池袋。シャンティ 池袋店。SHANTi。
西口。丸井を超え交番を超えモスバーガーの角、ヤミツキカリーと葉゚す多家の間。
元々、北海道のスープカレー店。
何度か店の前で足を止めた事もあるが後回しになっていた。理由は普段のランチとしては少し高いからだ。
そのうち行こうと思っていたがネットでメニューを見ていてモモが入っているのがあるというのを見つけて行く事にする。
メニューはオリジナルスープカリーとサイゴンスープカリーに大きく分かれる。
実は今日はサイゴンスープカリーというのは全然見ていなかった。どういうものなのかちょっと興味がわく。
曼陀羅スペシャル。1,717円。
辛さは1から40まで選べる。3の大辛を選んだ。単位はボーガ。
40ボーガは 棲魔苦(スマック) 400円 「間違いなく体に悪いです。最終的には廃人になるか、ダメ人間になります」とある。意味はわからないが普通じゃないレベルなのだろうとはわかる。ネタのレベルかと思ったら隣に来た人があっさり40ボーガを注文していた。需要があるらしい。
「人気のMOMOとチキンが合体。沢山の野菜が入ったSHANTiのスペシャルカリーです。」
メニューにあったこの一文を見て来た。
実物はモモとチキン以外に、思った以上に野菜が多い。色とりどりで非常に具沢山。玉子が入っているのもいい。
モモ。3個入っていた。
ライスはこの盛り方だと一見、小ぶりに見えるが、スープカリーが圧倒的に多い。総量は明らかに多い。ライスとスープカリーのバランスが悪いがライスを大盛にするかどうかは考えどころ。
食べてみる。
具が多く、まずはそれを避けライスを一口分ひたして食べる。
3ボーガは辛さとしては普通。辛くて困るという事はない。CoCo壱の2辛ぐらいかな。ちょうどいいぐらい。
バランスがよくておいしい。
野菜もそれぞれ原型を留めていて、それぞれがおいしかった。パプリカ、ニンジン、ナス、ヤングコーン、レンコン。野菜で素直においしいと思ったのは自分としては珍しい。
チキンもホロホロとくずれるぐらいの絶妙の柔らかさ。
そして、モモが合う。おいしそうだと思ったら本当においしかった。モモ、スープカリーにとても合う。
これはおいしい。
ライスはやはりスープカリーとのバランスで足りなくなりがちだが、何しろスープカリーのボリュームが多い。腹はいっぱいになる。
おいしかった。
1,717円は普段のランチの予算ではないが、その価値はある。けっこうまともにおいしかった。
池袋でカレーのまともにおいしい一店。
と思ったら食べログで3.08。何で? 3.5だろう。
高い評価をしている人もちゃんといるが、低い評価の人は何を言っているんだろう。
ちょっと見てみたら、どうも、カレーのタイプが自分が今まで食べてきたものではない事に文句を言っているようだ。それはひどい。
これはこういうスープカリーだろう。自分の知っているカレーライスではないからと言ってマイナスというのは。
おいしい・おいしくない・まずいは結局、主観になるのは仕方がないが、目指している方向性は一応、尊重しようよ。その方向性でのクオリティとか。
という事でスープカリーに理解のある人にはおすすめ。理解のない人は行かない方がいい。
価格:1,080円 |
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