池袋。「吉野家 池袋北口店」。
店頭の「チキンスパイシーカレー」の写真がおいしそうに見えて瞬間的に入ってみる。
「チキンスパイシーカレー」。550円。
ちょっと写真とイメージが違う。
色味とチキンのボリュームか。
率直に言って、ちょっと残念。
見た目はやや残念だが食べてみる。
薄い。
辛味はあるが、基本のカレーの味が薄い。
キャンプで子どもが作ったようなぼやけた味に辛味だけがプラスされている。
好みの問題なのだろうとは思う。こういうカレーにもたまに遭遇する。しかし、今時のトレンドというか、少なくとも自分には薄いと感じる。物足りない。そういえば、吉野家のカレーはこういう感じだったなと思い出す。あの吉野家のカレーに辛味だけをプラスしたのが今期の「スパイシーカレー」。
まずくはない。しかし、何で、「普通においしい」と感じられるものを出さないのか。
吉野家の商品開発部と嗜好が違うのか、大体、いつもことごとく合わない。
「牛丼」と「豚生姜定食」以外、大体はずす。「豚生姜定食」もバージョンが変わったので今期のものは知らない。
それでも昨年の1月ぐらいに出ていた「白カレー」のような失敗という感じではない。
「白カレー」。350円だった。
何と言うか、飲食店で出てきてはいけないようなビジュアル。家庭でもこれが出てきたら多少の問答が起こりそう。
食べてみたら、味はまぁ、吉野家の普通のカレーだった。
「見た目はまずそう。中身は普通」というキャッチフレーズが似合う「白カレー」。この場合の「普通」は「普通においしい」ではなくそれより下の「普通」。「まずくはない」というレベル。今、このメニューはない。
これを食べた時はさすがにブログにのせるのをためらった。今回のせてしまったが。
そんな「白カレー」の事は忘れよう。
今回の「チキンスパイシーカレー」は正直に言うと、今一。「白カレー」ほどの破壊力はないが、料理に破壊力は求められていない。料理に求められているのはおいしさと満足感。それが今一。
吉野家は好きなんだ。最初に吉野家の牛丼を食べた時は「こんなうまいもの初めて食べた」と感動した。
その吉野家がいつのまにか松屋に追いつかれ抜かれ、すき家にも抜かれ、迷走しているのを見るのはしのびない。
思えば、牛丼屋なのに老舗みたいな態度でいた昭和の終わり頃からこののろのろ感は続いている。一度倒産したのを教訓にしていない。
帰り際、トッピング50円引き券というのをもらった。2枚セット。100円分。メインプラストッピングを注文した人には50円引き。機会があれば使わせてもらう。
繰り返すが、吉野家は好きなんだ。商品開発部にいい人が入るよう、今時のトレンドに合うセンスのいい決定がされるよう、心より祈る。
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