2021年09月29日
【トリビア】1日3食なのは、なぜ?1日3食のはじまりとその必要性について
現代の日本では、朝昼晩1日3食を取る方が大半かと思います。
では、一体いつから、1日3食になったのでしょうか?
今回は、1日3食のはじまりと、その必要性について、紹介します。
【目次】
1,1日3食のはじまり
2,1日3食の必要性
3,最後に
【1日3食のはじまり】
日本で朝昼晩と3食取る習慣が広まり始めたのは、江戸時代後半といわれています。
それまでは力仕事をする人などを除き、2食が一般的でした。
それが菜種油などを使った『明かり』の普及や娯楽の広がりなどで1日の活動時間が延び、次第に3食取るようにりました。
明治期以降は、人々が時計に合わせて生活するようになり、3食が定着しました。
【1日3食の必要性】
現代は生活習慣が多様になり、3食を規則正しく取るのが難しくなっています。
忙しさや面倒くさいという理由から、1日を2食、極端な場合は1食で済ませるケースも増えています。
1日2食以下にすると、エネルギーを充足したいという脳の作用から、1回の食事量が過剰になります。
例えば、お相撲さんは、身体を太らせるためにあえて食事の回数を減らすことがあります。
食事回数を減らすことで、脳が栄養、特に糖分が枯渇するリスクを避けるため、一度にたくさんの栄養を吸収しようとすることを利用して、食事回数を減らして、栄養の吸収を多くする方法を行っています。
ただし、栄養を一度にたくさん吸収しようとするため、肥満や糖尿病のリスクが高まります。
また、食事の回数を減らすと脳活動の栄養源であるグリコーゲンが不足します。
グリコーゲンは、肝臓で作られもので、1回の食事で最大60g程度作られ、5〜6時間程度しか持ちません。
一日に、脳が必要とするグリコーゲンの量は、120g程度で、1日2食だとグリコーゲン不足と脳への栄養不足の時間が長くなります。
脳の栄養が不足すると、脳は、萎縮し、認知症や老化の進行のリスクが高くなります。
ですので、現代の日本人の生活習慣では、最低1日3回の食事が必要とすります。
ちなみに、食事回数を増やす場合は、一日のカロリー摂取量に気をつけて行うと良いです。
ボディビルダーの方などは、1回の食事量を減らす、代わりに、食事回数を増やし、たんぱく質やプロテインなどをこまめに取って、脳が栄養不足を感じず、糖質の吸収を抑えようとしています。
【最後に】
火を使った灯りの登場で、1日の活動時間が増えたため、現代の日本人は、1日3食が理想的になっています。
ただ、最近は、生活スタイルの変化から、忙しく、1日2食や3食の方が増えています。
1日1食や2食では、脳が一度に糖分をたくさん吸収しようとしてしまうため、将来、糖尿病になる可能性が高くなり、さらに、糖尿病を起因とする腎不全からの透析治療のリスクや脳卒中のリスクが高まります。
また、脳への栄養不足から認知症や老化の進行のリスクが高まります。
どうしても、食事回数が減る方は、脳が糖分が足りないと感じないように、ウィダーインゼリーやカロリーメイト、野菜ジュースなどで、栄養補給を行うと良いです。
今回のブログは、以上です。
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