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2024年04月13日

違法賭博で損失62億円超の水原一平氏は「命拾いしている」…元文春記者が私見

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フジテレビ系「Live News イット!」(月〜金曜・後3時45分)は12日、米連邦当局が11日(日本時間・12日)、銀行詐欺容疑で大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手の元通訳、水原一平容疑者(39)を訴追したことを報じた。





 番組SPキャスターで元週刊文春記者の中村竜太郎氏は、水原容疑者について「ギャンブルでマフィアに殺害された人もいる。水原氏は命拾いしている」と私見を述べた。



 訴状では水原容疑者が大谷の口座から違法スポーツ賭博の胴元側へ送金した総額は1600万ドル(約24億5000万円)で、ギャンブルの損失は約4068万ドル(62億3270万円)であることも明らかにされた。違法ギャンブル賭博はマフィアのマネーロンダリング(資金洗浄)につながるとの懸念がある。



大谷翔平、日本人最多の通算175HR 3戦ぶり4号で松井秀喜氏に並ぶ…7年目で到達

本拠地・パドレス戦に「2番・指名打者」出場…日米通算1000安打に王手

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■パドレス 8ー7 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス)



 ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地・パドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回1死の第1打席で左中間へ3試合ぶり4号ソロを放つと、本拠地は大歓声。メジャー通算175発となり、松井秀喜氏の持つ日本選手歴代最多本塁打に並んだ。





 大谷がメモリアルアーチを放った。初回1死の第1打席で3試合ぶり4号。打球速度は107.3マイル(約172.7キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)の豪快弾をかっ飛ばした。これでメジャー1年目の2018年から重ねてきた本塁打は175本となり、松井氏に並んだ。さらに日米通算1000安打にも王手をかけた。

 この一撃で連続試合安打を8に伸ばした。エンゼルスでの6年間で171本塁打を積み上げ、ドジャースに加入した今季は、3日(同4日)のジャイアンツ戦で開幕9試合目、41打席目に初アーチをかけた。5日(同6日)のカブス戦では2試合連続の2号を放ち、8日(同9日)のツインズ戦で左越え3号。松井氏にあと1本に迫っていた。

 この一発で日米通算1000安打まで残り1本に迫った。松井氏の記録については「特別な数字ではあるかなと思うので、早く打ちたいなって気持ちはあります」と心境を明かしていたが、すぐに特別な数字に並んだ。



「イッペイのことなんだけど」 “直球質問”を即遮断…大谷翔平へド軍が見せた優しさ

ド軍広報が声を張り、「野球の質問のみでお願いします」

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■パドレス 8ー7 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手に二重三重の人垣ができた。松井秀喜氏に並ぶ日本選手最多175本塁打を記録した12日(日本時間13日)のパドレス戦後。「イッペイのことなんだけど……」。ドジャース番記者が“水原事件”の反応を聞こうとしたところ、人垣の外にいたフアン・ドラド広報が声を張った。



「野球の質問のみでお願いします」。質問を遮る毅然とした声。百戦錬磨の米記者も「OK、OK……」と聞き入れるしかなかった。

 試合前から重苦しい空気が流れていた。大谷の口座から不正送金したとして訴追された元通訳、水原一平容疑者が午後1時47分にロサンゼルスの連邦地裁に出廷。黒のスーツ、白シャツ姿だったが、両足に金属製の足かせをつけていた。13分後、保釈金2万5000ドル(約383万円)、パスポート返上、大谷と接触しないなどの条件で保釈が決まった。





 現地では朝のニュース番組からトップニュースで報道。この日の地裁前にはテレビカメラ20台、スチールカメラ20台、報道陣100人近くが集まるなど、大きな注目が集まった。そして、1か月前まで大谷の超側近だった水原氏が頬がこけた状態で登場する。メディアに身を置く者としては、もちろん質問しないわけにはいかない。それでも……。「オオタニを守る」。ドジャース広報から優しさを感じた。

 一番信頼していた水原氏の裏切り。どれだけ切り替えても、大谷の心の傷は消えないだろう。この日の取材では「個人的にもうれしいですし、日本の野球界にとっても大きいこと。個人的には次の1本。切り替えて、また次頑張りたいと思います」と前を向いていた。せめて野球をする時だけは……。辛い思いを忘れる時になって欲しい。



「大谷翔平が契約金の97%を後払いすると分かった瞬間の水原一平」【写真】

「大谷翔平が契約金の97%を後払いすると分かった瞬間の水原一平」【写真】


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