(ろう)じ 敦盛卿

敦盛卿は十五才 その姫君は十四才
十四で輿入れ あそばされ
明けて十五の 春の頃

弥生桜の 散る頃に 謀反の企み巡らして
ついに平家は 打ち破れ
一の谷にぞ 落ち給う

永江の里のその辺り 古き形見の残りしは
哀れなりける 次第なり
哀れなりける 次第なり


敦盛の室は、庄原では「姫御さん」と呼ばれ、敦盛と共に親しまれている存在。
波が押し寄せる音を三味線で表すところがあったりしてドラマチックです
歌舞伎の舞台の演奏方みたいな気分になります
↓本條流っていうのがかっこいい!

20210204-2.jpg

次回の稽古では、一回目本手を先生と一緒に弾いたら、
二回目は先生が早速替手を合わせてくる
まずは本手のマスター!



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