4週連続稽古の2回目
青空に上弦の月です
今日も風が冷たくて寒い
レトロなタイルの建物は山の上ホテル
打ち指・消し指の練習曲「お伊勢参り」の稽古
・消し方が大げさにならないように
・薬指一本で、押さえている糸の近くを消す
・打ち指はしっかり鳴らすこと
など
打ち指や消しは、いろんな曲の中でちょこっと出てくるのですが、
あえて練習しようとすると、そうした場はなかなかないので、
短い一曲の中にわざと取り込んで作ったそう
すごく上手くまとまっているので、先生はすごい
次の曲いただきました
俗曲「金閣寺」
金閣寺 桜の木に雪姫をくくりつけ
足でねずみを描いたらば
そのまたねずみが縄を切る
チュッチュのオ
豊年じゃ 子の年今年も 富士の山ほど出来秋や
升も要らずに 箕で量る
ねずみの荷車 ヤレ押せと
チュッチュのオ
とても短い俗曲
俗曲とは
近世の大衆的な三味線による歌曲、通俗な曲を総称しての呼称で、
寄席や酒宴の席でうたわれるような短くて軽い曲
これは歌舞伎の金閣寺の唄なのか、豊作の唄なのか?
俗曲というのは不思議
わりとふざけたよく分からないものが多い(私は割と好き)
そして久しぶりに出てきた「キ」マーク
ちゃっきり節で出てきた蛙の鳴き声の「キ」
ねずみの鳴き声の擬音です
お伊勢参り、金閣寺・・・
一月らしく寺院詣りが続きます
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2021年01月21日
お伊勢参りと金閣寺
posted by konomezuki at 13:03
| 三味線関連&稽古日記