新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2015年12月31日
読書感想文『死ぬかもよ』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、ひすいこうたろう様の「あした死ぬかもよ?」です
ひすいこうたろう様。作家、コピーライター、漢字セラピスト。心理カウンセラーの資格取得
気になる文章
●アメリカで、90歳以上のご老人に聞いたものです
「90年の人生を振り返って唯一後悔していることは何ですか?」
これに対して、なんと、90%の人が同じ答えでした
「もっと冒険しておけばよかった」
○小谷中広之の感情・・・つまり、もっとやりたいことをやっておけばよかったということになるのではないか
日本人にこの質問をしたらどのような答えが一番多くを占めるのだろうか
そしてあなたはどんなことを思うだろうか
●あなたはパジャマを着て、いま病院のベッドの上にいます
病室にはあなた一人。天井の蛍光灯の光をぼんやり眺めています
あなたの一生は、どんな人生だったでしょうか?
いつ最後の日がきても後悔はない。そんな風に胸を張って言える人生でしたか?
想像してください。あなたの魂は、あと30秒で肉体を離れます
あと20秒、あと10秒で死にます
心臓の鼓動が今にも消え去りそうです
わずかに残っていた意識が何者かに引っ張られるかのように遠のいていきます
はい。あなたはたった今死にました
本当に死んだつもりで、これから5分間、身動きせず目を閉じて、死を感じてください
○小谷中広之の感情・・・私もやりました。私の感じ方は「そうかぁ、死んだのか。しかし人間は心臓が止まっても3分以内なら生き返るそうだ。ならば、まだあきらめないで、蘇生する方法を考えろ。そして一つ一つ試してみろ。とにかく最後の最後まであきらめるな」でした
その日によって感じ方は違うと思いますので、これがすべて、ということではないと思いますので、たまに暇な時に感じてみるのも面白い生き方の一つかもしれません
●何かを得ることが人生ではない
天の迎えが来るその日まで、思い切り生きること。それが人生です
お酒をプレゼントされ、そのお酒のボトルがあまりにかわいくて、封を切るのを渋っていたところ、山田町の方に、笑いながら、こういわれました
「封あけちゃえば?取っておくと、津波で持ってかれちゃうよ」
これが、いまを生きる生き方です
○小谷中広之の感情・・・今を一生懸命に生きるために今をしっかりと見つめよう
●大丈夫
人生最後の日から見たら、すべての悩みは、懐かしい思い出になりますから
つまり、あなたは、いま、「懐かしい思い出」に悩んでいるわけです
○小谷中広之の感情・・・今、抱えている悩みは、たとえ人生最後の日でも深刻ですか?
●自分の死亡記事を書いてみよう
「こんな風に終れたら、最高」という自分の死亡記事を、ワクワクとでっちあげるのです
どんな風に生きられたら、テンションが上がるのかを考え、それを自分の死亡記事として書き込んでください
○小谷中広之の感情・・・これもまた、その日によって若干の違いが出てくる回答だと思う
ちなみに私の場合は「ついに、世界一の自由人『小谷中広之』死亡!?説。説というのは自身の持つ、宇宙仲間でロケット開発を手掛け、独り乗りのロケットで宇宙に行ってしまった。しかも、片道の燃料しか入っていない。最後の地球での言葉は、楽しすぎる言葉ばかり、その中でも印象に残る言葉が『宇宙に行くのに片道の燃料さえあれば十分でしょう。後は、宇宙に行ったら何とかなるよ。僕の未来だよ!何ともなんないなんて、そんなの誰がわかるの?じゃあ、行ってきまーーーーーーす!!!』」
●いつかやる。あなたの「いつか」はいつですか?
いつかやるの「いつか」を「今日」にした日、あなたの運命は変わります
小さな一歩が、とんでもない大きな一歩に繋がっていく
これが命というもの
笑っちゃうくらい、今日という一日は、大きな可能性を秘めているのです
○小谷中広之の感情・・・とにかく変えるなら「いま」しかない
「今の自分」は「過去の自分」の積み重ねの結果でしかない。「未来の自分」を変えるためには「今の自分」を変える以外に方法はない
●死はあなたに突き付けます
「このまま死んだように生きていていいのか?」
「お前の一番大切にしたいことは何か?なぜそれをやらない?」
「自分だけよければいいのか?」
死はあなたに生きる「覚悟」を迫ります
「覚悟」とは、「覚り」×「悟り」と、さとりを二つも重ねたすごい言葉です
「何があっても、平然と生きる」と覚悟を決めること、それが悟りです
生きる覚悟が決まった時、人は死ぬ覚悟もできる
○小谷中広之の感情・・・生きる覚悟を決めるために、死ぬ覚悟をしっかりと決めること
●少年飛行兵の教官、藤井一中尉
教え子たちが次々に特攻隊として死んでいく
しかし、教官の自分は安全な場所にいる
「日本が大変な時に、俺は教えるだけで本当にいいのか」
藤井中尉の自問自答が始まるのです
自ら特攻志願すれば、妻と子供とは永遠のサヨナラです
藤井中尉は悩んだ末、選んだ道は、教え子に対して
「お前達だけを死なせはしない」
そう、命を投げ出す特攻の道でした
しかし、面倒を見なければいけない家族が多い将校は、特攻には採用されないのが原則。志願は却下されました。それでも藤井中尉の決意は変わらず、嘆願書を再提出するのです
夫の硬い決意を知った妻の福子さん(当時24歳)は
「私たちがいたのでは後願の憂いになり、思う存分の活躍ができないでしょうから、一足先に逝って待っています」
という遺書を残し、3歳間近の長女(一子ちゃん)と生後4か月の次女(千恵子ちゃん)に晴れ着を着せて、厳寒の荒川に身を投げたのです
妻子の死を知り、藤井中尉(当時29歳)は、今度は指を切って、血染めの嘆願書を提出。遂に特攻志願が受理されるのです
藤井中尉の亡きわが子への遺書が残っています
12月になり冷たい風が吹き荒れる日、荒川の河原の露と消えた命
母とともに地の燃える父の意思に沿って一足先に父に殉した、哀れにも悲しい、しかも笑っているように喜んで母とともに消え去った幼い命該当しい
父も近くお前たちの後を追って逝けることだろう。必ず今度は父の温かい胸で抱っこしてねんねしようね。それまで泣かずに待っていてね。千恵子ちゃんが泣いたらよくお守りしなさい。ではしばらく、さよなら
○小谷中広之の感情・・・言葉が出てこない、そんな気持ちになってしまいます
自分が感じたいくつかの文章の中の一つを取り上げてみたいと思います
藤井中尉が言ったとされる「お前達だけを死なせはしない」
この言葉は深く考えさせられました。「お前達だけを死なせはしない」ということは、当たり前ではありますが、「お前たちは死ぬ」ということが前提とされていることです。それをすでに受け入れることがお互いにどれほどの苦痛だったのか。
「お前達だけを死なせはしない」を「お前達だけは死なせはしない」にするだけでガラリと変わってしまう
「を」→「は」に変えただけで、「お前達は死ぬ」が前提ではなく、ある意味では「お前たちは死なせないが、俺は死ぬ」が前提に来てしまう
言葉は、すごく単純であるが同時にすごく重いものである
●「命のエネルギーがはかれるのでは?」
そんな研究をした方がいます。東京大学物性研究所などで研究された川田薫理学博士です
ラットでの実験で、ラットは死後、約1万分の1、体重が減るケースが多いということがわかってきました。この減った分が、命の質量ではないかと
○小谷中広之の感情・・・人間に例えると、60キロの人間の命の質量は「6グラム」
何とも少ない
●ディーパックチョプ医学博士によると、僕らは一日に6万回以上、考え事をしているそうです。しかも、その90%は前日と同じことだとか
一日のほとんどを、もう変えられない過去のことか、起こるかどうかもわからない未来の不安にあれこれ頭を悩まさせているんです
だから、「今日、死ぬ」と思って一日を始めてみよう
「今日死ぬ」と思ったら、過去のことなんてどうでもよくなりますからね
悩んでいるときは、「今日が人生最後の日」って声に出してみよう
○小谷中広之の感情・・・今日死ぬと思って一日を生きてみよう
●やりたいことはすべてやるがいい
人間は、死ぬ間際、やったことに後悔する人は少ないものだ
やらなかったことに後悔する
○小谷中広之の感情・・・やってみよう
●辛かったことも、最後には全部ギャグになる
○小谷中広之の感情・・・とりあえず笑ってみよう
●全て大丈夫だから。やってみたい事はやってみるがいい。何もかも大丈夫だから。人生最後の日を迎える私から見ると、うまくいったかどうかなんて、どうでもよかったんだとわかる
○小谷中広之の感情・・・さぁ始めよう。始めない理由など存在しないのだから
●結果はすべて、人生最後の日に、夢となるのだから
だから、大切なのは、どんな気持ちで、それをやっていたのか
本当に大切なのは、そこだけだ
私は、私の人生を選んで本当に良かった
人生最後の日、私は今幸せだ
今、心からそう思えるのはあなたのおかげだよ
今のあなたが、たくさん、たくさん、悩んでくれたからだ
そして、今のあなたが勇気を出して一歩踏み出してくれたからだ
素晴らしい人生だった。心からありがとう
あなたは一人じゃない
私を含めて、未来のあなたたちが、みんなあなたを応援している
そして、みんなあなたに感謝している
では、人生最後の日に会おう
Everythings gonna be alright
すべてだいじょうぶだから
○小谷中広之の感情・・・ライバルは常に過去の自分、そしてその過去の自分を応援できるのも今の自分、今の自分の応援してくれているのは未来の自分
未来の自分を超えれるように、毎日毎日生き抜こう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、ひすいこうたろう様の「あした死ぬかもよ?」です
ひすいこうたろう様。作家、コピーライター、漢字セラピスト。心理カウンセラーの資格取得
気になる文章
●アメリカで、90歳以上のご老人に聞いたものです
「90年の人生を振り返って唯一後悔していることは何ですか?」
これに対して、なんと、90%の人が同じ答えでした
「もっと冒険しておけばよかった」
○小谷中広之の感情・・・つまり、もっとやりたいことをやっておけばよかったということになるのではないか
日本人にこの質問をしたらどのような答えが一番多くを占めるのだろうか
そしてあなたはどんなことを思うだろうか
●あなたはパジャマを着て、いま病院のベッドの上にいます
病室にはあなた一人。天井の蛍光灯の光をぼんやり眺めています
あなたの一生は、どんな人生だったでしょうか?
いつ最後の日がきても後悔はない。そんな風に胸を張って言える人生でしたか?
想像してください。あなたの魂は、あと30秒で肉体を離れます
あと20秒、あと10秒で死にます
心臓の鼓動が今にも消え去りそうです
わずかに残っていた意識が何者かに引っ張られるかのように遠のいていきます
はい。あなたはたった今死にました
本当に死んだつもりで、これから5分間、身動きせず目を閉じて、死を感じてください
○小谷中広之の感情・・・私もやりました。私の感じ方は「そうかぁ、死んだのか。しかし人間は心臓が止まっても3分以内なら生き返るそうだ。ならば、まだあきらめないで、蘇生する方法を考えろ。そして一つ一つ試してみろ。とにかく最後の最後まであきらめるな」でした
その日によって感じ方は違うと思いますので、これがすべて、ということではないと思いますので、たまに暇な時に感じてみるのも面白い生き方の一つかもしれません
●何かを得ることが人生ではない
天の迎えが来るその日まで、思い切り生きること。それが人生です
お酒をプレゼントされ、そのお酒のボトルがあまりにかわいくて、封を切るのを渋っていたところ、山田町の方に、笑いながら、こういわれました
「封あけちゃえば?取っておくと、津波で持ってかれちゃうよ」
これが、いまを生きる生き方です
○小谷中広之の感情・・・今を一生懸命に生きるために今をしっかりと見つめよう
●大丈夫
人生最後の日から見たら、すべての悩みは、懐かしい思い出になりますから
つまり、あなたは、いま、「懐かしい思い出」に悩んでいるわけです
○小谷中広之の感情・・・今、抱えている悩みは、たとえ人生最後の日でも深刻ですか?
