この前食べた、あかだものラーメンがおいしかった。
ああいう昔懐かしいというタイプのラーメンをしばらく食べていなかったので新鮮に感じたという要因は大きいと思う。
そこで、ふと、疑問がわいた。
チェーン店の中華料理屋のラーメンを今食べたらどう感じるだろうかと。
ラーメンはラーメン専門店の方がおいしい。そういう先入観があり、かなり長い間、チェーン店の中華料理屋のラーメンを食べていない。
というか、そもそも一度もラーメンを食べた事のないチェーン店も多い。そういえば餃子の王将でラーメンを食べた事もあったかなかったか定かではない。
食べなくても何となく想像はつく。
しかし、確認してみよう。
池袋。中華食堂一番館。これは東池袋店。サンシャイン60通り店より空いている。
かけらーめん290円の店。
メニューが多い。炒飯も多い。
イカと海老チリのオム炒飯550円とか、肉あんかけ炒飯450円とかオリジナリティのある魅力的なラインナップが並ぶ。
らーめんも多い。一番館ではらーめん。かけらーめん290円だけではない。
熟成醤油らーめんは420円。ぶっ濃い系黒醤油らーめんも同じ420円。
東京下町焼きそばも420円。
熟成醤油らーめん420円と半炒飯230円を注文した。両方で650円。
かけらーめんだとさすがにしょぼいのは知っている。
ここは一般的に一番シンプルなラーメンに近い熟成醤油らーめんにする。
熟成醤油らーめん。デフォで玉子が半分入っている。
半炒飯。見た目は普通。
食べてみる。
驚くようなものではない。こういうものだろうというイメージの再確認ではある。
らーめんはスーパーで売っていそうなものではある。
麺は普通。スープはチープで濃い。
麺とスープはあかだもの方が確かにおいしい。
しかし、一番館のらーめんは玉子が半分入っている。さらにチャーシューがしっかりしていて、これはおいしい。
半炒飯は、一番館の方がおいしい。
これは「普通」ではなく「普通においしい」というレベル。
普通においしいと思ったらチャーシューがゴロゴロしていて、さらにポイントが上がる。
陽光食坊と比べると2倍以上おいしい。
らーめんは3.1。半炒飯は3.3。オペレーションは3.1。平均すると3.16。
らーめんと半炒飯はチャーシューの分0.1ポイントアップ。オペレーションは普通だが、何しろ提供時間が早い。これも0.1ポイントアップ。
あかだもは3.2。銀星も3.2。
ただし、価格を考慮しないでの話。
一番館は熟成醤油らーめんと半炒飯で650円。安い。わかっていたが安い。
とは言え。
単純に比較できるものではない。
食べてみると、あかだものような昔懐かしいというのと、一番館のチェーン店らしいチープなのはまた違うタイプだとわかる。
で、チェーン店として、中華食堂一番館のクオリティは高い。
いい意味で安定している。
あ。池袋での話だが。
勝った負けたではないが、少なくとも炒飯は普通においしい。
そして、安いのは確実。
安くて炒飯は普通においしい。そしてメニューが多い。
こうしてみると、一番館、いい店だな。
2017年07月23日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6519048
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック