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2018年07月18日

古馬重賞はリピーター、中京記念は?

日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」


中京競馬場で行われる中京記念。過去の成績を振り返ります。

2014年 2着ミッキードリーム(2013年2着)
2013年 1着フラガラッハ(2012年1着連覇)

2頭のリピーターがいました。

それでは前年など過去年に着外で馬券にからんでいた馬を調べます。

2013年 2着ミッキードリーム(2012年4着※2012年2着、2015年14着)

一方前年馬券に絡んでいて翌年以降馬券外だった馬も調べます。

2016年 2着ピークトラム(2017年15着)
3着ケントオー(2017年13着)
2015年 1着スマートオリオン(2016年9着)
2着アルマディヴァン(2016年8着)
3着ダローネガ(2016年14着)
2014年 2着ミッキードリーム(2015年14着※2012年4着、2013年2着)
2013年 1着フラガラッハ(2014年10着※2012年1着連覇)

それでは今年の登録馬で過去馬券に絡んだ馬、着外だった馬がいるのかを調べます。

前年など過去年に着外の馬
マイネルアウラート
ムーンクレスト

前年など過去年に馬券内の馬
ウインガニオン
ガリバルディ
ブラックムーン

マイネルアウラートは2年連続参戦し馬券外。3年目に馬券内に来るケースが稀にありますが、近走の成績から厳しいと判断します。ムーンクレストも同様に近走の成績を見ると好走は難しく感じます。

昨年優勝のウインガニオンはオープン連勝の勢いがありましたが、その後重賞で結果が出ず苦戦。昨年ほどの勢いが感じられないので、傾向通り人気になるなら軽視の方向で考えています。

ガリバルディは2年前の優勝馬。コース適正はありますがムラがけな印象もありなかなか狙いづらい面はあります。前走マイラーズC4着と好走しているので、人気がなければ押さえて見たい馬ではあります。

ブラックムーンは昨年の3着馬。こちらもムラな面があるので狙いずらいですが、京都金杯を勝っているので衰えはないと考えます。展開がハマれば昨年くらいの走りはできるかもしれません。


 

2018年07月17日

中京記念、データ分析

日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」


中京競馬場で行われる中京記念。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA 中京記念、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0722_1/index.html

直近のオープン実績は要チェック

過去6年の出走馬について、直近で出走していたオープンクラスのレースでの着順別に成績をまとめると、「1着」組が3着内率で77.8%と高い数値をマークしている。そして、「2〜4着」の各組が不振傾向にあるのに対し、「5着」組や「6〜9着」組、「10着以下」組から複数の3着以内馬が出ている。直近で出走していたオープンクラスのレースを勝利していた馬は高く評価すべきだが、5着以下に敗れていたとしても軽視は禁物だろう。

ここでは圧倒的に成績の良いオープン1着馬を選びます。前走勝馬がいないので、本年中に1着だった馬を選んでみます。

該当馬
ダイメイフジ
ブラックムーン
ロジクライ

前走の4コーナーでの位置取りに注目

過去6年の出走馬の前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、3着以内馬の半数は「10番手以下」組で、同組は連対率と3着内率でトップになっている。3着内率では「6〜9番手」組が2番手の数値となっており、前走の4コーナーを中団から後方で通過していた馬の好走が多い。しかし、ここ3年は「先頭」・「2〜5番手」組の馬が優勝している。今年の出走馬についても、前走の4コーナーの通過順には注目しておきたい。

ここでは複勝率の高い前走4コーナー10番手以下の馬を選びます。

該当馬
ガリバルディ
グレーターロンドン
コウエイタケル
ダイメイフジ2
ブラックムーン2
リライアブルエース
ロワアブソリュー
ワントゥワン

ハンデの重い馬が優勢

ハンデキャップで争われる中京記念、そこで過去6年の負担重量別成績をまとめると、優勝馬延べ6頭中5頭はハンデが57キログラム以上だった(残る1頭は55キログラム)。ハンデが「54.5キログラム以下」だった馬は2着が最高と苦戦しており、好走率を見ても、ハンデが重くなるほど数値が高くなっている。重いハンデを課せられた実績馬は、高く評価した方がよさそうだ。