●自分の死亡記事を書いてみよう
「こんな風に終れたら、最高」という自分の死亡記事を、ワクワクとでっちあげるのです
どんな風に生きられたら、テンションが上がるのかを考え、それを自分の死亡記事として書き込んでください
○小谷中広之の感情・・・これもまた、その日によって若干の違いが出てくる回答だと思う
ちなみに私の場合は「ついに、世界一の自由人『小谷中広之』死亡!?説。説というのは自身の持つ、宇宙仲間でロケット開発を手掛け、独り乗りのロケットで宇宙に行ってしまった。しかも、片道の燃料しか入っていない。最後の地球での言葉は、楽しすぎる言葉ばかり、その中でも印象に残る言葉が『宇宙に行くのに片道の燃料さえあれば十分でしょう。後は、宇宙に行ったら何とかなるよ。僕の未来だよ!何ともなんないなんて、そんなの誰がわかるの?じゃあ、行ってきまーーーーーーす!!!』」
●いつかやる。あなたの「いつか」はいつですか?
いつかやるの「いつか」を「今日」にした日、あなたの運命は変わります
小さな一歩が、とんでもない大きな一歩に繋がっていく
これが命というもの
笑っちゃうくらい、今日という一日は、大きな可能性を秘めているのです
○小谷中広之の感情・・・とにかく変えるなら「いま」しかない
「今の自分」は「過去の自分」の積み重ねの結果でしかない。「未来の自分」を変えるためには「今の自分」を変える以外に方法はない
●死はあなたに突き付けます
「このまま死んだように生きていていいのか?」
「お前の一番大切にしたいことは何か?なぜそれをやらない?」
「自分だけよければいいのか?」
死はあなたに生きる「覚悟」を迫ります
「覚悟」とは、「覚り」×「悟り」と、さとりを二つも重ねたすごい言葉です
「何があっても、平然と生きる」と覚悟を決めること、それが悟りです
生きる覚悟が決まった時、人は死ぬ覚悟もできる
○小谷中広之の感情・・・生きる覚悟を決めるために、死ぬ覚悟をしっかりと決めること
●少年飛行兵の教官、藤井一中尉
教え子たちが次々に特攻隊として死んでいく
しかし、教官の自分は安全な場所にいる
「日本が大変な時に、俺は教えるだけで本当にいいのか」
藤井中尉の自問自答が始まるのです
自ら特攻志願すれば、妻と子供とは永遠のサヨナラです
藤井中尉は悩んだ末、選んだ道は、教え子に対して
「お前達だけを死なせはしない」
そう、命を投げ出す特攻の道でした
しかし、面倒を見なければいけない家族が多い将校は、特攻には採用されないのが原則。志願は却下されました。それでも藤井中尉の決意は変わらず、嘆願書を再提出するのです
夫の硬い決意を知った妻の福子さん(当時24歳)は
「私たちがいたのでは後願の憂いになり、思う存分の活躍ができないでしょうから、一足先に逝って待っています」
という遺書を残し、3歳間近の長女(一子ちゃん)と生後4か月の次女(千恵子ちゃん)に晴れ着を着せて、厳寒の荒川に身を投げたのです
妻子の死を知り、藤井中尉(当時29歳)は、今度は指を切って、血染めの嘆願書を提出。遂に特攻志願が受理されるのです
藤井中尉の亡きわが子への遺書が残っています
12月になり冷たい風が吹き荒れる日、荒川の河原の露と消えた命
母とともに地の燃える父の意思に沿って一足先に父に殉した、哀れにも悲しい、しかも笑っているように喜んで母とともに消え去った幼い命該当しい
父も近くお前たちの後を追って逝けることだろう。必ず今度は父の温かい胸で抱っこしてねんねしようね。それまで泣かずに待っていてね。千恵子ちゃんが泣いたらよくお守りしなさい。ではしばらく、さよなら
○小谷中広之の感情・・・言葉が出てこない、そんな気持ちになってしまいます
自分が感じたいくつかの文章の中の一つを取り上げてみたいと思います
藤井中尉が言ったとされる「お前達だけを死なせはしない」
この言葉は深く考えさせられました。「お前達だけを死なせはしない」ということは、当たり前ではありますが、「お前たちは死ぬ」ということが前提とされていることです。それをすでに受け入れることがお互いにどれほどの苦痛だったのか。
「お前達だけを死なせはしない」を「お前達だけは死なせはしない」にするだけでガラリと変わってしまう
「を」→「は」に変えただけで、「お前達は死ぬ」が前提ではなく、ある意味では「お前たちは死なせないが、俺は死ぬ」が前提に来てしまう
言葉は、すごく単純であるが同時にすごく重いものである
●「命のエネルギーがはかれるのでは?」
そんな研究をした方がいます。東京大学物性研究所などで研究された川田薫理学博士です
ラットでの実験で、ラットは死後、約1万分の1、体重が減るケースが多いということがわかってきました。この減った分が、命の質量ではないかと
○小谷中広之の感情・・・人間に例えると、60キロの人間の命の質量は「6グラム」
何とも少ない
●ディーパックチョプ医学博士によると、僕らは一日に6万回以上、考え事をしているそうです。しかも、その90%は前日と同じことだとか
一日のほとんどを、もう変えられない過去のことか、起こるかどうかもわからない未来の不安にあれこれ頭を悩まさせているんです
だから、「今日、死ぬ」と思って一日を始めてみよう
「今日死ぬ」と思ったら、過去のことなんてどうでもよくなりますからね
悩んでいるときは、「今日が人生最後の日」って声に出してみよう
○小谷中広之の感情・・・今日死ぬと思って一日を生きてみよう
●やりたいことはすべてやるがいい
人間は、死ぬ間際、やったことに後悔する人は少ないものだ
やらなかったことに後悔する
○小谷中広之の感情・・・やってみよう
●辛かったことも、最後には全部ギャグになる
○小谷中広之の感情・・・とりあえず笑ってみよう
●全て大丈夫だから。やってみたい事はやってみるがいい。何もかも大丈夫だから。人生最後の日を迎える私から見ると、うまくいったかどうかなんて、どうでもよかったんだとわかる
○小谷中広之の感情・・・さぁ始めよう。始めない理由など存在しないのだから
●結果はすべて、人生最後の日に、夢となるのだから
だから、大切なのは、どんな気持ちで、それをやっていたのか
本当に大切なのは、そこだけだ
私は、私の人生を選んで本当に良かった
人生最後の日、私は今幸せだ
今、心からそう思えるのはあなたのおかげだよ
今のあなたが、たくさん、たくさん、悩んでくれたからだ
そして、今のあなたが勇気を出して一歩踏み出してくれたからだ
素晴らしい人生だった。心からありがとう
あなたは一人じゃない
私を含めて、未来のあなたたちが、みんなあなたを応援している
そして、みんなあなたに感謝している
では、人生最後の日に会おう
Everythings gonna be alright
すべてだいじょうぶだから
○小谷中広之の感情・・・ライバルは常に過去の自分、そしてその過去の自分を応援できるのも今の自分、今の自分の応援してくれているのは未来の自分
未来の自分を超えれるように、毎日毎日生き抜こう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
あした死ぬかもよ? [ ひすい こたろう ] |
タグ:ひすいこうたろう 様
【このカテゴリーの最新記事】
2015年12月30日
読書感想文『誤解マイナンバー』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、萩原京二様の「誤解だらけのマイナンバー」です
萩原京二様。早稲田大学法学部卒業、東洋大学大学院博士前期課程修了。一般社団法人DCAPマネジメント協会代表理事。株式会社全就連代表取締役。マイナンバー管理運用コンサルタント。社会保険労務士
気になる文章
●会社は、社員などのマイナンバーを集めて管理することが求められます。年末になると、会社は社員から年末調整のための書類を集めますが、その際に合わせてマイナンバーを収集するケースも必然的に増えてくるでしょう
その時万一、マイナンバーが外部に漏れてしまった場合、企業に与えるダメージは計り知れないほど甚大です
○小谷中広之の感情・・・社員からの信用もなくなり、そして取引先などからの信用も失われるでしょう
徹底的な管理システムが必要
●マイナンバーを管理するためのシステム
システムを扱うのは職員一人です。その職員が決められたルールや手順を守らずにシステムを運用すれば、情報の漏えいは起きてしまう
○小谷中広之の感情・・・コンピューターのシステムも大切だが、結局は人がすべての情報のカギを握ってしまう
そのキーとなる人間がいかに徹底できるかが一番重要なのかもしれない
●2016年に利用が開始されるのは、あくまで社会保障や税など公的な部分のみです
2018年1月から預金口座とマイナバーの紐づけが予定されています。当初は任意ですが、2021年1月からは義務付けの方向
マイナンバーと預金口座が紐づけされることによって、税務当局は絶税を把握しやすくなるでしょう
生活保護の不正受給も減ると考えられています
○小谷中広之の感情・・・様々面での取り組みが始まり、それに対してのメリットデメリットが発生する
自分にあったマイナバーとの関係をしっかりを把握したうえで、付き合っていかなければ見えないムダな損をたくさんしそうだ
●マイナンバー制度では、第三者への個人番号の提供や盗用などがあった場合には、3年以下の懲役もしくは150万円以下の罰金が科されることになっています。しかも不正利用した社員だけではなく、同時に会社も罰則を受けることになっている
○小谷中広之の感情・・・社員一人一人にしっかりとした自覚を持っておらうためにもマイナンバー制度の強化を図る講習などをしっかりと行わなければならない
もちろんそれだけで安心してはいけない
●マイナンバーの管理状況を監視、監督するために「特定個人情報保護委員会」が設置されました。この委員会は立ち入り調査や報告の要求、指導、助言、命令などの権限を持っています。会社がマイナンバーを管理するうえで安全管理措置を講じる必要があるにもかかわらず対応が不十分な場合には、委員会は是正勧告を行うことができるのですが、仮にこの勧告に従わなかった場合には、2年以下の懲役または50万円以下の罰金を科される可能性があるのです
○小谷中広之の感情・・・委員会に目をつけられたら無駄な時間ができてしまう
そうならないためにも意識を持ってマイナンバーを付き合おう
●システムの導入によって、マイナンバーの管理の部分は完璧になるかもしれません。しかし日々の書類作成などでは、そこからマイナンバーを取り出して利用しなければなりません
その時に、どういうルールでマイナンバーを扱うか、誰が取り出し、誰が書類を作成するのかなどをきちっと定めておかなければなりません。それができていなければ、いかに強固なシステムを構築したとしてもマイナンバーの漏えいは避けられないのです
○小谷中広之の感情・・・やはりどのような情報の取り扱いシステムも、人間の行動と意識がとても大切になってくる
●Pマークというのはプライバシーマークのことで、会社が個人情報の取り扱いを適切に行うための体制を整えているかを認定するための制度
その認定を受けていれば、マイナンバー制度への対応も問題ないと考えている経営者が実に多い
一般的な個人情報に対して、マイナンバーは特定個人情報と呼ばれています
個人情報では、その対象は主に「顧客」
マイナンバーの対象は主に「自社の社員」
○小谷中広之の感情・・・取り扱う対象が個人情報とマイナンバーでは異なることを基本として覚えておこう
●個人情報保護法では、取り扱う個人情報の数が5000を超えない場合には「個人情報取扱事業者」から除外
マイナンバー制度においても社員が100人以下の会社を「中小規模事業や」と呼び、実務を軽減するための特例が設けられます
小規模な会社であっても、なんかしらの対策は必須なのです
小規模の会社の場合は、公的な手続きを外部に委託しているケースが多いでしょう。社会保険に関する手続きを社旗保険労務士事務所に委託したり、年末調整などを税理士事務所に委託している場合です
果たして社会保険労務士や税理士はマイナンバーをしっかり保管、管理してくれるでしょうか
万一、委託先からマイナンバーが漏えいした場合、委託先である社会労務士事務所や税理士事務所はコイや重大な過失がない場合、刑事責任は問われません(ただし、民事の責任は問われます)
そういうルールになっているのです
責任はあくまで「委託者」にあります。委託者は委託先との契約の際に管理体制が往なっているんか、安全に管理されるのかなどをチェックしなければなりません。そして、委託後も問題なく管理されているかを定期的に確認する必要もあります
社内ではきちんと管理していても、委託先でいい加減な管理しかなされていなければ意味がありません
○小谷中広之の感情・・・委託先とのしっかりとした信頼関係がとても必要である
しっかりと話し合おう
●最大のリスクヘッジとは、規定を作っただけでは意味がありません。きちんとプロセスを検討して業務フローを見直し、リスクの洗い出しをして、それに対してルールをつくって実行し、その検討結果を議事録などで残しておくことが重要なのです
