池袋。「本格的なネパール料理 ガルアーガン (Ghar Aangan)」。
西口。「ミトヤ」や「ル・レガル・トワ」の斜め向かいぐらい。ごちゃごちゃしたビルの5階。休みの店の多い中、ここはやっていた。2020年9月の開店。
「本格的なネパール料理」と書いてある通り、インネパではなくネパール料理メイン。
池袋にネパール料理の店はちらほらある。ダルバートもモモもチョウメンも食べた事がある。そんな中、ディドはまだ食べた事がない。
前に「ネパールバンチャガール」で「タカリ ディドセット」を食べようとしたら店の人に「おいしくない」と止められ、そのままになっていた。
一度食べてみようかなと今日はここで注文する。
「タカリディドライスセット」。1,480円。
「タカリ族」「タカリ料理」の「ディド」の「ライス」のセット。
ネパール料理でよく「タカリ」がついているのは「タカリ族の」という事。タカリ族は実は1万3千弱しかいないので本物のタカリ族はそんなに世界にいないはず。現地の人間じゃない人のやる広島風とか讃岐とか四川とかそんな感じか。
ディド。
ネパールのそばがき。
「ディドライスセット」とあったのはディドがライスの代わりになっているという事。
ディドがついているライスのセットではない。この点が大事。
思ったより大きなものがくる。
中央右がダル=豆のスープ。その左がマトンカレー。その左、一番左がチキンカレー。ダルの右はバターオイル。
パパドやヨーグルトなど。
アチャール=漬物。青菜炒めなど。
ディド以外のものは見覚えがある。
そしてディドを食べてみる。
うん。そばをゆでないで食べたような味のもちのような食感。こうしてみるとライスやパン、小麦の麺類って落ち着いた甘味があるんだなと再認識する。つまり日本人の慣れ親しんだ味がここにはない。甘味や塩気がない。辛味や苦味というわかりやすい味もない。
味がないならダルや他の食材、カレーと一緒に食べればいいのだろうと思う。実際そういうものなのだろう。
そうしてみた。
うん。まぁ、こういうものなのだろうと思う。しかし、他のものと一緒に食べても、思った以上にディドの存在感がある。
味がないのに味がある。何だろう。カレーと食べるとカレーの他に異物があるというような感じか。
これは異文化の食べ物だ。
けっこう量があったのでだんだん厳しくなる。
激辛以外で食べるのに苦労したのは珍しい体験。そして方向性が何とも説明しにくい。ディドは現代多数の日本人にはなかなかなじむのが難しいと思える。
ちなみにディド以外のカレーや他の料理については悪くなかった。質は一定より上だと思う。つまり店のレベルは悪くない。ディド以外のたとえばナンでカレーを食べたりしたら普通に満足したと思う。
ディドが自分にはちょっと合わなかったという話だ。それだけ本格的なネパール料理という言葉は正しいのだろうと思う。
食べログで3.24。今回に限り自分の評価は止めておく。異文化が理解できなかった。
ディド以外は別にハードルの高い店ではない。ディドライスセットはディドのつくライスのセットではなく、ディドがライスの代わりになったセットなのだとそこは注意点として残しておく。
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