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2016年01月24日

サントリー美術館の「水〜神秘のかたち」 展(2回目)

サントリー美術館の「水〜神秘のかたち」 展を観てきました。2回目なので、展示替えを中心に鑑賞しました。
2回目なので展示替えの作品を中心に。
今回は、最後の「水の聖地」の屏風に魅かれました。
本展は、水の霊性がある土地に人が集まって街になり、都市に発展していった場所の祭礼を描いた屏風などの展示で締めくくられます。
水の聖地で生きる人々の、祈りを思いながらじっくり鑑賞しました。

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日吉山王祇園祭礼図屛風六曲一双 室町〜桃山時代 16世紀 サントリー美術館
厳島天橋立図屛風 六曲一双 江戸時代 17世紀 サントリー美術館 もよかった。


「水 神秘のかたち」

会期:2015年12月16日〜2016年2月7日
場所:サントリー美術館
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
電話番号:03-3479-8600
開館時間:10:00〜18:00(金・土、1月10日は20:00まで開館、ただし1月2日は18:00までの開館)
休館日:火曜日、2015年12月30日〜2016年1月1日
URL:http://suntory.jp/SMA/
posted by はまやん at 09:15| アート

2016年01月17日

「三井家伝世の至宝」展

三井記念美術館で開催中の三井文庫開設50周年・三井記念美術館開館10周年 記念 特別展II「三井家伝世の至宝」展に行って来ました。
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いくつか作品を紹介します。
重文 日月松鶴図屏風 6曲1双 室町時代・16世紀
日月が金属板ではめ込まれいて迫力があります。作者不詳です。
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国宝 熊野御幸記 1巻 藤原定家 鎌倉時代・建仁元年(1201)
建仁元年(1201)10月、後鳥羽上皇(1180〜1239)の熊野への御幸に随行した藤原定家が記した23日間の旅の詳細な記録です。途中の宿が寒いと不満いっぱいなのが面白かったです。

月宮殿蒔絵水晶台 1基 象彦(西村彦兵衛)明治〜昭和時代初期・19〜20世紀
貝、螺鈿をふんだんに使った中国皇帝コレクションのような作品。

円山応挙 雪松図屏風
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応挙の作品で国宝に指定されている唯一の作品。松の木の幹は、塗り残しの部分が積もった雪を表現するように巧みな濃淡をもって塗られており、そのコントラストによって、吹きつけられて積もった雪を立体的に表現しています。
さらに一面の雪の中にきらめく光を照り返して屹立する松の姿を、墨と金泥と紙の白色のみで情感豊かに描きだしています。
松は輪郭線を用いない没骨技法、右隻には直線的で力強い老松、左隻には曲線的で柔らかい若木を配し、応挙の定番とは少し違いますが、雪化粧した松の姿がとても美しい作品です。

絵画や屏風では、東福門院入内図屏風も人名入りで面白かった。

三井記念美術館のベストコレクションともいえる企画展です。



posted by はまやん at 14:20| アート

2016年01月11日

京の冬の旅

3連休を利用して1月9日〜10日京都へ行ってきました。お天気にも恵まれ、京都の特別公開の襖絵を堪能してきました。

50回記念となる「京の冬の旅」のテーマは「禅 -ZEN- 〜禅寺の美 日本文化の美〜」。
平成28年が、臨済宗を開いた臨済禅師の1150年遠諱にあたることにちなみ、日本の文化・芸術に大きな影響を与えた禅宗寺院を中心に、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が期間限定で特別公開されています。
最初は建仁寺 開山堂。p_huyu2015_01_2.jpg
HPより抜粋「建仁2年(1202)創建の臨済宗建仁寺派大本山で、京都最古の禅宗寺院。特別公開の開山堂は、開山・栄西(ようさい)禅師の廟所(墓所)で、坐棺を埋葬した石壇が築かれ、禅師の木像と開基・源頼家像を安置する。客殿には、加藤文麗(かとうぶんれい)筆の水墨画「龍虎図」、原在中筆「松鶴波図」「白梅群禽図」など江戸時代の障壁画が残り、庭園には栄西禅師お手植えと伝わる菩提樹が茂っている。また今回は、清水坂・五条坂の十六人の陶工が作り楼門の二層目に安置されていた「陶製十六羅漢像」も客殿にて特別展示される。」
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その後は建仁寺の方丈へ。10月24日から特別展「禅と武と画の生涯」されており、通常は結界越し拝見する海北友松の襖絵をこの期間中は間近で見ることができます。複製とがいえとても迫力がありました。

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田村月樵「唐子遊戯図」

午後は妙心寺 天球院へ。2016010914510000.jpg
HPより抜粋「妙心寺の塔頭寺院で、姫路城主・池田輝政公の妹・天球院殿によって創建された。方丈(重文)は、玄関とともに江戸時代を代表する禅宗方丈建築で、方丈内部を飾る華麗な障壁画(重文・一部高精細複製品)は、京狩野の絵師・狩野山楽・山雪の代表作として名高い。「竹虎図」、「梅に遊禽図」、朝顔と鉄線の花を描いた「籬草花図」など、金地に映える鮮やかで濃密な色彩と垂直の線や曲線を活かした画面構成が見事な金碧障壁画で、創建当時の絢爛豪華さを今に伝えている。」
一部は複製になっていますが、本物と遜色のない見事な出来栄えです。
この公開が終了すると、全て複製に置き換えられて京博に寄託となるそうです。
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途中に千總ギャラリーに寄ったあと、夜は祇園へ。