また、社員に教育や説明会を実施したら、社員から受講したというサインをもらっておくことも大切です。それを実行せずに、何か問題が起きたときには会社にも両罰規定が適用されるということになりかねない
○小谷中広之の感情・・・文面に残しておこう
●現在、マイナンバーは利用範囲がごく限定されている。当初は社会保障、税、災害対策の3分野です。災害対策は頻繁に利用されるものではありませんから、主に社会保障と税と考えていいでしょう
しかも社会保険と税でマイナンバーを記載しなければならない帳票は、常に利用するもので十数種類に限定されています。つまり、これさえ完璧に管理すれば漏えいリスクはゼロと言っても過言ではないのです
○小谷中広之の感情・・・社会保険と税に力を注いでおこう。もちろん災害対策は命にかかわる可能性が高いので忘れてはいけないが、マイナンバーということに関して言えば特にこの二つを重視しておこう
●マイナンバーの管理、運用を始めるに当たって、最初に抑えておかなければいけないのは、ガイドラインを理解することです。これは特定個人情報保護委員会が公表している
正式名所は「特定個人情報の適正な取り扱いに関するガイドライン」
大きく3つのことが書かれています
「しなければならないこと」「してはならないこと」「するのが望ましいこと」
「してはならないこと」に従わなかった場合、法令違反と判断され、罰則が科される可能性がありますので注意が必要です
○小谷中広之の感情・・・確認してみよう
●社員10人までならマイナンバーをもたない選択肢も
社員から提供を受けた個人番号を会社で保管して利用するとなれば、漏えいを防ぐために厳しい管理体制が必要になります。しかし保管をしないのであれば、漏えいリスクを大きく減らすことができます。必要な都度、社員から提供を受けて書類を作成し、届け出をすればよいのです
特に小規模で社員が10人ぐらいの会社であれば、この方法が最も手軽でしょう
マイナンバーが定期的に必要になるのは、年に一度の年末調整ぐらいですから、その時に社員からマイナンバーを聞いて、書類に書けばよいのです。社会保険の手続くは主に入社と退職の時だけで、頻繁にマイナンバーが必要になることはありません
○小谷中広之の感情・・・年間に必要となるのは限られている
社員10人ほどの小規模の会社なら、その都度に提供を受ければ問題は軽減されそうだ
●社員が20,30人となってくると、個人番号の提供を受けて保管しなければなりません
しかし、保管が必要な場合であっても、必ずしもシステムを導入しなければいけないということはありません
マイナンバーの管理システムを導入してもしなくても、会社には自動的に特定個人情報ファイルができてしまいます
年末調整の際には扶養控除の書類を社員に提出してもらいますが、この書類にもマイナンバーを記載します。これまでの氏名や生年月日、扶養家族の情報などは記載していましたが、ここにマイナンバーが加わり、この書類を会社で保管することになります
社員の人数分の扶養控除の書類を閉じたものは、すでに特定個人情報ファイルです。このように紙ベースの特定個人情報ファイルは自動的にできてしまうのです。これは、しっかりとファイルして、カギのかかる場所に保管しておかなければなりません
小規模な会社であれば、これだけで十分ではないでしょうか
必要があれば、この書類を見て、個人番号を確認すればよいのです
○小谷中広之の感情・・・保管、管理さえしっかりしていればシステムの導入はしなくても問題なさそうだ
●東京オリンピックのチケット販売にもマイナンバーが利用されるかもしれません。新聞報道によると、チケット販売の際の本人確認で個人番号カードを利用する案を自民党が検討しているそうです
○小谷中広之の感情・・・転売やダフ屋行為が厳しく監視されそうだ
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、萩原京二様の「誤解だらけのマイナンバー」です
萩原京二様。早稲田大学法学部卒業、東洋大学大学院博士前期課程修了。一般社団法人DCAPマネジメント協会代表理事。株式会社全就連代表取締役。マイナンバー管理運用コンサルタント。社会保険労務士
気になる文章
●会社は、社員などのマイナンバーを集めて管理することが求められます。年末になると、会社は社員から年末調整のための書類を集めますが、その際に合わせてマイナンバーを収集するケースも必然的に増えてくるでしょう
その時万一、マイナンバーが外部に漏れてしまった場合、企業に与えるダメージは計り知れないほど甚大です
○小谷中広之の感情・・・社員からの信用もなくなり、そして取引先などからの信用も失われるでしょう
徹底的な管理システムが必要
●マイナンバーを管理するためのシステム
システムを扱うのは職員一人です。その職員が決められたルールや手順を守らずにシステムを運用すれば、情報の漏えいは起きてしまう
○小谷中広之の感情・・・コンピューターのシステムも大切だが、結局は人がすべての情報のカギを握ってしまう
そのキーとなる人間がいかに徹底できるかが一番重要なのかもしれない
●2016年に利用が開始されるのは、あくまで社会保障や税など公的な部分のみです
2018年1月から預金口座とマイナバーの紐づけが予定されています。当初は任意ですが、2021年1月からは義務付けの方向
マイナンバーと預金口座が紐づけされることによって、税務当局は絶税を把握しやすくなるでしょう
生活保護の不正受給も減ると考えられています
○小谷中広之の感情・・・様々面での取り組みが始まり、それに対してのメリットデメリットが発生する
自分にあったマイナバーとの関係をしっかりを把握したうえで、付き合っていかなければ見えないムダな損をたくさんしそうだ
●マイナンバー制度では、第三者への個人番号の提供や盗用などがあった場合には、3年以下の懲役もしくは150万円以下の罰金が科されることになっています。しかも不正利用した社員だけではなく、同時に会社も罰則を受けることになっている
○小谷中広之の感情・・・社員一人一人にしっかりとした自覚を持っておらうためにもマイナンバー制度の強化を図る講習などをしっかりと行わなければならない
もちろんそれだけで安心してはいけない
●マイナンバーの管理状況を監視、監督するために「特定個人情報保護委員会」が設置されました。この委員会は立ち入り調査や報告の要求、指導、助言、命令などの権限を持っています。会社がマイナンバーを管理するうえで安全管理措置を講じる必要があるにもかかわらず対応が不十分な場合には、委員会は是正勧告を行うことができるのですが、仮にこの勧告に従わなかった場合には、2年以下の懲役または50万円以下の罰金を科される可能性があるのです
○小谷中広之の感情・・・委員会に目をつけられたら無駄な時間ができてしまう
そうならないためにも意識を持ってマイナンバーを付き合おう
●システムの導入によって、マイナンバーの管理の部分は完璧になるかもしれません。しかし日々の書類作成などでは、そこからマイナンバーを取り出して利用しなければなりません
その時に、どういうルールでマイナンバーを扱うか、誰が取り出し、誰が書類を作成するのかなどをきちっと定めておかなければなりません。それができていなければ、いかに強固なシステムを構築したとしてもマイナンバーの漏えいは避けられないのです
○小谷中広之の感情・・・やはりどのような情報の取り扱いシステムも、人間の行動と意識がとても大切になってくる
●Pマークというのはプライバシーマークのことで、会社が個人情報の取り扱いを適切に行うための体制を整えているかを認定するための制度
その認定を受けていれば、マイナンバー制度への対応も問題ないと考えている経営者が実に多い
一般的な個人情報に対して、マイナンバーは特定個人情報と呼ばれています
個人情報では、その対象は主に「顧客」
マイナンバーの対象は主に「自社の社員」
○小谷中広之の感情・・・取り扱う対象が個人情報とマイナンバーでは異なることを基本として覚えておこう
●個人情報保護法では、取り扱う個人情報の数が5000を超えない場合には「個人情報取扱事業者」から除外
マイナンバー制度においても社員が100人以下の会社を「中小規模事業や」と呼び、実務を軽減するための特例が設けられます
小規模な会社であっても、なんかしらの対策は必須なのです
小規模の会社の場合は、公的な手続きを外部に委託しているケースが多いでしょう。社会保険に関する手続きを社旗保険労務士事務所に委託したり、年末調整などを税理士事務所に委託している場合です
果たして社会保険労務士や税理士はマイナンバーをしっかり保管、管理してくれるでしょうか
万一、委託先からマイナンバーが漏えいした場合、委託先である社会労務士事務所や税理士事務所はコイや重大な過失がない場合、刑事責任は問われません(ただし、民事の責任は問われます)
そういうルールになっているのです
責任はあくまで「委託者」にあります。委託者は委託先との契約の際に管理体制が往なっているんか、安全に管理されるのかなどをチェックしなければなりません。そして、委託後も問題なく管理されているかを定期的に確認する必要もあります
社内ではきちんと管理していても、委託先でいい加減な管理しかなされていなければ意味がありません
○小谷中広之の感情・・・委託先とのしっかりとした信頼関係がとても必要である
しっかりと話し合おう
●最大のリスクヘッジとは、規定を作っただけでは意味がありません。きちんとプロセスを検討して業務フローを見直し、リスクの洗い出しをして、それに対してルールをつくって実行し、その検討結果を議事録などで残しておくことが重要なのです
また、社員に教育や説明会を実施したら、社員から受講したというサインをもらっておくことも大切です。それを実行せずに、何か問題が起きたときには会社にも両罰規定が適用されるということになりかねない
○小谷中広之の感情・・・文面に残しておこう
●現在、マイナンバーは利用範囲がごく限定されている。当初は社会保障、税、災害対策の3分野です。災害対策は頻繁に利用されるものではありませんから、主に社会保障と税と考えていいでしょう
しかも社会保険と税でマイナンバーを記載しなければならない帳票は、常に利用するもので十数種類に限定されています。つまり、これさえ完璧に管理すれば漏えいリスクはゼロと言っても過言ではないのです
○小谷中広之の感情・・・社会保険と税に力を注いでおこう。もちろん災害対策は命にかかわる可能性が高いので忘れてはいけないが、マイナンバーということに関して言えば特にこの二つを重視しておこう
●マイナンバーの管理、運用を始めるに当たって、最初に抑えておかなければいけないのは、ガイドラインを理解することです。これは特定個人情報保護委員会が公表している
正式名所は「特定個人情報の適正な取り扱いに関するガイドライン」
大きく3つのことが書かれています
「しなければならないこと」「してはならないこと」「するのが望ましいこと」
「してはならないこと」に従わなかった場合、法令違反と判断され、罰則が科される可能性がありますので注意が必要です
○小谷中広之の感情・・・確認してみよう
●社員10人までならマイナンバーをもたない選択肢も
社員から提供を受けた個人番号を会社で保管して利用するとなれば、漏えいを防ぐために厳しい管理体制が必要になります。しかし保管をしないのであれば、漏えいリスクを大きく減らすことができます。必要な都度、社員から提供を受けて書類を作成し、届け出をすればよいのです
特に小規模で社員が10人ぐらいの会社であれば、この方法が最も手軽でしょう
マイナンバーが定期的に必要になるのは、年に一度の年末調整ぐらいですから、その時に社員からマイナンバーを聞いて、書類に書けばよいのです。社会保険の手続くは主に入社と退職の時だけで、頻繁にマイナンバーが必要になることはありません
○小谷中広之の感情・・・年間に必要となるのは限られている
社員10人ほどの小規模の会社なら、その都度に提供を受ければ問題は軽減されそうだ
●社員が20,30人となってくると、個人番号の提供を受けて保管しなければなりません
しかし、保管が必要な場合であっても、必ずしもシステムを導入しなければいけないということはありません
マイナンバーの管理システムを導入してもしなくても、会社には自動的に特定個人情報ファイルができてしまいます
年末調整の際には扶養控除の書類を社員に提出してもらいますが、この書類にもマイナンバーを記載します。これまでの氏名や生年月日、扶養家族の情報などは記載していましたが、ここにマイナンバーが加わり、この書類を会社で保管することになります
社員の人数分の扶養控除の書類を閉じたものは、すでに特定個人情報ファイルです。このように紙ベースの特定個人情報ファイルは自動的にできてしまうのです。これは、しっかりとファイルして、カギのかかる場所に保管しておかなければなりません
小規模な会社であれば、これだけで十分ではないでしょうか
必要があれば、この書類を見て、個人番号を確認すればよいのです
○小谷中広之の感情・・・保管、管理さえしっかりしていればシステムの導入はしなくても問題なさそうだ
