池袋。小尾羊 蒙古火鍋しゃぶしゃぶ 池袋店。しゃおうぇいやん。
西口。劇場通り。君塚の近く。ガストの2階。
あの辺りに看板が出ているのはいつも視界に入っていたが長年スルーしていた。
店頭にランチメニューが出ている。
薬膳火鍋。猪肉に心が動く。猪があるのか。いや。この猪は豚の事か。中国語で猪は豚だという知識がある。
猪が豚なら豚より羊だなと思う。
季節野菜、キノコ、春雨、豆腐、ご飯、小ラーメン、デザート、ポン酢orごまだれとある。
小ラーメンというところにも心が動く。
少し考え、入る。
店の人に一応、猪肉は豚の事かと確認する。やっぱりそう。ですよね。
羊肉を注文する。
スープは白湯か四川麻辣紅湯か山珍湯か海鮮湯から選ぶ。考えどころだが山珍湯にする。キノコですねと確認される。
ポン酢かごまだれはごまだれにする。
鍋と羊肉が来る。
え？ どうするんだろうと思う。
季節野菜とキノコと春雨と豆腐と小ラーメン。
遅ればせながら、あぁ、自分で作るんだと理解する。ぼんやりしていて、しゃぶしゃぶという認識ができていなかった。
小ラーメンも完成したものが来るような気がしていた。
鍋のフタを開けてみる。沸騰中。
ご飯とごまだれも来る。
ごまだれが来たので、では、やってみよう。
とりあえず適当に入れる。
何も考えていなかったが自分には鍋のノウハウがあまりない。
適当に入れて適当に食べる。
食べてみると素人の作った鍋だ。この場合、作者は自分なので確かにそうだ。誰のせいでもない。
山珍湯、薄くないかな。あまり味がなく、すべて、ごまだれの味になる。
羊肉も薄いので羊のよさが活かされていない。活かしていないのは自分だ。これだと豚肉でも同じだったかなと思う。
山珍湯とごまだれの組み合わせがよくなかったのか、蒙古も火鍋も感じられない。
ごまだれだけでおいしく食べる事は難しい。かと言って、ポン酢ならよかったのかという事でもないと思う。両方欲しいところだった。
腹いっぱいにはなる。あまり肉を食べた気はしない。その肉が実は羊だったというのはさらにわかりにくい。
ごまだれで野菜を食べたという感じ。
食べログで3.01か。しかし、作ったのは自分なので自分の調理能力についての評価にもなるな。それとスープの選択も。四川ならまた違ったのかもしれないが四川にポン酢とかごまだれとか、それもイメージしにくい。
とりあえず野菜をたくさん食べたので嫌な感じの満腹感はない。たまにこういうのもいいかなとは思う。
