2021年11月15日
【トリビア】パープルリボン週間ってご存知ですか?パープルリボンの意味や活動について
2021年11月12日〜11月25日は、パープルリボン週間です。
今回は、パープルリボンの意味や活動について紹介します。
【目次】
1,パープルリボンとは?
2,パープルリボンのはじまり
3,今年の活動
4,女性が暴力被害を受けた場合の連絡先
5,最後に
【パープルリボンとは?】
パープルリボンは、女性への暴力の根絶や、膵臓がんの啓発と撲滅をはじめとする、社会や医療の各分野で用いられるアウェアネス(意識、気づき)・リボンです。
【パープルリボンのはじまり】
パープルリボンは1994年2月、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州のベルリンで、大人のレイプや虐待のサバイバー、医療専門家、セラピスト、法律関係者、関心を持つ市民らによって結成された、インターナショナル・パープルリボン・プロジェクト (IPRP)から始まりました。
現在、40か国以上の国際的な草の根運動のネットワークになっています。
2000年にアジア女性センターが アメリカの全国DV防止連合(NCADV)を視察した際にパープルリボン を持ち帰り、女性への暴力根絶キャンペーンを 日本に紹介しました。
現在ではNPO法人全国女性シェルターネットが中心となり、パープルリボン活動を展開しています。
活動の一例として、2009年11月25日(女性に対する暴力撤廃国際日)の夜に行われた、東京タワーの紫色光でのライトアップがあります。
これは、内閣府の男女共同参画局による「平成21年度 女性に対する暴力をなくす運動」の一環として行われたものであり、ライトアップには、被害者に対して彼女が一人ではないことを伝え、励ます意図が込められていました。
【今年の活動】
内閣府の男女共同参画局によると、今年度の「女性に対する暴力をなくす運動」は「性暴力を、なくそう」をテーマに取り上げています。
(内容)
望まない性的な行為は、性暴力です。性暴力は、性別や年齢にかかわらず起こります。
身近な人や交際相手、配偶者から被害を受けることもあります。
性暴力被害に悩んでいる方を見かけたら、相談先を教えてあげてください。
《令和3年度 女性に対する暴力をなくす運動について》
○期間:令和3年11月12日(金)から25日(木)までの2週間
○主唱:内閣府、内閣官房、警察庁、金融庁、消費者庁、デジタル庁、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省
○内容:
・「性暴力を、なくそう」をテーマとしたポスター・リーフレットを作成
・漫画家の西原理恵子さんによる、多くの方々に「女性に対する暴力」に関心を持っていただくための漫画の描きおろし。
・女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、東京スカイツリーなどを紫色にライトアップする、パープル・ライトアップを実施。
・趣旨にご賛同いただいた全国のタワーや商業施設、お城などでも、パープル・ライトアップを実施。
【女性が暴力被害を受けた場合の連絡先】
女性が暴力などの被害を受けた場合の連絡先
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(全国共通番号):#8891
各都道府県警察の性犯罪被害相談窓口(全国共通番号):#8103
下の画像をタップしますと、内閣府の男女共同参画局の『ブルーリボン』の内容のホームページにリンクしています↓
【最後に】
未だに、女性へのDVや職場などでの心理的な暴力の被害を受けている女性が居ます。
こういうことは、一人で悩まずに、電話でも大丈夫なので、公的機関や警察に相談しましょう。
もし、相談先に軽くあしらわれたら、新聞社などに駆け込みましょう。
また、知り合いなどで、暴力に悩む方が居られたら、パープルリボン活動について教えでもあげて下さい。
男性の方も、周りの女性で暴力に悩んでいる方が居ないか目配せしましょう。
よろしくお願いします。
今回のブログは、以上です。
*パープルリボン活動への協力は、以下のAmazonの『Ribbon Shop』でも行えます(利益の一部は、障がいを持った子供達を支える団体へ寄付されます。)。
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