2021年10月08日
【トリビア】お口の中に細菌、何種類いるでしょうか?お口の中が不衛生で発生する病気について
お口の中がの環境が健康状態を左右することがあります。
今回は、お口の中の細菌についてと、お口の環境が不衛生の場合に起こる病気について、紹介します。
【目次】
1,お口の中の細菌の数
2,お口の中の細菌は、いつから居るの?
3,お口の中の環境が悪いとどうなるの?
4,最後に
【お口の中の細菌の数】
大人の口の中には、300〜700種類の細菌が生息しているといわれます。
歯をよく磨く人で1000〜2000億個、あまり歯を磨かない人では4000〜6000億個、さらにほとんど磨かない人では1兆個もの細菌がすみ着いています。
【お口の中の細菌は、いつから居るの?】
母親のお腹の中にいる胎児は無菌状態の羊水の中で成長するので、口の中にも細菌はいません。
しかし、世に生まれ出てからは、主に母親や家族からの細菌が新生児の口の中に移って定着します。
母親の口の中に虫歯の原因となるミュータンス菌が多いと、子どもに移行して虫歯になりやすいことも報告されています。
【お口の中の環境が悪いとどうなるの?】
口の中の汚れや細菌は、唾液のもつ自浄作用によって洗い流されますが、加齢によって唾液の分泌量が減ることで、さらに細菌が定着しやすくなります。
口の中の細菌には、カンジダ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌も含まれていて、免疫力の低下とともに増殖し、病気を引き起こすこともあります。
お口の中に炎症があると、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせたり(糖尿病)、早産・低体重児出産・肥満・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)にも関与しています。
病気のリスクを減らすためにも、口腔ケアをしっかり行ってお口の中を清潔に保つことが大切です。
細菌は、口蓋や舌の表面にも潜んでいるので、歯だけでなく舌や粘膜の清掃もしっかり行いましょう。
【最後に】
お口の環境は、健康状態に影響を与えることは、近年、テレビなどでも紹介されています。
また、病院に入院している方も、病院を治す以外に、歯科衛生士の方がお口の中のケアを行うこともあります。
それくらい、今は、お口の環境が多くの病気の原因になります。
皆さんも、健康寿命を延ばせるようにお口のケアは、大切にしましょう。
今回のブログは、以上です。
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