該当馬
アメリカズカップ
ウインガニオン
ガリバルディ2
スマートオーディン
ブラックムーン3

単勝5〜7番人気の馬が6連勝中

2012年以降の過去6年の優勝馬は、単勝5番人気が3頭、6番人気が1頭、7番人気が2頭と、全て「5〜7番人気」だった。今年も「5〜7番人気」の馬に注目してみたい。

ここでは某競馬サイト想定オッズを参考にします。

該当馬
5人気 スマートオーディン
6人気 リライアブルエース2
7人気 フロンティア

データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・4歳〜6歳馬

該当馬
アメリカズカップ2
ウインガニオン2
グレーターロンドン2
ジョーストリクトリ
スマートオーディン2
タイセイサミット
ダイメイフジ3
ブラックムーン4
ミエノサクシード
ムーンクレスト
リライアブルエース3
ロジクライ2
ロワアブソリュー2
ワンダープチュック
ワントゥワン2

・3〜7人気馬、10〜13人気馬

該当馬
3人気馬 ワントゥワン3
4人気馬 ロジクライ3
5人気馬 スマートオーディン3
6人気馬 リライアブルエース4
7人気馬 フロンティア2
10人気馬 ダイメイフジ4
11人気馬 ロワアブソリュー3
12人気馬 ミエノサクシード2
13人気馬 タイセイサミット2

・前走オープン特別組

該当馬
アメリカズカップ3
ジョーストリクトリ2
タイセイサミット3
マイネルアウラート
ムーンクレスト2

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

ダイメイフジ
ブラックムーン
リライアブルエース

ダイメイフジは前走CBC賞で1人気ながら11着と敗退。3月のオーシャンS3着時から追い込み脚質に転換。好不調を繰り返しており展開に左右されていますが、流れる展開ならチャンスはあるかもしれません。

ブラックムーンは昨年の3着馬。ムラがけの印象はありますが、今年は京都金杯優勝と衰えはありません。こちらもなられる展開となれば、昨年くらいの走りはできるかもしれません。

リライアブルエースは前走京王杯スプリングC6着。重賞初挑戦ながら高速決着となった前走でも着差はわずか。中京コースに実績があり、決め手もあるので流れ次第で上位に食い込むかもしれません。


 

2018年07月16日

函館2歳S、データ分析

日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」


函館競馬場で行われる函館2歳S。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA 函館2歳S、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0722_2/index.html

デビュー前の評価は気にしなくていい?

過去10年の出走馬について、デビュー戦の単勝人気別に成績をまとめると、最も好走率が高いのは「5番人気」組で、「1番人気」・「2番人気」組がそれに次ぐ数値をマークしている。また、「6〜9番人気」組が好走率で「3番人気」・「4番人気」組を上回っている。デビュー戦での単勝人気は気にしなくてもよさそうだ。

ここでは成績の良い5人気馬、複勝率の高い1、2人気馬を選びます。

該当馬
アスターペガサス
イチゴミルフィーユ
エムティアン
カルリーノ
スズカカナロア
ヒストリコ
ラブミーリッキー
レコードチェイサー
ロードワンダー

前走の出走頭数にも注目

過去10年の出走馬について、前走の出走頭数別に成績を調べると、過去10年の優勝馬10頭中9頭は、前走の出走頭数が「10頭以上」だった。好走率でも「10頭以上」組が「9頭以下」組の数値を大きく上回っている。前走が少頭数のレースだった馬より、多頭数のレースだった馬を重視したいところだ。

該当馬
アスターペガサス2
イチゴミルフィーユ2
カルリーノ2
ガイセン
ジゴロ
トーセンオパール
ナンヨーイザヨイ
ホールドユアハンド
ロードワンダー2

人気薄の台頭にも警戒

過去10年の単勝人気別成績では、優勝馬10頭は全て「1〜4番人気」の馬で、「1番人気」が連対率と3着内率で70.0%、「2番人気」も3着内率で70.0%と、上位人気馬が上々の好走率を記録している。その一方で、「6番人気以下」の馬が3着以内に7頭入っている点や、2013年以降は「9番人気以下」の馬が毎年3着以内に入っている。上位人気馬の優勝が多く、2・3着に下位人気馬が食い込むケースが多い点は覚えておいて損はないだろう。