●東京オリンピックのチケット販売にもマイナンバーが利用されるかもしれません。新聞報道によると、チケット販売の際の本人確認で個人番号カードを利用する案を自民党が検討しているそうです
○小谷中広之の感情・・・転売やダフ屋行為が厳しく監視されそうだ
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
誤解だらけのマイナンバー対策 |
タグ:萩原京二 様
2015年12月29日
読書感想文『マイナンバー』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、青木丈様の「マイナンバー制度」です
青木丈様。昭和47年東京生まれ。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。税理士
気になる文章
●マイナンバーは、原則として生涯同じ番号を使い、変更はできないが、番号が漏えいして不正に用いられる恐れがある場合は変更可能
○小谷中広之の感情・・・なるべく早めに番号の暗記をしておこう
●平成19年に発覚した「消えた年金問題」
年金の記録が消えてしまった問題で、番号による管理制度があれば起らなかったのではないかと提起されました。以後、番号制度導入の気運が高まり、社会保障、税番号として具体的な検討がすすめられることになったのです
○小谷中広之の感情・・・今度はマイナンバーの漏えい問題が発生している
●導入によって何が変わるのか。期待できる三つの効果
「行政の効率化」「公平、公正な社会の実現」「国民の利便性の向上」
○小谷中広之の感情・・・効果がしっかりと発揮されるように自身も体験と知識をつけていこう
●通知カードは個人番号カードの交付を受けるまでの間、有効とされ、行政機関の窓口などでマイナンバーの提示を求められた際に利用します
○小谷中広之の感情・・・ちなみに交付の手数料はもちろん無料ですが、再発行には500円かかります
●個人番号カードとは、マイナンバーが記載された、自分本人であることを証明するためのカードです
原則として市区町村の窓口で受け取ります。その際、通知カードは返納します
○小谷中広之の感情・・・こちら再発行には手数料1000円がかかります
●平成28年1月から利用を開始するマイナンバーですが、当年は雇用保険は税関係の届出書類への記載、未成年者向けのジュニアNISAの口座開設などで利用される程度
本格的な効果が発揮されるのは、平成29年以降となっています
平成30年にはペイオフに備えるために銀行口座へのマイんあばー登録が可能になり、マイポータルを使い、病院間の医療のカルテの連携から生命保険などの手続き、婚活サービスにおける紹介情報の提供まで幅広い活用方法が期待されています
○小谷中広之の感情・・・医療の分野に導入されることで、きっと「お薬手帳」は必要なくなり、個々の患者さんの過去の薬の服用履歴、病気の履歴、アレルギー、体質、血圧、ケガ歴などが容易にわかるようになるのだろう
●マイナンバーの利用例、以下のような時に、マイナンバーの提示が求められます
「児童手当の現況届の際に」「高等学校投手就学支援金や奨学金の申請の際に」「結婚や出産で扶養家族が増えた際に」「源泉徴収票などに記載するために」「法廷調整などに記載するため」「雇用保険を受けるため」「労災保険を受けるため」「国民健康保険加入手続きの際に」「厚生年金の裁定請求の際に」
○小谷中広之の感情・・・保健所や免許証と同じように肌身離さず持ち歩こう
紛失には十分注意を
●どのように取り扱われるのか
実際に取り扱うはマイナンバー法に規定された
「個人番号利用事務実施者」マイナンバーを利用して手続きを行う、国の行政機関や地方公共団体などです
「個人番号関係事務実施者」その行政機関などにマイナンバーを記載した書面の提出を行う民間企業
つまり、税分野で言えば給与所得者→企業→税務署となるように、国民が提示したマイナンバーを民間企業などが書類に記載して提出し、行政機関などが利用するというのがマイナンバーの流通過程です
○小谷中広之の感情・・・流通過程をしっかりシステム化して強固にしなければ漏えいはあっという間に簡単にできてしまうだろう
●正確な名寄せのもとに構築されるのが、情報提供ネットワークシステム(平成29年稼働予定)です。これは各種証明書に記載される個人情報を、マイナンバーを利用して他の行政機関などからオンラインで照会できるシステムのこと
マイナンバーは唯一無二のモノであり、同一人物であることを確実に識別することができるので、正確かつ効率的な名寄せが可能
○小谷中広之の感情・・・各種の証明書の手続きがこの一枚でできることになるのだろう
それは便利であり、不利になるかもしれない
●平成29年1月を目処としてマイナポータル(情報提供等記録開示システム)の設置が予定されています。これはインターネット上につくられる自分専用のポータルサイトで、情報提供ネットワークシステムにおいて、いつ、だれが、何のために、自分のマイナンバーを内容に含む個人情報(特定個人情報)を照会、提供したのかを確認できるものです。マイナポータルを利用することで、自分のマイナンバーや個人情報の勝手な観覧や不正な流通のチェックが可能になります
また、健康保険や年金の支払い状況といった行政機関などが持つ自分との特定個人情報を確認できるほか、行政サービスを受け損ねることがないよう行政機関から様々なお知らせが届く機能もあります
○小谷中広之の感情・・・ネットを使いこなせない人や、パソコンや携帯などのネットに繋がる機械を持っていない人などは、直接公的機関に行かなければならない
●マイナンバー制度が導入されるにあたって、事業者が体制を整えるために行うべき主な準備項目は以下の通り
「取り扱い担当者の決定」「社内体制の整備」「従業員への周知」「マイナンバー取り扱いの確認」「マイナンバーの取得」
マイナンバーは必要なくなったら廃棄または削除することが義務付けられています。それまで徹底した安全管理のもとで保管、利用しなければならず、番号を漏えいしたり他人に渡したりした場合は、罰金や懲役といった刑を受けることもあります
廃棄業者に依頼した際は、廃棄証明書などを取得しておくことが賢明
○小谷中広之の感情・・・安全管理と不要になった際の破棄処分方法をしっかりと行おう
また、引き継ぎの際にもしっかりとした管理のもと行おう
●マイナンバーの漏えいや滅失を防ぐため、事業者には安全な管理措置が求められます
安全管理措置の対策
「マイナンバー取り扱い担当者の明確化」「組織的安全管理措置」「人的安全管理措置」「物理的安全管理措置」「技術的安全管理措置」
○小谷中広之の感情・・・それぞれをしっかりとしなければならないが、特に自分が思うには「人の指導」つまりは取り扱う責任者の指導教育、その責任者以外が取り扱えない仕組みづくりが一番大切だと思う。金庫にしまったり、パスワードや指紋認証などで他社が使用できないようにするのも全ての取り扱い方、はその取り扱う責任者次第ということだ
●相続にもマイナンバーが必要
平成28年1月1日以降の相続、または遺贈によって取得した財産を申告する際も、申告書にマイナンバーを記載する必要があります
注意したいのは被相続人のマイナンバーも記載しなければいけない
生前贈与なら問題ありませんが、被相続人は故人なのでマイナンバーがわからず申告書が提出できない、というケースも考えられます。それを防ぐために、被相続人、財産の所得者は前もって対策を検討しておいた方がよいでしょう
○小谷中広之の感情・・・故人のマイナンバーの問題については生前中にしっかりと話し合っておかなければならない
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、青木丈様の「マイナンバー制度」です
青木丈様。昭和47年東京生まれ。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。税理士
気になる文章
●マイナンバーは、原則として生涯同じ番号を使い、変更はできないが、番号が漏えいして不正に用いられる恐れがある場合は変更可能
○小谷中広之の感情・・・なるべく早めに番号の暗記をしておこう
●平成19年に発覚した「消えた年金問題」
年金の記録が消えてしまった問題で、番号による管理制度があれば起らなかったのではないかと提起されました。以後、番号制度導入の気運が高まり、社会保障、税番号として具体的な検討がすすめられることになったのです
○小谷中広之の感情・・・今度はマイナンバーの漏えい問題が発生している
●導入によって何が変わるのか。期待できる三つの効果
「行政の効率化」「公平、公正な社会の実現」「国民の利便性の向上」
○小谷中広之の感情・・・効果がしっかりと発揮されるように自身も体験と知識をつけていこう
●通知カードは個人番号カードの交付を受けるまでの間、有効とされ、行政機関の窓口などでマイナンバーの提示を求められた際に利用します
○小谷中広之の感情・・・ちなみに交付の手数料はもちろん無料ですが、再発行には500円かかります
●個人番号カードとは、マイナンバーが記載された、自分本人であることを証明するためのカードです
原則として市区町村の窓口で受け取ります。その際、通知カードは返納します
○小谷中広之の感情・・・こちら再発行には手数料1000円がかかります
●平成28年1月から利用を開始するマイナンバーですが、当年は雇用保険は税関係の届出書類への記載、未成年者向けのジュニアNISAの口座開設などで利用される程度
本格的な効果が発揮されるのは、平成29年以降となっています
平成30年にはペイオフに備えるために銀行口座へのマイんあばー登録が可能になり、マイポータルを使い、病院間の医療のカルテの連携から生命保険などの手続き、婚活サービスにおける紹介情報の提供まで幅広い活用方法が期待されています
○小谷中広之の感情・・・医療の分野に導入されることで、きっと「お薬手帳」は必要なくなり、個々の患者さんの過去の薬の服用履歴、病気の履歴、アレルギー、体質、血圧、ケガ歴などが容易にわかるようになるのだろう
●マイナンバーの利用例、以下のような時に、マイナンバーの提示が求められます
「児童手当の現況届の際に」「高等学校投手就学支援金や奨学金の申請の際に」「結婚や出産で扶養家族が増えた際に」「源泉徴収票などに記載するために」「法廷調整などに記載するため」「雇用保険を受けるため」「労災保険を受けるため」「国民健康保険加入手続きの際に」「厚生年金の裁定請求の際に」
○小谷中広之の感情・・・保健所や免許証と同じように肌身離さず持ち歩こう
紛失には十分注意を
●どのように取り扱われるのか
実際に取り扱うはマイナンバー法に規定された
「個人番号利用事務実施者」マイナンバーを利用して手続きを行う、国の行政機関や地方公共団体などです
「個人番号関係事務実施者」その行政機関などにマイナンバーを記載した書面の提出を行う民間企業
つまり、税分野で言えば給与所得者→企業→税務署となるように、国民が提示したマイナンバーを民間企業などが書類に記載して提出し、行政機関などが利用するというのがマイナンバーの流通過程です
○小谷中広之の感情・・・流通過程をしっかりシステム化して強固にしなければ漏えいはあっという間に簡単にできてしまうだろう
●正確な名寄せのもとに構築されるのが、情報提供ネットワークシステム(平成29年稼働予定)です。これは各種証明書に記載される個人情報を、マイナンバーを利用して他の行政機関などからオンラインで照会できるシステムのこと
マイナンバーは唯一無二のモノであり、同一人物であることを確実に識別することができるので、正確かつ効率的な名寄せが可能
○小谷中広之の感情・・・各種の証明書の手続きがこの一枚でできることになるのだろう
それは便利であり、不利になるかもしれない
●平成29年1月を目処としてマイナポータル(情報提供等記録開示システム)の設置が予定されています。これはインターネット上につくられる自分専用のポータルサイトで、情報提供ネットワークシステムにおいて、いつ、だれが、何のために、自分のマイナンバーを内容に含む個人情報(特定個人情報)を照会、提供したのかを確認できるものです。マイナポータルを利用することで、自分のマイナンバーや個人情報の勝手な観覧や不正な流通のチェックが可能になります
また、健康保険や年金の支払い状況といった行政機関などが持つ自分との特定個人情報を確認できるほか、行政サービスを受け損ねることがないよう行政機関から様々なお知らせが届く機能もあります
○小谷中広之の感情・・・ネットを使いこなせない人や、パソコンや携帯などのネットに繋がる機械を持っていない人などは、直接公的機関に行かなければならない
●マイナンバー制度が導入されるにあたって、事業者が体制を整えるために行うべき主な準備項目は以下の通り
「取り扱い担当者の決定」「社内体制の整備」「従業員への周知」「マイナンバー取り扱いの確認」「マイナンバーの取得」
マイナンバーは必要なくなったら廃棄または削除することが義務付けられています。それまで徹底した安全管理のもとで保管、利用しなければならず、番号を漏えいしたり他人に渡したりした場合は、罰金や懲役といった刑を受けることもあります
廃棄業者に依頼した際は、廃棄証明書などを取得しておくことが賢明
○小谷中広之の感情・・・安全管理と不要になった際の破棄処分方法をしっかりと行おう
また、引き継ぎの際にもしっかりとした管理のもと行おう
●マイナンバーの漏えいや滅失を防ぐため、事業者には安全な管理措置が求められます
安全管理措置の対策
「マイナンバー取り扱い担当者の明確化」「組織的安全管理措置」「人的安全管理措置」「物理的安全管理措置」「技術的安全管理措置」
○小谷中広之の感情・・・それぞれをしっかりとしなければならないが、特に自分が思うには「人の指導」つまりは取り扱う責任者の指導教育、その責任者以外が取り扱えない仕組みづくりが一番大切だと思う。金庫にしまったり、パスワードや指紋認証などで他社が使用できないようにするのも全ての取り扱い方、はその取り扱う責任者次第ということだ
●相続にもマイナンバーが必要
平成28年1月1日以降の相続、または遺贈によって取得した財産を申告する際も、申告書にマイナンバーを記載する必要があります
注意したいのは被相続人のマイナンバーも記載しなければいけない
生前贈与なら問題ありませんが、被相続人は故人なのでマイナンバーがわからず申告書が提出できない、というケースも考えられます。それを防ぐために、被相続人、財産の所得者は前もって対策を検討しておいた方がよいでしょう
○小谷中広之の感情・・・故人のマイナンバーの問題については生前中にしっかりと話し合っておかなければならない
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】大事なことだけすぐにわかる マイナンバー制度 [ 青木丈 ] |
タグ:青木丈 様
2015年12月28日
読書感想文『死をポケットに入れて』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、チャールズ ブコウスキー様の「死をポケットに入れて」です
チャールズ ブコウスキー様。1920年ドイツ生まれ。3歳でアメリカ移住。50冊に及ぶ詩集や小説が刊行される
気になる文章
●金に関して間違っているのは二つのことだけ。多すぎるか、少なすぎるかのどっちかだ
○小谷中広之の感情・・・自分の器量以上のお金には十分気を付けなければならない
まずは自分の器量を図ることから始めよう
●殆どの人たちは死に対する用意が出来ていない。自分たち自身の死だろうが、誰か他人の死だろうが。死に誰もがショック受け、恐怖を覚える。まるで不意打ちだ。なんだって、そんなこと絶対にありえないよ。私は死を左のポケットに入れて持ち歩いている。そいつを取り出して、話しかけてみる。「やぁ、ベイビー、どうしてる?いつ私のもとにやってきてくれるのかな?ちゃんと心構えをしておくからね」
○小谷中広之の感情・・・死を持ち歩くという心構えは今の自分は全く考えられないが、死や生きることをテーマにした本をこれからもたくさん読んで「死」や「生」をもっと意識しながら毎日を必死に生きようと思う
●作家は年をとるほどに、より良いものを書かなければならない
死に近づくというのは最大の強みとなる
○小谷中広之の感情・・・それほどたくさんの経験をし、そして死を意識しながら物事を感じていく。そうすることで過去の自分よりもより自分らしい作品が出来上がっていくのだろう
●書かれたものに最後の判断を下すのはたった一人しかいない。それは作家自身だ。作家が評論家や編集者、出版社や読者のいうがままになった時は、もう一巻の終わりだ
作家が名声や富に振り回されるようになった時は、糞と一緒になって川を流れていってもらうしかない
○小谷中広之の感情・・・作家業とは、つまり根本的に自分自身を信じて書くことで世間がその作品を心から愛してくれたり、共感してくれたりしたときに報酬が発生するということを忘れてはならないのだろう
●死んだ後で一番不思議な気分になるのは、私が思うに、その人の靴を見るときだ。その時に最も悲しい思いをする
着ていた洋服ではだめだ
死んだばかりの人がいたとする。その人の帽子や、手袋、靴をベッドの上に並べ、それを見つめていると、気が変になってしまうだろう。そんなことをしてはいけない。とにもかくにも、死んだ人たちは生きている人が知らない何かを今や知っているというわけだ。多分
○小谷中広之の感情・・・玄関の靴、確かに想像するだけで感情が悲しくなっていく気がする
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、チャールズ ブコウスキー様の「死をポケットに入れて」です
チャールズ ブコウスキー様。1920年ドイツ生まれ。3歳でアメリカ移住。50冊に及ぶ詩集や小説が刊行される
気になる文章
●金に関して間違っているのは二つのことだけ。多すぎるか、少なすぎるかのどっちかだ
○小谷中広之の感情・・・自分の器量以上のお金には十分気を付けなければならない
まずは自分の器量を図ることから始めよう
●殆どの人たちは死に対する用意が出来ていない。自分たち自身の死だろうが、誰か他人の死だろうが。死に誰もがショック受け、恐怖を覚える。まるで不意打ちだ。なんだって、そんなこと絶対にありえないよ。私は死を左のポケットに入れて持ち歩いている。そいつを取り出して、話しかけてみる。「やぁ、ベイビー、どうしてる?いつ私のもとにやってきてくれるのかな?ちゃんと心構えをしておくからね」
○小谷中広之の感情・・・死を持ち歩くという心構えは今の自分は全く考えられないが、死や生きることをテーマにした本をこれからもたくさん読んで「死」や「生」をもっと意識しながら毎日を必死に生きようと思う
●作家は年をとるほどに、より良いものを書かなければならない
死に近づくというのは最大の強みとなる
○小谷中広之の感情・・・それほどたくさんの経験をし、そして死を意識しながら物事を感じていく。そうすることで過去の自分よりもより自分らしい作品が出来上がっていくのだろう
●書かれたものに最後の判断を下すのはたった一人しかいない。それは作家自身だ。作家が評論家や編集者、出版社や読者のいうがままになった時は、もう一巻の終わりだ
作家が名声や富に振り回されるようになった時は、糞と一緒になって川を流れていってもらうしかない
○小谷中広之の感情・・・作家業とは、つまり根本的に自分自身を信じて書くことで世間がその作品を心から愛してくれたり、共感してくれたりしたときに報酬が発生するということを忘れてはならないのだろう
●死んだ後で一番不思議な気分になるのは、私が思うに、その人の靴を見るときだ。その時に最も悲しい思いをする
着ていた洋服ではだめだ
死んだばかりの人がいたとする。その人の帽子や、手袋、靴をベッドの上に並べ、それを見つめていると、気が変になってしまうだろう。そんなことをしてはいけない。とにもかくにも、死んだ人たちは生きている人が知らない何かを今や知っているというわけだ。多分
○小谷中広之の感情・・・玄関の靴、確かに想像するだけで感情が悲しくなっていく気がする
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
死をポケットに入れて |
2015年12月27日
読書感想文『老人と海』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、ヘミングウェイ様の「老人と海」です
気になる文章
●ただ、どうやら俺は運に見放されたらしい。いや、そんなことはわかるものか、きっと今日こそは、とにかく、毎日が新しい日なんだ。運がつくに越したことはない。でも、俺は何より手堅くいきたいんだ。それで、運が向いてくれば、用意は出来ているというものさ
○小谷中広之の感情・・・運は後からついてくるもの、とにかく目の前のことに集中していくことが大切だ
「ナイフをとぐ石があれば大助かりなんだが」老人はオールの端の結び目を締めなおすと、そういった、「砥石を持ってくればよかったっけ」お前さん、いろんなものを持ってくればよかったんだ、と彼は思う。だが、爺さん、お前は持ってこなかった。冗談じゃない、今は持ってこなかったもののことなんか考えているときじゃない。ここにあるものでできることを考えるがいい
○小谷中広之の感情・・・ないものを探したり数えたりして時間を浪費している場合ではない、今あるものを数えそれで乗り切る、またはそれを利用して進んでいこう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、ヘミングウェイ様の「老人と海」です
気になる文章
●ただ、どうやら俺は運に見放されたらしい。いや、そんなことはわかるものか、きっと今日こそは、とにかく、毎日が新しい日なんだ。運がつくに越したことはない。でも、俺は何より手堅くいきたいんだ。それで、運が向いてくれば、用意は出来ているというものさ
○小谷中広之の感情・・・運は後からついてくるもの、とにかく目の前のことに集中していくことが大切だ
「ナイフをとぐ石があれば大助かりなんだが」老人はオールの端の結び目を締めなおすと、そういった、「砥石を持ってくればよかったっけ」お前さん、いろんなものを持ってくればよかったんだ、と彼は思う。だが、爺さん、お前は持ってこなかった。冗談じゃない、今は持ってこなかったもののことなんか考えているときじゃない。ここにあるものでできることを考えるがいい
○小谷中広之の感情・・・ないものを探したり数えたりして時間を浪費している場合ではない、今あるものを数えそれで乗り切る、またはそれを利用して進んでいこう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
『アメリカ文学の代表作』 老人と海/ヘミングウェイ【中古】 |
タグ:ヘミングウェイ 様
2015年12月26日
読書感想文『クルーズ』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、矢島正枝様の「そろそろクルーズはいかがですか」です
矢島正枝様。名古屋生まれ。観光プロデューサー
気になる文章
●クルーズの最大の利点は、「移動そのもの」を楽しむことができるという点にあります
○小谷中広之の感情・・・ゆったりとした移動時間でのクルーズ旅行は一つの自分の目標でもあります
ゆったりとした移動時間を楽しむという感が出いくと、電車移動などもこれにあたるのではないだろうか
飛行機やバス、車などは移動を楽しむ事はあまり意識されないが(特に一人旅)、電車や船はそれにあたると思う
●人にぶつけたマイナスは100%の確率でぶつけた相手から返ってきます
○小谷中広之の感情・・・ならば、プラスを与えていけば、勿論見返りなど一切期待もしないで
●女性の希望軸は、おおよそ次の数点に集約されます
「健康や美容を追求し続けたい」「大切にされていることを実感したい」「話題になっていることを追体験したい」「話題の発信源になりたい」「お得とか特別だと感じたい」
○小谷中広之の感情・・・女性をターゲットとしたビジネスや、女性に対しての配慮に関してこの上記をしっかりと考えて行動すべきだろう
全ての女性に当てはまることではないだろうが、女性自らがこのようなことを言っていることには信憑性がある
●あなたは「もう一度会いたい人」となっていますか?
「もう一度会いたい人」になる
○小谷中広之の感情・・・残りの今年も、来年もこれを念願に入れて人に会おう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、矢島正枝様の「そろそろクルーズはいかがですか」です
矢島正枝様。名古屋生まれ。観光プロデューサー
気になる文章
●クルーズの最大の利点は、「移動そのもの」を楽しむことができるという点にあります
○小谷中広之の感情・・・ゆったりとした移動時間でのクルーズ旅行は一つの自分の目標でもあります
ゆったりとした移動時間を楽しむという感が出いくと、電車移動などもこれにあたるのではないだろうか
飛行機やバス、車などは移動を楽しむ事はあまり意識されないが(特に一人旅)、電車や船はそれにあたると思う
●人にぶつけたマイナスは100%の確率でぶつけた相手から返ってきます
○小谷中広之の感情・・・ならば、プラスを与えていけば、勿論見返りなど一切期待もしないで
●女性の希望軸は、おおよそ次の数点に集約されます
「健康や美容を追求し続けたい」「大切にされていることを実感したい」「話題になっていることを追体験したい」「話題の発信源になりたい」「お得とか特別だと感じたい」
○小谷中広之の感情・・・女性をターゲットとしたビジネスや、女性に対しての配慮に関してこの上記をしっかりと考えて行動すべきだろう
全ての女性に当てはまることではないだろうが、女性自らがこのようなことを言っていることには信憑性がある
●あなたは「もう一度会いたい人」となっていますか?
