新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
タグ / 企業経営理論
記事
1-6 組織と人材 [2023/08/23 12:00]
経営管理の発展
【テイラーの科学的管理法】
・課業管理:課業(1日に行う作業量)を設定し管理を行う。
・4つの管理原則:課業を設定する事、標準的な条件を設定する事、家業を達成した労働者には高い賃金で報いる事、家業が達成できなかった労働者には低い賃金にする事
・科学的管理法の成果:IE(経営工学)の発展の契機となった。
・科学的管理法の問題点:経済人モデル(合理的な基準に基づいて行動するという考え)
【人間関係論】
・ホーソン実験:集団の中での非公式な行動..
1-5-2 組織の構造 補足(官僚制の逆機能、組織スラック) [2023/08/22 07:37]
官僚制の逆機能
・組織の中の規則や機構が、もともとは目的追求に役立つものとして制定されたはずなのに、逆に目的追求を損ねている状態が起きること。
・セクショナリズム:部署内の権限や利害に固執し、全体の最適化を図る事が出来なくなる。
・形成期主義:内容よりも形式を重んずる。
・規則万能主義:規則が無いからと対応できない事。
・事なかれ主義:解決しなければならない問題を放置する。
・繫文縟礼(ハンブンジョクレイ):規則が細かすぎて手続きが煩雑で業務が..
1-5 組織の構造 [2023/08/21 18:00]
組織とは
・複数の人が共同で目的を達成するために必要
【組織の要素】
・バーナードは3つの要素を提唱
・共通の目的、貢献する意欲、コミュニケーション
【組織の均衡条件】
・誘因が貢献以上になっている状態(誘因 ≧ 貢献)
・見方を変えれば、組織は「誘因を生み出す変換をするシステム」
・誘因≧貢献ですので誘因=貢献、つまり誘因が貢献を超えなくても、組織は存続し続ける
【組織の基本構造】
・経営層⇒管理者層⇒作業(員)階層:作業階層は分業化..
1-4-2 現代の戦略 補足(オープンイノベーション、ベンチャー企業) [2023/08/20 19:00]
オープンイノベーション
【オープンイノベーションとは】
・一企業の枠組みを超え、外部の知識や技術、開発力なども活用しイノベーションを生む方法
異業種間の企業連携、産学官の連携、大企業とベンチャーの共同開発
〔クローズイノベーション〕一企業でイノベーション
【オープンイノベーションの背景と狙い】
●背景
・グローバル企業の競争激化
・顧客ニーズや技術の変化のスピード
⇒クローズドイノベーションだと競争に勝てない。
●狙い:協力していち早くイノベー..
1-4 現代の戦略 [2023/08/20 07:00]
技術経営(MOT)
【イノベーション】
・定義:製品自体の革新だけでなく、生産工程の革新も含まれます。
・プロダクト・イノベーション:製品自体の革新
・プロセス・イノベーション:生産工程の革新
・イノベーションのライフサイクル:技術革新のS字カーブ:
試行錯誤(ゆっくり)⇒技術が確立(一気に進む)⇒成熟(ゆっくり)
→次の技術、、前の技術とは不連続
【生産のジレンマ】
・製品革新と工程革新の観点から生産単位の進化過程
@流動化段階:..
1-3-2 事業戦略 補足(スピードに関する競争優位) [2023/08/19 19:00]
先発優位(先行者優位):参入の速さ
【メリット】
・カテゴリーの代名詞になり顧客の心理で参入障壁を作れる
・顧客の囲い込み(スイッチングコスト)
・技術のリーダーシップ(特許やデファクトスタンダードの確立)
・希少資源を先取り(人材、資源、立地など)
・経験曲線効果を早く実現でき、コスト優位。
【デメリット】
・多額の研究費、広告宣伝費、高い技術力、
・後発者に模倣される。
後発優位(後発者の優位性)
・需要の見極めをして..
1-3 事業戦略 [2023/08/18 17:24]
業界構造分析
【5つの競争要因】(ファイブフォース)
・ポーターが提唱
・「既存業者の敵対関係」「買い手の交渉力」「売り手の交渉力」「新規参入の脅威」「代替品の脅威」
【既存業者の敵対関係】
・業界内の競合他社
(競合が多い、規模が近い、成長率が低くシェア争い、差別化が出来ていない、固定費が高く価格競争になりがちな業界)
【買い手の交渉力】
・強力な購買力を持った買い手⇒値下げ
【売り手の交渉力】
・寡占業界の場合は、売り手の交渉力が高..
1-2-2 企業戦略 補足 [2023/08/17 12:00]
• 規模の経済性と似た概念
●規模の経済性:固定費が下がりコスト安(電力・製鉄)
●範囲の経済性:仕入や流通面(コンビニとスーパー)
●経験曲線効果:累計生産が増えるとコスト安(習熟・改善・市場シェア)
• プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)
●相対的シェアが高い
・経験曲線効果によりコスト安
・累計生産量が増える
・習熟や改善によりコスト安
●相対的市場シェア
・経験曲線効果以外の効果は配慮されていない..
1-2 企業戦略 [2023/08/17 06:00]
企業戦略とドメイン
●ドメイン:事業を行う領域(誰に、何を、どのように提供するか)
・意思決定を明確にできる、経営資源を集中できる、組織を一体化できる
●企業ドメインと事業ドメイン
●ドメインの定義方法
・物理的な定義:物として定義(鉄道)
顧客の視点が無くなる:マーケティング・マイオピア
・機能的な定義:コトとして定義(運輸業)
・ドメインの切り口:市場(顧客)軸・機能軸・技術軸
多角化戦略
・関連多角化:開発技術、製品用途、流通チャ..
1-1-2 経営と戦略の全体像 補足 [2023/08/16 12:00]
• 経営資源と競争優位性
VRIO分析(バーニー)
持続的な競争優位を築くための経営資源の要件
・Value(経済的価値):経営資源が経済的価値を生み出すか
・Rarity(希少性):経営資源は希少性があるか
・Inimitabity(模倣困難性):経営資源は真似されにくいか
・Organizathion(組織能力):経営資源を生かすための組織・体制があるか
経路依存性/因果曖昧性
競争優位につながりやすい経営資源の性質
●経路依存性:経..
1-1 経営と戦略の全体像 [2023/08/15 20:00]
ここからは暗記ポイントのみ記録
●企業の前提
・ゴーイングコンサーン:企業は継続していく必要がある
・オープンシステム:外部環境との相互作用がある仕組み
・ステークホルダー:利害関係者(外部環境の関係者)
●企業活動の構成
・経営理念⇒ビジョン⇒(戦略:企業戦略⇒事業戦略⇒機能戦略)⇒経営計画
・経営理念:存在意義や目的・社員のモチベーションを高める・判断基準になる・コミュニケーションのベースとして役に立つ
・ビジョン:企業の望..
≪前へ 次へ≫