池袋。マンゴツリー カフェ ルミネ池袋店 （Mango Tree Cafe）。
西口。ルミネの9階。少し前に山手線の「繁盛店の逸品」に出ていた。タイ料理店。
今年の2月までブッフェスタイルでやっていて食べログにはその画像が多い。今はブッフェはタピオカバーのみ。
少し前まで「イサーンプレート」というメニューがあった。
「イサーン」はタイの東北地方。タイ料理の中で辛味の強いのがイサーン料理。
マンゴツリーカフェのトップページにはそのイサーン料理を提供するというような文言があった。
しかし2018年8月31日つまり昨日の更新でメニューが変わり、イサーンプレートがなくなった。ついでにイサーンに関しての文言も。
池袋スペシャルプレート。1,680円。
イサーンプレートからこれに変わった。
鶏のガパオ、冷製センレックトムヤム、海老のグリーンミルクカレー、フライドチキン、野菜炒め、揚げ目玉焼き、ジャスミンライス、サラダ、ミニドリンクのプレート。
イサーンプレートよりポピュラーな顔ぶれになった。
鶏のガパオとジャスミンライス＝カオ スワイと揚げ目玉焼き。
ジャスミンライスとはモミが白くジャスミンのようなのでそう呼ばれるタイの高級米。炊き上がる瞬間に芳しい香りを発する「香り米」。ジャスミンとは直接関係はない。
揚げ目玉焼き。見慣れない言葉だが、日本の目玉焼き的なものをタイでは多めの油で揚げるようにして作るので、日本人にわかりやすいよう「目玉焼き」という言葉を使いつつ正しく表現すると確かにこうなる。
海老のグリーンミルクカレーと名前はメニューに乗っていないもの。カボチャだった。
ミニドリンクとサラダ。
フライドチキン＝ガイ トード イサーンと野菜炒め。
冷製センレックトムヤム。
トムヤムにエビ（クン）が入ったのがトムヤムクン。鶏（ガイ）ならトムヤムガイ。魚肉ならトムヤムプラー。イカならトムヤムプラームック。
トムヤムクンは世界三大スープの一つとも言われる。残りの二つはブイヤベースとフカヒレスープ。あるいはボルシチ。
センレックは米から作られた麺、クァイティオの細麺。極細はセンミーで、幅の太いのはセンヤイ。
汁麺がクァイティオナームで、スープ無しのまぜ麺はクァイティオヘーン。
揚げ目玉焼きを割ったところ。
かなり大きい皿のワンプレートなので反対側にあるものを食べる時は皿を回した。一人回転テーブル。
ガイ トード イサーンは甘辛でこれを単なるフライドチキンと呼ぶのは少しもったいない。2個ついていて嬉しい。これはおいしかった。
全体的においしい。ガパオもグリーンカレーも平均以上。冷製トムヤムは牛乳が入っていてマイルド。今の時期、氷で十分冷やしたこれは嬉しくおいしい。
あぁ。バランスがいいんだな。甘・辛・酸のバランスがワンプレートの上で成立している。
これだけそろえて来て、隙がない。それぞれ、まともにおいしい。
お子様ランチのような顔ぶれで、クオリティは子供だましではない。
これはいい。これだけ用意されたら見事というしかない。
スペシャルプレート、最初、このネーミングはどうなんだと思ったが、確かにスペシャルだった。
おいしかった。満足度が高い。
食べログで今3.27。個人的に今日の池袋スペシャルプレートは3.6。何かが驚くほどおいしかったというのではなく、総合的にプラスプラスでマイナスが特にない。
1,680円。内容から考えると高いとは思わない。
マンゴツリーカフェ、今後もっと評判がよくなるのではないかと思う。ここの池袋スペシャルプレートおいしい。
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