めっちゃ寒いです
空気が冷たいです
暖房の付いていない部屋に行けない寒さ
東北・日本海側は大雪だそうです
今日は、本年最後の稽古でした
一番遅かったイチョウもすっかり黄葉
上からはらはらと落ちてきます・・・
都会の紅葉は遅め
稽古場に着き、ピッと体温を測ったら35.9度・・・低っ!
寒風にさらされて冷えていたのか、アタシのおでこ
本日の稽古
どんどん節をみっちりと!
先週の録画を繰り返し聞いて、何とか通しで弾けるようにしていきました
・出だしのハジキはしっかりと大きくはじく
・ケ(音消し)は積極的に
・はずんで、の曲は乗ってくるとだんだん早くなってしまうので、ゆったりと早くならないように
どんどん節にはスリが2回、コキが1回出てきます
普通、曲の中にこうした手は一回くらいしか出てこないのですが、
3回も出てくる珍しい曲です
独特の小粋な感じが強調されてます
ところで「スリ」「コキ」の違い
ハッキリ言ってそんなに変わらないのですが
スリ(擦る)、コキ(しごく)のニュアンスの差
スリは、ゆっくり擦る 4、6のスリの場合は、4の音が強く6は僅かに残るくらい
コキは、早く擦る 4、6のコキの場合は、4から素早く6へ移動、4より6が強く残る
こんな感じの違い
「普通そんなことみんな気にしないよ、よく気がついたねー」
そりゃ気がつきますって
わざわざ違う言葉で書いてあるのは何故か?私は気になってしまう・・・
来年の一月の稽古まで間があるので、
新しい曲をいただきました
新年にピッタリの曲・・・今までとはガラッと違うトラディショナルな端唄
>
久しぶりの三下がり
長唄のような雰囲気の端唄
途中で何回かリズムが変化するので難しそう〜
♪ 浅草詣り 蔵前通れば お菰がせがむ
附随(つく)な 附随な 附随な 附随な エエ附随な
おくんなさい 有るの無いのと
おっしゃるような 御人体じゃない
永井兵助 居合い抜き
成田 八幡 駒形や
そこら雷門に 飛んだり跳ねたり踊ったり
おもちゃ仲店 五十軒
ござれ参りましょう 御本尊に参詣して
あとは奥山見物 こんこまわし
騒ぎ囃して 花屋敷
新年の賑わいが目に浮かんでくるようです
浅草詣でしている気分になりますね
音源探して、曲をじっくり楽譜と照らし合わせながら聞くところから始めます
山口さん「難しいのやるんだね〜」
私「(やはり難しいのか・・・)出来なかったらどうしよう(^_^;)」
先生「出来ないからやるんでしょ!」
さすが先生のお言葉
無事本年の稽古が終わりました
先生、音福スタッフの皆様お世話になりました
来年も宜しくお願いします
いつものことながら、サボっていると正月ボケするので気をつけなければ〜
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2020年12月17日
稽古納め
posted by konomezuki at 20:26
| 三味線関連&稽古日記