翌日朝は等持院のそばの真如寺から。2016011010150000.jpg
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HPより抜粋「鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)とともに相国寺の山外塔頭の一つで、室町時代「京都十刹」の一つに数えられた由緒ある禅寺。法堂(仏殿)「大雄殿」は、中二階風の須弥壇があり、仙洞御所から寄進された宝冠釈迦如来像を安置している。その奥に続く開山塔に勧請開山(かんじょうかいさん)・仏光国師(無学祖元)、勧請開基・無外如大尼像、事実上の開山・夢窓疎石像や大檀那であった高師直の位牌などが祀られている。高貴な客人を迎えた「上段の間」がある客殿には、江戸後期の原在中筆の襖絵「西湖図」「四季花卉図」「松に猿猴図」が残っている。」
行ったばかりということもありますが「西湖図」は圧巻です。遠くの山並みや楼閣、船など詩情豊かに描かれており、建仁寺 開山堂と併せて、原在中の技量を改めて再認識した旅でした。
庭の様子
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午後は京都国立博物館へ。
干支の申(さる)にちなんで猿を描いた絵画や、猿をモチーフにした工芸品が多数展示されています。
お気に入りの作品〜

重文 十二類絵巻 3巻のうち巻上 2F-2_20151215_tmb.jpg
耕作図屏風 狩野永良筆 6曲1隻
重文 巌樹遊猿図屏風 式部輝忠筆 6曲1双 2F-3_0102_tmb.png
太公望・梅小禽・猿猴図 狩野山楽筆 3幅対
群猿・唐子図屏風  長沢芦雪筆2F-4_20151215_tmb.jpg
雪中三獣図襖 森雪中三獣図襖 森狙仙筆 4面 廣誠院 動物ごとに毛並みを使い分けるのは狙仙ならでは。
猿図絵馬 森狙仙筆2F-5-3_20151215_tmb.jpg
なお新春企画として、平成28年1月2日(土)〜2月21日(日)の間、過去の図録の一部が特別価格にて販売されています。
2005年の蕭白展の図録が500円!お土産に購入しました♪
posted by はまやん at 14:23| 旅行

2016年01月03日

博物館に初もうで

新年恒例となった「博物館に初もうで」も、今年で13年。トーハクでは、「冨嶽三十六景・凱風快晴」や国宝「松林図屛風」をはじめとする名品の新春特別公開と、吉祥をテーマにした作品、干支の申にまつわる特集など、お正月らしい作品の数々が勢揃い。大変な混雑ぶりでした。
鷲猿 1幅 今尾景年筆 2016010215300000.jpg
狙公 2幅 橋本雅邦筆 2016010215300001.jpg

博物館に初もうで 猿の楽園
本館 特別1室・特別2室 2016年1月2日(土) 〜 2016年1月31日(日)

この特集では猿の表現に注目して、「愛らしさ」「群れ」「毛並み」そして擬人化された猿などのテーマに分けて猿の作品を展示しています。
猿曳図 1幅 狩野尚信筆 江戸時代・17世紀 2016010215370000.jpg
猿曳図  猿に美人 猿廻し 葛飾北斎筆 江戸時代・寛政12年(1800) 2016010215410000.jpg
群猿図(模本) 1巻 伝竹模写、原本=雪村筆 江戸時代・享保10年(1725)、原本=室町時代・16世紀
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群猿図(模本) 1巻 狩野古信模写、原本=牧渓筆 江戸時代・享保13年(1728)、原本=中国・南宋時代末〜元時代初・13世紀
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猿猴図 1幅 狩野山雪筆 江戸時代・17世紀
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百猿図 1幅 狩野探信筆 江戸時代・18世紀
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竹に猿猴図(模本) 1幅 野口幽谷模写、原本=雪村筆 明治18年(1885) 、原本=室町時代・16世紀
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秋山遊猿図 2幅 森狙仙筆 江戸時代・19世紀
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十二支図(模本) 1枚 模者不詳、原本=森狙仙筆 明治14年(1881)、原本=江戸時代・18〜19世紀
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観音猿鶴図(模本) 3幅 横山大観模写、原本=牧渓筆  原本=国宝・大徳寺蔵 明治28年(1895)、
原本=中国・南宋時代末〜元時代初・13世紀
本物は昨年大徳寺で見ましたが、実物大で素晴らしい模写です。
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仏教の美術―平安〜室町
本館 3室 2015年12月8日(火) 〜 2016年1月17日(日)
高野四所明神像 1幅 室町時代・16世紀
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往生要集絵巻 巻第四 1巻 室町時代・15世紀
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宮廷の美術―平安〜室町
本館 3室 2015年12月8日(火) 〜 2016年1月17日(日)

