池袋。ナポリの下町食堂 池袋店。
西口を出てメガネのオンデーズの角を左に曲がってすぐ。池袋西口公園や東京芸術劇場の手前のごちゃごちゃしたエリア。あの辺りを歩いていると店名は自然に目に入る。しかし、店名に本格感がなく、かと言ってそれほど安くもないのでずっとスルーしていた。
ランチメニューにハーフスパゲッティとハーフマルゲリータのセットがあるのを見かける。
ハーフスパゲッティは週替わりの4種類、A「イカと長芋しめじの明太子風味」、B「ベーコンと5種きのこのペペロンチーノ ローズマリー風味」、C「釜揚げしらすと秋茄子のアラビアータ」、D「牛そぼろの和風カルボナーラ」から選ぶ。
Dに決め、2階に上がる。
週替わりランチメニュー。Gプレート。「ハーフスパゲッティ&ハーフマルゲリータ」。パスタはDの「牛そぼろの和風カルボナーラ」。1,263円。
ミニサラダとドリンクバー付き。ドリンクバーがあったのは帰って来てから気がついた。
けっこうな量のフライドポテトもつく。
「牛そぼろの和風カルボナーラ」というのが今一つイメージできなかったが、「牛そぼろの和風」よりも一般的なカルボナーラ感が強く、そこに微量の牛そぼろが乗っている。和風はどこだろう。特に感じない。
玉子が乗っていた。もしかして、ここが和風なのかな。和風かどうかはさておき、玉子があるのは嬉しい。
ハーフマルゲリータ。確かにハーフという感じのサイズ。
そう言えば、パスタはそれほど小さくない。このボリュームは共にいい。
フライドポテト。チープ感が増すが、この存在は嬉しい。
食べてみる。
ミニサラダは先に作り置きしておいたもので鮮度はよくない。定食屋だと十分だが、イタリアンの店だと今一。
フライドポテトは変わったものではもちろんないが、普通においしい。
マルゲリータもコンパクトだが十分おいしい。
牛そぼろの和風カルボナーラは見た通り、カルボナーラに微量の牛そぼろがちらほら。肉は微量だが悪くない。
パスタとピザとポテトをこれだけ食べるので腹いっぱい。本来これにドリンクがあったはずなので、それも入れると十分満足する。
ナポリの下町食堂。言い得て妙。確かにそんな感じの店。非常にカジュアルで、これはこれでいい。
食べログで3.05。料理の内容は3.3だが、食べたという満足感はもっと高い。3.4。
なお、パスタ単体よりハーフパスタとハーフマルゲリータのセットの方が格段に満足度は高いと思う。
ナポリの下町食堂、けっこう良店。
価格:3,393円 |
価格:4,104円 |