池袋。「パニーノ・ジュスト 西武池袋店 （Panino Giusto）」。
東口。西武の別館・旧イルムス館の地下1階。「三省堂書店池袋本店」の前。明治通りからは「無印良品池袋西武店」の脇の階段を下りたところ。
建物の外にも通じるオープンスペースなのでけっこうな吹きさらしの場所。冬は寒い。
店名やメニュー、店内の情報に「パニーノ」と「パニーニ」が混在している。「パニーノ」は単数形で「パニーニ」は複数形。ここでは店名が「パニーノ（単数形）」で料理名に「パニーニ（複数形）」が使われているがそれはむしろ逆なのではないかと思う。
パニーノはイタリアのサンドウィッチ。「具を詰めたパニーノ」という意味の「パニーノ・インボッティート（panino imbottito）」の略。
「giusto (ジュスト) 」は「正しい」「正解」「ちょうど、その通り」「合っている」。
「パニーノ・ジュスト」では、とある芸能人がテレビで紹介した「タルトゥーフォ」が有名。
「本日のスープとドリンクのセット」。400円。メインメニューにつけられるセット。
ミネストローネだった。具材が豊富でおいしい。後、温かいのがありがたい。ここは寒い。
「タルトゥーフォ」。1,300円。
パルマ産生ハム、ブリーチーズ、トマト、ルーコラ、アルバ産白トリュフオイルのパニーノ。メニューでは「パニーニ・ミラネージ」の一つ。
白トリュフやブリーチーズの独特な香りは思ったほど強くない。
生ハムをいい感じに盛り立てている。思ったより、生ハムの味が主役になっている。そこに時々トマトが顔を出す。後、パン。
トリュフオイル以外に何らかのソースなどは使われていないので食材だけのハーモニー。
一番わかりやすく言うと「生ハムのパニーノ」。あるいは「生ハムのサンドウィッチ」。
他の食材もそれなりのものがそれなりに使われているので目立つところで言うと「生ハムとブリーチーズのパニーノ」。
もっと正確に言うと結局「パルマ産生ハム、ブリーチーズ、トマト、ルーコラ、アルバ産白トリュフオイルのパニーノ」。
商品名「タルトゥーフォ」。
生ハムと他の食材とのバランスがいい。複雑なバランスのわりに、意外にいい意味で淡泊。適度な塩気がおいしい。
エスプレッソ。一口サイズ。
なかなかおいしい。
これを絶賛するかどうかは個人の好みによると思う。
個人的には、絶賛という感じではなかった。おいしいが、「で？」という感じ。
生ハムとブリーチーズの上品なサンドウィッチという事で、インパクトはそれ以上ではない。
食べログで3.50か。個人的にも一応3.5。個性と完成度には敬意を表する。しかし、正直、満足度はそれほど高くない。上品だが濃くないサンドウィッチなので、他にもう少し何かがほしくなる。
後、場所が悪い。冬にこのオープンスペースは寒い。とりあえず壁のある店で食べたい。
合計で1,700円。帰りに西武のデパ地下を歩くと、あたりまえだが1,700円とか1,300円出さなくてもおいしそうなものがたくさん目につく。
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