池袋。「和酒酔処 わく」。
「和酒酔処」は名刺に「わっしょい!」とふりがながあった。「わっしょいどころ わく」。
西口。「一龍庵」の先。「楊 2号店」の隣。
祝日と祝前日をのぞく月〜木だけランチを出している。
「わくわく日替わり御膳」というのを注文する。
「鮟肝(あんきも)とチーズの茶碗蒸し〜生海苔餡」。
まず、これが来る。
中央のものはわさび。「わさびをといてお食べください」と言われたのでそうする。
おいしい。自分の中の茶碗蒸しの概念を超えた。それに、あんきもも。
淡いわさびの味がものすごく引き立てる。何で、こんなもの思いついたんだろうと思えるぐらい。
「わくわく日替わり御膳」。1,080円。1日限定10食。
「日替わり5品」と「先付、香の物」と「魚出汁土鍋炊込みご飯」と「日替わりお椀」の御膳。
「大浅利の土鍋炊き込みご飯」。
ランチ1周年という事でスペシャル炊き込みご飯になっている。
スペシャルというのは伊達ではなく、本当においしい。
「小じゃがと旬魚のオイル煮」。
小じゃがなのがいい。すべて意味があり、これがベストとして一つ一つ作られている。
「牛ハラミと新牛蒡の時雨煮」。
牛肉とゴボウの質にもこだわる。すべてにこだわる。芸が細かい。その分、本当においしい。
「色々ミックスフライ」。
鶏とズッキーニとサクラマスだった。タルタルソースにはいぶがりっこが入っている。
フライもそれぞれベスト。サクラマスのフライもおいしかった。
「三浦半島鮮魚ちょっと盛り」。
醤油がないと思ったらほんのりと味がついていた。これもおいしい。
醤油にドバッとつけたら台無しになるところを数段うまくして出してくれている。
「法蓮草の胡麻和え」と「本日の汁物」。
これも非常に正しく、おいしく作られていた。
すべて、非常においしかった。
凝りまくっている。芸術的な料理。見た目ではなく味について。本気を感じた。あるいは真面目さ。
思っていたより、はるかにレベルが高かった。立地と入口まわりのイメージからは程遠い。
これで1,080円。いや、数千円の料亭のレベル。何、ここ?
食べログで3.54か。あぁ。なるほど。高い。このレベルを知ってる人は知ってるという感じか。個人的には3.7。
1,080円のランチとしてはとんでもない。本当においしい店だった。
みんな行った方がいいと思うが店内はあまり広くない。
店のレベルが高すぎて、変な人には行ってほしくないと、逆に黙りたくなるぐらいの優良店。
ちなみに禁煙。喫煙者はご遠慮ください。
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