古今和歌集(元永本) 上帖 1帖 平安時代・12世紀
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富嶽図 1幅 伝賢江祥啓筆 子純得幺賛 室町時代・延徳2年(1490)
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書画の展開―安土桃山〜江戸
本館 8室 2015年12月8日(火) 〜 2016年1月24日(日)
楼閣山水図屏風 6曲1双 池大雅筆 江戸時代・18世紀
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富士・三保・清見寺図 3幅 狩野常信筆 江戸時代・17世紀
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猿猴芦雁図 2幅 岩佐勝重筆 江戸時代・17世紀
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十二ヶ月花鳥図屏風 6曲1双 狩野永敬筆 江戸時代・17世紀
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源氏物語絵巻 1巻 住吉具慶筆 江戸時代・17〜18世紀
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山水図 1幅 狩野永良筆 江戸時代・18世紀
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浮世絵展示は北斎尽くし。「富嶽三十六景」から凱風快晴 山下白雨 神奈川沖浪裏 の三枚の展示はすごい混雑です。他の北斎作品も素晴らしかったです。

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posted by はまやん at 11:39| アート

サントリー美術館 「水 神秘のかたち」

東京・六本木のサントリー美術館にて、“水”への祈りや信仰をテーマとする展覧会『水 神秘のかたち』が開催されています。
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この展覧会は、水にかかわる神仏を中心に、水にまつわる説話や儀礼、水に囲まれた理想郷や水の聖地など、水を源とする信仰に根ざした造形物を紹介するもの。四方を海で囲まれ、豊かな水の恵みを享受してきた日本では、弥生時代より水に対する信仰があったとされており、そういった水に対する感謝、祈り、信仰の歴史と奥深さをたどる展覧会です。

会場では、水を用いる神事・仏事にかかわる作例、水と深い関係のある社寺縁起、江ノ島、厳島、竹生島など、日本各地で盛んに信仰される弁才天、五穀豊穣を願う祈雨やその儀礼の中心的な本尊となる龍神、竜宮城に代表される理想郷、信仰を集める水の霊地や祭礼ほか、様々な角度から水の精神史を概観。
弥生時代の銅鐸「流水文銅鐸」、室町時代の屏風「日月山水図屏風」、鎌倉〜南北朝時代の「弁才天坐像」ほか、彫刻、絵画、工芸など、水の精神性をたどる造形物が多数展示されています。


展覧会の構成は以下の通り
第1章 水の力
第2章 水の神仏
第3章 水に祈りて
第4章 水の理想郷
第5章 水と吉祥
第6章 水の聖地

第1章「水の力」では、重要文化財の「日月山水図屏風」やパラミタミュージアム所蔵の「十一面観音立像」など、水を介することによって像が霊力を増すなど、水の神秘的な力を表す作品を展示。

「日月山水図屏風」は圧倒的な存在感。この屏風は仏教の灌頂の儀式のために使われていました。右には丸みを帯びた山、左には雪山を背に波が力強くうねる海面が広がっています。松が群生し、岩場が点在し、滝が落ちていく。展示ケースの奥行きが薄いせいか、詳細な部分までじっくり鑑賞できました。桜と松しか認識していなかった画面に、実は柳や杉や広葉樹も丁寧に描かれていることに気づきました。
山が崩れるような銀砂子や圧倒的な存在感の雪山、本当に魅力的で不思議な絵です。
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十一面観音立像
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第2章「水の神仏」では弁才天や住吉神など水の神仏にまつわる造形作品が中心。

第3章 水に祈りての「善女龍王像」は平安時代の絵仏師・定智筆の作品で、龍神の姿を描いたもの。龍神は雨乞いの儀式とも深く関わるもので、五穀豊穣や国家護持、さらに海難からの救済を願う対象となっていた。重要文化財の「春日龍珠箱」や「孔雀経曼荼羅」などを展示。人々が水に祈る姿が紹介されています。
「春日龍珠箱」の外箱の裏には、雷神・風神と三匹の龍と龍を肩に載せた束帯姿の八人の貴公子(八大龍王)。内箱の表裏には八人の鬼神(一人は童子形)が描かれています。
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第4章「水の理想郷」では龍宮城や蓬莱山など人々が夢見た水に囲まれた理想郷の姿を表現した作品が紹介されています。

第5章「水と吉祥」では吉祥(おめでたいこと)の意味合いを持つ水の造形を、動植物を題材とした吉祥文様の一つである菊水文様などを通して示し、第6章「水の聖地」では水の豊かな土地や祇園祭のような水にまつわる祭礼を描いた絵画作品などを展示。洛中洛外図のように当時の風俗が描かれていて楽しめました。



「水 神秘のかたち」展

会期:2015年12月16日(水)〜2016年2月7日(日)
開館時間:10時〜18時
※金・土、および12月22日(火)、1月10日(日)は20時まで、ただし1月2日(土)は18時までの開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日:火曜日(12月22日は開館)、12月30日(水)〜1月1日(金・祝)
会場:サントリー美術館
港区赤坂9−7−4 東京ミッドタウン ガレリア3階
posted by はまやん at 09:11| アート
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