「もう一度会いたい人」になる
○小谷中広之の感情・・・残りの今年も、来年もこれを念願に入れて人に会おう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】そろそろクルーズはいかがですか [ 矢島正枝 ] |
タグ:矢島正枝 様
2015年12月25日
読書感想文『星の王子さま』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、アントワーヌ ド サンテグジュペリ様の「星の王子さま」です
アントワーヌ ド サンテグジュペリ様。1900年生まれ。作家にして飛行士
気になる文章
●あまり大きな謎に出会うと、人はあえてそれに逆らわないものだ。おかしなことに、人里から1000マイル離れたところで死の危険を目前にしているというのに、言われるまま僕はポケットから1枚の紙と万年筆を出した
○小谷中広之の感情・・・不思議がることができないような謎に出会った時、人は確かに何も疑わずにそのモノの言われるがままに動いてしまうものなのかもしれない
●「そんなことはいいの。ヒツジの絵を描いて」
「だめだよ。このヒツジは初めから病気みたいだ。別の絵を描いて」
「わかるでしょ、これは普通の羊じゃなくて、オスのヒツジだよね。角があるもの」
「これはすごく年寄りの羊だよ。僕はこれからずっと長生きするのが欲しいんだ」
そこで僕の忍耐の限界が来た。『これは羊の箱。君の羊はこの中にいるよ』
「そう。僕が欲しいと思っていたのはこんなのだよ。このヒツジ、たくさん草食べるかな?」
『どうして?』
「だって、僕のところはすごく小さいから」
『こいつが食べる分くらいちゃんとあるさ。これはとても小さなヒツジだからね』
「そんなに小さくないよ。あ、見て、寝ちゃった」
こんな風にして僕は王子さまと知り合った
○小谷中広之の感情・・・想像をすること。私が感じたことは、人が書いてもらったヒツジらしいヒツジなんかではなく、この王子さまが求めていたヒツジとはつまりは、自分(王子さま)の頭の中で考えられる想像できるヒツジが欲しかったんだと思う
人に頼りすぎるのではなく、自分の想像や発想を大切にしようということなのではないでしょうか
●大人は数字が好きだ。新しい友達ができたよと言っても、大人は大事なことは何も聞かない。「どんな声の子なの?」とか、「どんな遊びが好き?」とか、「チョウチョを収集する子?」などとは聞かない
聞くのは「その子はいくつ?」とか、「兄弟は何人?」とか、「体重は?」とか、「お父さんの収入は?」などということばかりだ。こういう数字を知るだけで、大人はその子のことをすっかり知ったつもりになる
○小谷中広之の感情・・・確かにその通りだと感じた。子供に新しい友達ができたよと言われたら、数字的にその子のことを聞くのではなく、質問をする前にまず自分が子供の頃、新しい友達ができた出来事を思い出してみよう。その時の感情はどうだっただろうか?きっと、その子のお父さんの職業や家族構成、身長体重年齢などには全く興味がなく、その子自信を見て遊んでいただろうな。どんな遊び方をするのか、どんな遊びが好きなのか、よく笑う子なのか、面白い子なのか、駆け足早いのか、など。そしてまさにこのことを質問してみよう。きっと子供ながらに感じたまま答えてくれるだろう
●「王子様が実在したというのは、彼がチャーミングで、よく笑ったこと、それにヒツジを探していたことからも明らかだ。なぜってヒツジを欲しがるというのは間違いなくその人が実在することの証拠だから」
○小谷中広之の感情・・・「ヒツジを欲しがるというのは間違いなくその人が実在することの証拠」
自分が生きている証とは、深く考えずにこんなことでも十分証明となる
●「ヒツジが小さな木も食べるって本当?」
『ああ、本当だよ』
「それはよかった」
「ということはつまり、バオバブも食べるんだね」
僕はそこで彼に、バオバブは小さな気じゃなくて教会みたいに大きな木だし、象の一群を連れてきたところで、象はたった一本のバオバブも食べきれないはずだと言った
王子さまはケラケラと笑った
「バオバブだって大きくなる前は小さいんだよ」
○小谷中広之の感情・・・とても頭が柔らかくほぐされ気がした
そりゃそうだ、と改めて考えさせられた
きっと世の中にはこんなことがとてつもなく多いんだろうな、先入観にとらわれすぎずに、柔軟に物事をとらえていこう
●「もしも誰かが、何百万もの星の中のたった一つの星に咲く花を愛していたら、その人は星空を見るだけで幸せになれる。自分に向かってこういえる『僕の花がどこかにある…』
もしヒツジが花を食べてしまったら、それはその人にとって全部の星の光がいきなり消えてしまうことなんだ。それが大事じゃないっていうの」
○小谷中広之の感情・・・大切に思う部分は人それぞれで、その価値観の基準を変えることなど他人には到底できないことの方が多いのかもしれない
●「僕は何もわかっていなかった。言葉じゃなくて花の振る舞いで判断すればよかったのに。彼女はとてもいい匂いがしたし、輝いていた」
○小谷中広之の感情・・・人間も言葉よりも行動がすべてを物語っている
相手の言葉にいちいち目くじらを立てずに、その人の行動で判断していこう
●「夜、星を見てほしい。僕の星はとっても小さいから、どこを探せばいいか指さしては教えられない。その方がいいんだ。僕の星はたくさんの星の中に混じっている。だから、君はどの星も好きになる。全部の星が君の友達になる」
「夜の空を見て、あの星の一つに僕が住んでいて、そこで僕の笑っている、と君は考えるんだろう。だから全部の星が笑っているように思える。気にとって星は笑うものだ」
○小谷中広之の感情・・・星の見方がガラリと変わってような気になってしまう文章だ
これに当てはまるかわからないが、よく人は亡くなった人のことを星にたとえるが、まさに上記の文章が当てはまるのではないだろうか。すべての星がその人であるように感じることができるのではないか、どこにいても夜空を見れる環境にいることで‥
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、アントワーヌ ド サンテグジュペリ様の「星の王子さま」です
アントワーヌ ド サンテグジュペリ様。1900年生まれ。作家にして飛行士
気になる文章
●あまり大きな謎に出会うと、人はあえてそれに逆らわないものだ。おかしなことに、人里から1000マイル離れたところで死の危険を目前にしているというのに、言われるまま僕はポケットから1枚の紙と万年筆を出した
○小谷中広之の感情・・・不思議がることができないような謎に出会った時、人は確かに何も疑わずにそのモノの言われるがままに動いてしまうものなのかもしれない
●「そんなことはいいの。ヒツジの絵を描いて」
「だめだよ。このヒツジは初めから病気みたいだ。別の絵を描いて」
「わかるでしょ、これは普通の羊じゃなくて、オスのヒツジだよね。角があるもの」
「これはすごく年寄りの羊だよ。僕はこれからずっと長生きするのが欲しいんだ」
そこで僕の忍耐の限界が来た。『これは羊の箱。君の羊はこの中にいるよ』
「そう。僕が欲しいと思っていたのはこんなのだよ。このヒツジ、たくさん草食べるかな?」
『どうして?』
「だって、僕のところはすごく小さいから」
『こいつが食べる分くらいちゃんとあるさ。これはとても小さなヒツジだからね』
「そんなに小さくないよ。あ、見て、寝ちゃった」
こんな風にして僕は王子さまと知り合った
○小谷中広之の感情・・・想像をすること。私が感じたことは、人が書いてもらったヒツジらしいヒツジなんかではなく、この王子さまが求めていたヒツジとはつまりは、自分(王子さま)の頭の中で考えられる想像できるヒツジが欲しかったんだと思う
人に頼りすぎるのではなく、自分の想像や発想を大切にしようということなのではないでしょうか
●大人は数字が好きだ。新しい友達ができたよと言っても、大人は大事なことは何も聞かない。「どんな声の子なの?」とか、「どんな遊びが好き?」とか、「チョウチョを収集する子?」などとは聞かない
聞くのは「その子はいくつ?」とか、「兄弟は何人?」とか、「体重は?」とか、「お父さんの収入は?」などということばかりだ。こういう数字を知るだけで、大人はその子のことをすっかり知ったつもりになる
○小谷中広之の感情・・・確かにその通りだと感じた。子供に新しい友達ができたよと言われたら、数字的にその子のことを聞くのではなく、質問をする前にまず自分が子供の頃、新しい友達ができた出来事を思い出してみよう。その時の感情はどうだっただろうか?きっと、その子のお父さんの職業や家族構成、身長体重年齢などには全く興味がなく、その子自信を見て遊んでいただろうな。どんな遊び方をするのか、どんな遊びが好きなのか、よく笑う子なのか、面白い子なのか、駆け足早いのか、など。そしてまさにこのことを質問してみよう。きっと子供ながらに感じたまま答えてくれるだろう
●「王子様が実在したというのは、彼がチャーミングで、よく笑ったこと、それにヒツジを探していたことからも明らかだ。なぜってヒツジを欲しがるというのは間違いなくその人が実在することの証拠だから」
○小谷中広之の感情・・・「ヒツジを欲しがるというのは間違いなくその人が実在することの証拠」
自分が生きている証とは、深く考えずにこんなことでも十分証明となる
●「ヒツジが小さな木も食べるって本当?」
『ああ、本当だよ』
「それはよかった」
「ということはつまり、バオバブも食べるんだね」
僕はそこで彼に、バオバブは小さな気じゃなくて教会みたいに大きな木だし、象の一群を連れてきたところで、象はたった一本のバオバブも食べきれないはずだと言った
王子さまはケラケラと笑った
「バオバブだって大きくなる前は小さいんだよ」
○小谷中広之の感情・・・とても頭が柔らかくほぐされ気がした
そりゃそうだ、と改めて考えさせられた
きっと世の中にはこんなことがとてつもなく多いんだろうな、先入観にとらわれすぎずに、柔軟に物事をとらえていこう
●「もしも誰かが、何百万もの星の中のたった一つの星に咲く花を愛していたら、その人は星空を見るだけで幸せになれる。自分に向かってこういえる『僕の花がどこかにある…』
もしヒツジが花を食べてしまったら、それはその人にとって全部の星の光がいきなり消えてしまうことなんだ。それが大事じゃないっていうの」
○小谷中広之の感情・・・大切に思う部分は人それぞれで、その価値観の基準を変えることなど他人には到底できないことの方が多いのかもしれない
●「僕は何もわかっていなかった。言葉じゃなくて花の振る舞いで判断すればよかったのに。彼女はとてもいい匂いがしたし、輝いていた」
○小谷中広之の感情・・・人間も言葉よりも行動がすべてを物語っている
相手の言葉にいちいち目くじらを立てずに、その人の行動で判断していこう
●「夜、星を見てほしい。僕の星はとっても小さいから、どこを探せばいいか指さしては教えられない。その方がいいんだ。僕の星はたくさんの星の中に混じっている。だから、君はどの星も好きになる。全部の星が君の友達になる」
「夜の空を見て、あの星の一つに僕が住んでいて、そこで僕の笑っている、と君は考えるんだろう。だから全部の星が笑っているように思える。気にとって星は笑うものだ」
○小谷中広之の感情・・・星の見方がガラリと変わってような気になってしまう文章だ
これに当てはまるかわからないが、よく人は亡くなった人のことを星にたとえるが、まさに上記の文章が当てはまるのではないだろうか。すべての星がその人であるように感じることができるのではないか、どこにいても夜空を見れる環境にいることで‥
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】星の王子さま [ アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ ] |
タグ:サンテグジュペリ 様
2015年12月24日
読書感想文『読書の力』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、斎藤考様の「読書力」です
斎藤考様。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。明治大学文学部助教授
気になる文章
●読書は思考活動における素地をつくるものだ
○小谷中広之の感情・・・考えることの幅を広げるためにも、選択の幅を広げそしてその選択の中からしっかりを自責できるものを選べるようになるためにもドンドン読書を続けよう
●事情を知らない人が見ればめちゃくちゃな配列なのに。当人の中では色々な本が繋がっているということになると、その本棚は、その人の世界観を表すものといえる
書店のラインナップとは違う自分独自のラインナップをつくっていく作業は楽しいものだ
○小谷中広之の感情・・・自分が最高にこれだと思う本棚に出会い、その本棚に自信の渾身の本たちを並べる姿を想像するだけでテンションが上がってしまう
●声に出して読むと脳は活性化しやすい
すらすらと音読できるようになると、自然とアイスパンを広げる練習ができているので、目をどんどん先に送ることになれてくる
○小谷中広之の感情・・・時の音読をする機会をつくり、音読をしてみよう
また、何か変わり始めるかもしれない
●「会ったらあいさつ代わりに、今読んだばかりの本や読んでいる本の話を必ずするようにしている」