とは言え、人気馬の複勝率が高いので、ここでは1〜5人気馬を選びます。某競馬サイト想定オッズを参考にします。

該当馬
1人気 ナンヨーイザヨイ2 
2人気 スズカカナロア2
3人気 アスターペガサス3
4人気 ジゴロ2
5人気 ホールドユアハンド2

JRA初勝利時の2着馬とのタイム差にも特徴が…

2013年以降の過去5年の出走馬について、JRA初勝利時の2着馬とのタイム差別に成績を調べると、優勝馬5頭のうち3頭はタイム差が「0秒6以上」、残る2頭は「タイム差なし」だった。タイム差なしの接戦を勝ち切っていた馬や、2着馬に大きな差をつけて初勝利を飾っていた馬が勝利を挙げる傾向にあるようだ。

該当馬
ジゴロ3
ニヴィアン
ヒストリコ2
ホールドユアハンド3
ラブリロンリロンス

データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・キャリア1戦馬と2戦以上で2着馬に0.3秒差以上で勝った馬

該当馬
アスターペガサス3
イチゴミルフィーユ3
ガイセン2
ジゴロ4
スズカカナロア3
トーセンオパール2
ナンヨーイザヨイ3
ヒストリコ3
ホールドユアハンド4
ラブミーファイン
ラブミーリッキー2
ラブリロンリロンス2

・JRAの芝レースで4コーナーを5番手以内で通過で優勝

該当馬
アスターペガサス4
イチゴミルフィーユ4
カルリーノ3
ガイセン3
ジゴロ5
スズカカナロア4
トーセンオパール3
ナンヨーイザヨイ4
ニヴィアン2
ラブミーファイン2
ラブリロンリロンス3
ロードワンダー3

・前走の馬体重480kg未満

該当馬
イチゴミルフィーユ5
エムティアン2
ガイセン4
ジゴロ6
スズカカナロア5
トーセンオパール4
ナンヨーイザヨイ5
ニヴィアン3
ヒストリコ4
ホールドユアハンド5
ラブミーファイン3
ラブミーリッキー3
ラブリロンリロンス4
レコードチェイサー2
ロードワンダー4

・複勝率が20%以上の3月生まれまでの馬

該当馬
アスターペガサス5
エムティアン3
ガイセン5
ジゴロ7
スズカカナロア6
トーセンオパール5
ナンヨーイザヨイ6
ニヴィアン4
ヒストリコ5
ラブリロンリロンス5
レコードチェイサー3

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

ジゴロ

ジゴロは先週の函館新馬戦でデビューし、好位抜け出しの戦法で5馬身差の圧勝。連闘で本レースに挑みますが、過去10年で2014年勝馬アクティブミノルも連闘で勝っており、勢いで勝ってしまっても不思議ではありません。データ的にはほぼ合致していますし注目したいと思います。


 

2018年07月15日

函館記念は7歳馬エアアンセムが重賞初制覇

日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」


1着エアアンセム 1:59.8
2着サクラアンプルール 1/2
3着エテルナミノル 1/2

レースは好位でレースを進めたエアアンセムが、直線で前を交わして先頭に立ち、最後は外から追い上げてきたサクラアンプルールに1/2馬身差をつけ優勝。重賞初制覇となりました。

エアアンセムは好位からレースを進め、直線危なげなく抜け出し優勝。前走エプソムCでは重馬場で決め手が生かせない中5着と健闘。洋芝は3歳時に五稜郭S4着の一戦のみと久々の出走でしたが、この時も0.1秒差と僅差だったため走る下地はあったのかもしれません。

2歳でデビューし2戦目でホープフルSを連勝し期待されましたが、その後長く準オープンクラスでもまれてきた結果、ジックリと力をつけ7歳となった今回初重賞制覇と花を咲かすことができました。長く競馬を見ていると、準オープン時代が長い馬は活躍が長い印象があるので、今後も注目していきたいと思います。

2着サクラアンプルールは昨年挑戦し9着。次走札幌記念を勝っており、今回も札幌記念へ向けての叩き台という見立てをしてしまい無印にしてしまいました。思えば自分が提唱している「古馬重賞リピーター前年着外馬の巻き返しに合致」しており、マイルールに従っていれば印に加えることができました。

今回は8人気2着、前走日経賞も6人気3着、昨年の札幌記念も6人気1着と人気薄の時に激走するので、次走連覇を目指して札幌記念に出走してくる場合は人気ならば注意したいと思います。