お互いがお互いを刺激するようになれば、読書欲は高まる。「最近何か面白い本読んだ?」という質問を、何気なく天気の話でもするように
本格的な物でなくても、二人で本を決めておいて別々に読んできて話をする
読書会ををうまくやるコツ。一番大事なことは、全員が最後まで読んできているということを前提にしないこと
三食ボールペンで印をつけて呼んで来てもらう。そして読んだところまででいいから、各人の面白いと思ったところ(緑)を何項の何行目というように指摘してもらい、線を引いた理由をコメントしてもらう。それを聞いている人たちは、その発言をした人の名前とともに、自分の本のその場所にチェックする。こうすると、自分はまだ読み進めていないところにも、チェックがされることになる
それを何周か回す
具体的な個所をさしてチェックを入れるということがポイントだ。象徴的、一般的な感想を言い合うだけでは、読んでいない人が関わりにくい。本の後ろまでチェックがいきわたると、実際には読んでいないのに、かなりないようない親しんでくる
こうした読書会をやって気が付くのは、読んだつもりでも意外に読み飛ばしているところが多いということだ
読書会の最中に、何度も項をめくって線を引いていくと、だんだん使い慣れた自書のように、その本が自分のものになってくる。読書会を終えることには、すっかりその世界になじんでいることが多い。そうしておけな読書会の後にあらためて読み直してみるというのも、しやすくなる
○小谷中広之の感情・・・目標の三百冊読んだ際に自信のfacebookにグループで読書会をつくり、実際に募集したり声をかけたりして、会をつくりたいと考えています(このブログを書いているのが現在2015年12月18日。現在での本の数は256冊です、残り44冊)
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、斎藤考様の「読書力」です
斎藤考様。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。明治大学文学部助教授
気になる文章
●読書は思考活動における素地をつくるものだ
○小谷中広之の感情・・・考えることの幅を広げるためにも、選択の幅を広げそしてその選択の中からしっかりを自責できるものを選べるようになるためにもドンドン読書を続けよう
●事情を知らない人が見ればめちゃくちゃな配列なのに。当人の中では色々な本が繋がっているということになると、その本棚は、その人の世界観を表すものといえる
書店のラインナップとは違う自分独自のラインナップをつくっていく作業は楽しいものだ
○小谷中広之の感情・・・自分が最高にこれだと思う本棚に出会い、その本棚に自信の渾身の本たちを並べる姿を想像するだけでテンションが上がってしまう
●声に出して読むと脳は活性化しやすい
すらすらと音読できるようになると、自然とアイスパンを広げる練習ができているので、目をどんどん先に送ることになれてくる
○小谷中広之の感情・・・時の音読をする機会をつくり、音読をしてみよう
また、何か変わり始めるかもしれない
●「会ったらあいさつ代わりに、今読んだばかりの本や読んでいる本の話を必ずするようにしている」
お互いがお互いを刺激するようになれば、読書欲は高まる。「最近何か面白い本読んだ?」という質問を、何気なく天気の話でもするように
本格的な物でなくても、二人で本を決めておいて別々に読んできて話をする
読書会ををうまくやるコツ。一番大事なことは、全員が最後まで読んできているということを前提にしないこと
三食ボールペンで印をつけて呼んで来てもらう。そして読んだところまででいいから、各人の面白いと思ったところ(緑)を何項の何行目というように指摘してもらい、線を引いた理由をコメントしてもらう。それを聞いている人たちは、その発言をした人の名前とともに、自分の本のその場所にチェックする。こうすると、自分はまだ読み進めていないところにも、チェックがされることになる
それを何周か回す
具体的な個所をさしてチェックを入れるということがポイントだ。象徴的、一般的な感想を言い合うだけでは、読んでいない人が関わりにくい。本の後ろまでチェックがいきわたると、実際には読んでいないのに、かなりないようない親しんでくる
こうした読書会をやって気が付くのは、読んだつもりでも意外に読み飛ばしているところが多いということだ
読書会の最中に、何度も項をめくって線を引いていくと、だんだん使い慣れた自書のように、その本が自分のものになってくる。読書会を終えることには、すっかりその世界になじんでいることが多い。そうしておけな読書会の後にあらためて読み直してみるというのも、しやすくなる
○小谷中広之の感情・・・目標の三百冊読んだ際に自信のfacebookにグループで読書会をつくり、実際に募集したり声をかけたりして、会をつくりたいと考えています(このブログを書いているのが現在2015年12月18日。現在での本の数は256冊です、残り44冊)
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】読書力 [ 齋藤孝(教育学) ] |
タグ:斎藤考 様
2015年12月23日
読書感想文『考えない』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、小池龍之介様の「考えない練習」です
小池龍之介様。1978年山口県生まれ。僧名は、龍照。東京大学教養学部卒業。月読寺の住職、正現寺の住職
気になる文章
●「見えている」という受動的な状態と、積極的に「見る」という能動的な状態
「聞こえている」という受動的な状態と、積極的に「聞く」という能動的な状態
「においがする」という受動的な状態と、積極的に「嗅ぐ」という能動的な状態
「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態
「感じている」という受動的な状態と、積極的に「感じる」という能動的な状態
○小谷中広之の感情・・・今に集中するということだろう
散歩しているときにでも「歩いている」ということを意識するのではなく「歩く」を意識してみよう
とくにオススメなのが「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態です
食べるものに対しての意識がグンとアップしてより一層その食べ物の味を知ることができ、さらにはもっと美味しさを知ることができる
●自分でもなるべく普段から「音をたてないで動作する練習」をしておきましょう。扉を開けるとき、物を置くとき、道具を使うときなど、音を立てないように心がけるクセをつけますと、動作も丁寧になり、見た目にも美しく映えます
○小谷中広之の感情・・・この癖をつけると公共の場や人前で特に良い印象を持ってもらえる可能性がある
最低でも悪い印象は与えることはないだろう
●電子メールの文章を書くときも、きちんと推敲(スイコウ)しましょう。自分が伝えたいことの中心は何か、それが効果的に伝わるかどうかをきちんと読み直します
書いた文章は残って相手が読みなおすこともできますから、相手に与える影響は、良いものも悪いものも大きくなります
早く出すことばかり考えずに、自分の文章が相手に与える影響について自覚的になりましょう
「雨が続いて、うっとうしいですね」とか「寒くて嫌ですね」などの価値観や評価を入れるのではなく、事実のみを買うようにするのです
「雨が降って、少しずつ温度が上がってきた部屋からメールを書いています。そちらは快適にお過ごしでしょうか?」とか「いま、時計の針がちょうど12時を指しました」とか「満月の晩に、失礼いたします」とか、まるで昔の小説に出てくる手紙のように、事実をそのまま記します
必要以上に相手の自我を刺激しないことも思いやりといえるのではないでしょうか
○小谷中広之の感情・・・「昔の小説に出てくる手紙のように」メールなどを出すときには、最初の文章はスタートしてみよう
●食べ物を食べる際に覚えておきたいのは、いい加減に作られたものを食べないことです
心を込めて丁寧に作られたものは、ある程度、丁寧に食べたくなるはずですから、きちんと食べるためには、料理は下手であろうが上手であろうが、丁寧に作ることです
○小谷中広之の感情・・・外食する際には特に注意したい。お金を払うのだから、粗末なものには出す気にはなれない。とくに体の中に直接的に入ってくる飲食に対して格別にそう思う
まさに『「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態』の意識を高めることが大切
●「物を所有する」ということがどういうことか考えてみましょう
一つ目の条件は「そのことを強く心が覚えている」こと
二つ目の条件に「それを失うことに対して強い抵抗を覚えている」こと
心を見つめてみると、この二つのことから「所有する」が成り立っていることがわかるはずです
何かを失うことに対する恐怖感や抵抗感がある、という事以前に、そもそもそれを記憶していない限り、抵抗感もなにもありません。自分が持っていることを知らないものにつて、失っては困ると思いませんから
この「失いたくない」という衝動が、常に心に負担をかけています
何かが欲しいということは、裏を返せば、それがなければ不安だ、それがなければ不十分な気がするという苦を表しています
その苦によって、それがないから自分は不幸なような気がする、不健全な気がすると思わされ、「それをぜひ手に入れなければいけない」という気になります
手に入れた瞬間、いったんその苦は解消して喜びを感じますが、また「それを手に入れていない状態に戻ったらどうしよう」という苦が生じるのです
自覚しているにせよ、無自覚であるにしろ、欲しいものを手に入れた後にも心にが刻み込まれていて、常に強い霧を発生させてしまいます。持ち続けなければならないという苦が生じてるのです
そうしたことを繰り返すことによって、欲の業(カルマ)が積まれていきます
欲の業は、積まれていくうち、単に物欲が増えていくだけではなく、他の欲望にもそれが転化していきます。例えば人に対しても、自分の欲を押し付けたいという「慢」の欲とスライドしていくのです
無自覚的にものを増やしていくと、必然的に人格も次第に悪化していきます
○小谷中広之の感情・・・「物を所有する」ことがこれほどまでなることをどこかではわかってはいたが、改めてこういう風に言葉にしてみてみると心底に感じるものがある
自信では気づかない意思の中で「流行っているから」「みんな使っているから」「いま都内で流行っていて時期にこちらにもやってくるからその前に」「」海外のセレブが愛用しているから」「テレビでやっていたから」などの意図的かもしれない、支配階級の人たちの操作で物を購入することの恐ろしさがある
自分で気が付いていないコントロールの中での意思でそのものを購入するということは無自覚に等しい
しっかりと自分の意思で、意識のもとで「本当にこれを所有することは自分にとって、社会にとって良いことなのか」や「この商品を購入する目的は、投資?消費?浪費?と考え、もし浪費なら迷わず購入することはやめよう」などとしっかりとその商品購入の自責を考えて購入しよう
しかし、わざとあまのじゃく思考に陥ることもないと思う。「流行っているから買わない」「テレビでやっていたから買わない」と考えるのではなく、本当に自分にとって必要なら購入しよう
●ある意味、心配というのは、わがままな趣味のようなモノとも申せましょう。自分が心配したいから心配する。一般には、自分が不安定な人ほど他人の心配をしすぎる傾向があるのですが、それは自分のぐらつきから目をそらすことができるからです
かわいそうなのはこの人であって、自分ではない。大変そうなのはこの人であって、自分ではない。人を心配することによって自分の不安から目をそらすことができます
○小谷中広之の感情・・・人のことが気(心配)になり始めたら、一度しっかりと自分と向き合ってみよう
人のことを気にかけるようになるということは、ある意味では自分と向き合えるチャンスかもしれない
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、小池龍之介様の「考えない練習」です
小池龍之介様。1978年山口県生まれ。僧名は、龍照。東京大学教養学部卒業。月読寺の住職、正現寺の住職
気になる文章
●「見えている」という受動的な状態と、積極的に「見る」という能動的な状態
「聞こえている」という受動的な状態と、積極的に「聞く」という能動的な状態
「においがする」という受動的な状態と、積極的に「嗅ぐ」という能動的な状態
「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態
「感じている」という受動的な状態と、積極的に「感じる」という能動的な状態
○小谷中広之の感情・・・今に集中するということだろう
散歩しているときにでも「歩いている」ということを意識するのではなく「歩く」を意識してみよう
とくにオススメなのが「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態です
食べるものに対しての意識がグンとアップしてより一層その食べ物の味を知ることができ、さらにはもっと美味しさを知ることができる