3着エテルナミノルは1月の愛知杯で重賞初制覇。その後4戦牝馬重賞で大きく負けてしまいましたが、今回は好位追走から流れに乗り粘りこんで馬券内へと好走しました。好走の要因は良くわかりませんが、メンバー中唯一の牝馬ということで、夏は牝馬の格言通り牡馬よりもパフォーマンスを引き出しやすかったのでしょうか?正直よく分かりません。

それでは今回予想した馬の結果です。

◎マイネルハニー14着
〇ナイトオブナイツ8着
▲トリコロールブルー6着
△ブレスジャーニー4着

◎マイネルハニー前走巴賞3人気8着。2走前の中山記念以来の競馬で馬体重も+12kgと余裕残し。叩き一変でガラリ一変があってもおかしくはありませんでしたが、道中番手の競馬に終始しペースが落ち着いてしまい、他馬の瞬発力を引き出す展開にしてしまったのが最大の敗因でした。

平均ペース以上で上がりのかかる展開が向いているので、鞍上の丹内騎手にはもう少し強気に乗ってほしかったのが正直なところです。

〇ナイトオブナイツは前哨戦巴賞の勝馬。前走大幅に減った馬体重を戻しましたが、流石に中1週で大きな増減があるとレースにも影響がでてしまいました。マイネルハニーにも言える事ですが、そもそも前哨戦の巴賞と本レースの間隔が短すぎるので、今回の馬券内馬もそうでしたが、今後は巴賞に出走していた馬自体は軽視したほうが良いかもしれません。

▲トリコロールブルーは1人気で6着。上記2頭はローテーションの短さもあり敗因にも納得がいきますが、同馬は特に敗因が見当たらりません。昨夏に札幌で勝っていることから洋芝が合わなかったという事も考えられませんし。次走は一度様子を見ても良いかもしれません。

△ブレスジャーニーは巴賞で1人気5着。休み明けで重馬場ながら上がり最速で僅差ということで前走より好転するとは思いましたが、外から猛然と追い込んで3着とはハナ差4着と非常に惜しい内容でした。ただ鞍上の柴田善騎手が短い直線で大外一気の競馬をしたのはいただけません。まくることができなくても、道中もう少し動いていくアクションを見せていれば、たとえ馬券外だったとしても勝負しに行ったという姿勢は見せてほしかったです。


 

函館記念◎マイネルハニー

日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」


マイネルハニー
ナイトオブナイツ
トリコロールブルー
ブレスジャーニー

◎マイネルハニーは前走巴賞3人気8着。2走前の中山記念以来の競馬で馬体重も+12kgと余裕残し。叩き一変で先行馬が残る馬場ならばガラリ一変があってもおかしくはありません。他の先行馬もいますが、平均ペースで粘れる先行力があり、人気はありませんが馬券妙味がありそうです。

〇ナイトオブナイツは前走本レースの前哨戦巴賞1着。中1週というローテーションから、巴賞を叩き台にして着外だった馬の巻き返しがありなかなか勝馬が活躍しませんが、同馬は前と昨夏函館、札幌で連勝し洋芝コースの適正はあります。2走前の新潟大賞典は好位置に取り付けなかったので距離不足で消すのは早計。前走同様に好ポジションの競馬なら馬券内のチャンスはありそうです。

▲トリコロールブルーは昨年9月の札幌での日高特別(1000万下)に出走し1着と洋芝の経験があります。次走菊花賞は距離や不良馬場で力を発揮できませんでしたが、準オープン、オープンを連勝し前走鳴尾記念3着と好調。決め手もありルメール騎手騎乗で弱点が少なく押さえておきたい馬です。

△ブレスジャーニーは前走巴賞で1人気ながら5着と人気を裏切りましたが、重馬場の中最速の上がりで追い込み、勝馬とはタイム差0.1秒差と僅差。2歳時の重賞連勝から勝ち星から遠ざかっており早熟と思われていますが、前走の内容なら衰えはありません。今回は主戦の柴田善臣騎手に戻りますし、本レースの傾向として巴賞着外馬の巻き返しもあり狙ってみたい馬であります。


 
posted by bababaken at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想

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以前競馬サイトで働いていて、今は本とかCDとか個人で売っています。 競馬歴は20年以上。血統より馬券派(単複馬券)。 画像は競馬のブログなので、上田馬之助さんのイラストを描きました(全然関係ないかなw)。 ちなみに以前週刊プロレスにイラストを投稿してました。
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