●自分でもなるべく普段から「音をたてないで動作する練習」をしておきましょう。扉を開けるとき、物を置くとき、道具を使うときなど、音を立てないように心がけるクセをつけますと、動作も丁寧になり、見た目にも美しく映えます
○小谷中広之の感情・・・この癖をつけると公共の場や人前で特に良い印象を持ってもらえる可能性がある
最低でも悪い印象は与えることはないだろう
●電子メールの文章を書くときも、きちんと推敲(スイコウ)しましょう。自分が伝えたいことの中心は何か、それが効果的に伝わるかどうかをきちんと読み直します
書いた文章は残って相手が読みなおすこともできますから、相手に与える影響は、良いものも悪いものも大きくなります
早く出すことばかり考えずに、自分の文章が相手に与える影響について自覚的になりましょう
「雨が続いて、うっとうしいですね」とか「寒くて嫌ですね」などの価値観や評価を入れるのではなく、事実のみを買うようにするのです
「雨が降って、少しずつ温度が上がってきた部屋からメールを書いています。そちらは快適にお過ごしでしょうか?」とか「いま、時計の針がちょうど12時を指しました」とか「満月の晩に、失礼いたします」とか、まるで昔の小説に出てくる手紙のように、事実をそのまま記します
必要以上に相手の自我を刺激しないことも思いやりといえるのではないでしょうか
○小谷中広之の感情・・・「昔の小説に出てくる手紙のように」メールなどを出すときには、最初の文章はスタートしてみよう
●食べ物を食べる際に覚えておきたいのは、いい加減に作られたものを食べないことです
心を込めて丁寧に作られたものは、ある程度、丁寧に食べたくなるはずですから、きちんと食べるためには、料理は下手であろうが上手であろうが、丁寧に作ることです
○小谷中広之の感情・・・外食する際には特に注意したい。お金を払うのだから、粗末なものには出す気にはなれない。とくに体の中に直接的に入ってくる飲食に対して格別にそう思う
まさに『「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態』の意識を高めることが大切
●「物を所有する」ということがどういうことか考えてみましょう
一つ目の条件は「そのことを強く心が覚えている」こと
二つ目の条件に「それを失うことに対して強い抵抗を覚えている」こと
心を見つめてみると、この二つのことから「所有する」が成り立っていることがわかるはずです
何かを失うことに対する恐怖感や抵抗感がある、という事以前に、そもそもそれを記憶していない限り、抵抗感もなにもありません。自分が持っていることを知らないものにつて、失っては困ると思いませんから
この「失いたくない」という衝動が、常に心に負担をかけています
何かが欲しいということは、裏を返せば、それがなければ不安だ、それがなければ不十分な気がするという苦を表しています
その苦によって、それがないから自分は不幸なような気がする、不健全な気がすると思わされ、「それをぜひ手に入れなければいけない」という気になります
手に入れた瞬間、いったんその苦は解消して喜びを感じますが、また「それを手に入れていない状態に戻ったらどうしよう」という苦が生じるのです
自覚しているにせよ、無自覚であるにしろ、欲しいものを手に入れた後にも心にが刻み込まれていて、常に強い霧を発生させてしまいます。持ち続けなければならないという苦が生じてるのです
そうしたことを繰り返すことによって、欲の業(カルマ)が積まれていきます
欲の業は、積まれていくうち、単に物欲が増えていくだけではなく、他の欲望にもそれが転化していきます。例えば人に対しても、自分の欲を押し付けたいという「慢」の欲とスライドしていくのです
無自覚的にものを増やしていくと、必然的に人格も次第に悪化していきます
○小谷中広之の感情・・・「物を所有する」ことがこれほどまでなることをどこかではわかってはいたが、改めてこういう風に言葉にしてみてみると心底に感じるものがある
自信では気づかない意思の中で「流行っているから」「みんな使っているから」「いま都内で流行っていて時期にこちらにもやってくるからその前に」「」海外のセレブが愛用しているから」「テレビでやっていたから」などの意図的かもしれない、支配階級の人たちの操作で物を購入することの恐ろしさがある
自分で気が付いていないコントロールの中での意思でそのものを購入するということは無自覚に等しい
しっかりと自分の意思で、意識のもとで「本当にこれを所有することは自分にとって、社会にとって良いことなのか」や「この商品を購入する目的は、投資?消費?浪費?と考え、もし浪費なら迷わず購入することはやめよう」などとしっかりとその商品購入の自責を考えて購入しよう
しかし、わざとあまのじゃく思考に陥ることもないと思う。「流行っているから買わない」「テレビでやっていたから買わない」と考えるのではなく、本当に自分にとって必要なら購入しよう
●ある意味、心配というのは、わがままな趣味のようなモノとも申せましょう。自分が心配したいから心配する。一般には、自分が不安定な人ほど他人の心配をしすぎる傾向があるのですが、それは自分のぐらつきから目をそらすことができるからです
かわいそうなのはこの人であって、自分ではない。大変そうなのはこの人であって、自分ではない。人を心配することによって自分の不安から目をそらすことができます
○小谷中広之の感情・・・人のことが気(心配)になり始めたら、一度しっかりと自分と向き合ってみよう
人のことを気にかけるようになるということは、ある意味では自分と向き合えるチャンスかもしれない
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】考えない練習 [ 小池龍之介 ] |
タグ:小池龍之介 様
2015年12月22日
読書感想文『しばられてみる』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、下園壮太様の「しばられてみる生き方」です
下園壮太様。1959年鹿児島県生まれ。防衛大学卒業。陸上自衛隊心理カウンセラー
気になる文章
●自殺やうつ状態の増加だけでなく、ある調査では日本人の70%以上がストレスを抱えているという。しかもそれは、30年前に比べて明らかに増大している
なぜ人は、豊かになり、安全になり、自由になっているのに、ストレスを抱えるのだろう
私はストレスを「不快感情の苦」と「エネルギー苦」の総合体であると考えている
不快感情の苦とは、痛さ、痒さ、不安、緊張、焦りなどの苦しみであり、根本的には、猛獣など自分を襲う対象から距離をとるための感情である
不快感情は、命にかかわるので、快感情よりも優先される
私たちは快感情より深い感情を意識している時間が長い
エネルギー苦とは、具体的には、飢え、乾き、疲労、睡眠不足などの苦しみ
今日食べた少しのエネルギーで、次の食べ物を探し、水を探し、子孫を残すための相手を探し、新しい棲家を探し、敵から身を守らなければならない
次の食べ物にありつく前に、エネルギーが切れ、動けなくなり、死んでしまう人もいただろう
燃料切れで墜落するのを恐れる飛行機と同じように、原始人にとって、少ないエネルギーを命のために有効に使うということは、とても重要なテーマ
例えば、もし自分の仕事が他人よりも多いとしたら、私たちは強い不公平感を感じる。同じ仕事をしているのに、自分だけが報酬が少ない場合もそうだ
エネルギーに対するチェック機能は、非常に厳しい原始人基準で私たちの環境や行動を評価している
そしてもし、「エネルギーが底をつきかけた場合」や「エネルギー消耗の速度が急激な場合」「エネルギーが無駄に使用されていると判断した場合は、その状態を改善させようとして非常に強い苦しみを発動させる
だから、私たちは、やりがいのない仕事、意味のない仕事、手ごたえを感じない作業は嫌だし、それを強要されると大変苦しい。先が見えない場合など拷問にも等しい
○小谷中広之の感情・・・「こんなことをしていて、いいのだろうか」「こんなことなんかしていて、なんか意味なんてあるのだろうか」など、上記にも示している通り「やりがいのない仕事、意味のない仕事、手ごたえを感じない作業は嫌だし、それを強要されると大変苦しい。先が見えない場合など拷問にも等しい」であろう
しかし、物は考えようや受け止め方、見方の問題ということも一緒に考えてみてはどうだろうか
つまりは、「今のこの現状や状況をどうすれば意味のあるものに変えられるか。もしかしたらこれは今将来の自分にとってとても大切な試練なのではないだろうか」や「つまんないなぁ。ヨシッ、どうすればこのつまらない作業を愉しくできるか考えてみよう」などの思考に一度はなってみてはいかがだろうか
もしかしたら、何かが変わり始めるかもしれない
●自由度が拡大しすぎると、逆にエネルギー苦が大きくなることが多い
二つの問題がある
「自由度が拡大すると、選択に、より大きなエネルギーを必要とする」
パソコンやインターネットにより、自由に情報にアクセスできる。その結果、選択肢が増えれば増えるほど、精神作業も増加しているのだ
一般的に私たちが陥りやすい思考の罠
エネルギー=体を使うこと、という考え方をしてしまう。肉体的な活動は、疲労感に結びつきやすいからだ
ところが人が進化の中で特に発展させて来たのは、脳である。体より脳を使うことによって、私たちはさまざまな危険や生存の危機を回避し、対処し、生活を改善してきたのだ
「感情の動き」
重要なことほど、選択にはエネルギーを必要とする
選択することに伴って、感情が発動するからである
○小谷中広之の感情・・・選択の自由により、身の回りにモノがあふれかえってしまってはいないだろうか
あまりにも世の中に選択できすぎるほどのモノがあり、そのせいで自分の生活範囲が制限されていては意味がない
シンプルに生きることにしてみてはいかがだろうか
それも結局は選択をすることになるのだが
●自由すぎる環境は、基本的に人を不安にするのだ
○小谷中広之の感情・・・人はルールに縛られることも必要なのである
家庭内でのルール、社会でのルール、人間関係でのルール、食のルール、運動のルール、趣味のルールなど考えればきりがないが、ルールあっての自由ととらえるべきであろう
●昨今のうつ状態や自殺の増加の根本的な原因は、情報、選択、自由度の多さにあると思っている
○小谷中広之の感情・・・隣の芝生は青く見える
「他の人に持っている者やしていることはよく見える。それを主張し、ならば自由にやってみろと言われ、実際に自由にやってみて、いろいろ情報を集め、選択し行動し、結果挫折してしまい、引きこもり、うつ病になり、自ら人生を終わらせてしまう」ということも実際起こっていると思う
やはり、必要最低限のルールや緊張感などからは解放されるのもいいが、解放された後の対処や対応がしっかりとできる人間はごく限られているのではないだろうか
●ありすぎる自由は逆にストレスになる
社会の自然な流れは、自由を拡大する方向だから、自分で自由を制限する知恵が必要になる
○小谷中広之の感情・・・自らが、自分に降りかかってくる自由を見つめて制限していくことが大切
●原始的なメカニズムとしては、人は刺激を求めるようにできている。刺激を求めていく行動が、生につながっていくのだ
○小谷中広之の感情・・・新しいことや、未知の体験に心が躍るのは原始的なメカニズムが働いているのか
●自分もしくは他人の命にかかわるような出来事が発生する。そんな時は、まず自分が生き延びるために、その現場からできるだけ離れ、危険を回避しなければならない。そのための一つの感情が「無力感」である
事態に対し、何か対処できると考えてしまえば、そこにとどまり、何らかの活動を行うだろう。そういう人は自らの命を落とす危険性が高い
一方、「自分には何の対処もできない」と、感じられた人は、対処を放棄し、安全なところまで逃げることができる。無力感は、大きな危険に対し、まず身を守るために必要なプログラムなのだ
そして、逃げてからも周囲に脅威がないかを警戒する必要がある。そのために不安、緊張感のプログラムにスイッチが入る
○小谷中広之の感情・・・無力感は何か良いイメージがないが、危機的状況だととても必要な心模様なのだ
生命の危機に陥った時にこの無力感が無意識に問い掛け、生きるための行動をとるのだろう
●軍隊で教えている目標のポイントは3つ
「意味があること」「具体的であること」「達成可能であること」
○小谷中広之の感情・・・確かにこの三つの教えは重要だと思う
意味があり、具体的で達成可能な目標だと、すぐに行動に結びつきやすい
●私たちは貴重なエネルギーを無駄遣いしたくないと強くプログラムされている。私は、人は苦痛に耐えられないのではなく、意味のない苦痛に耐えられないのだと考えている
○小谷中広之の感情・・・意味のない苦痛をわかりやすくとらえればきっと「電車の中で大音量でイヤホンから漏れてくる音」
この意味のない音が周りの人にとっては苦痛になり次第に「迷惑」という言葉に変わっていくのだろう
●人は、意味なしに行動することはない。あなたが何か行動するとき、無意識のうちにその行動に何らかの意味を与えてしまう。そしてもしその行動に意味がなくなると、ストレスがたまる。そんな動物なのだ
○小谷中広之の感情・・・しかし私は「無意識」が自分の人生をどんどん変えていくのだろうと思っている
確かに無意識というのはストレスをこれまた無意識にためてしまっているかもしれないが、気が付いたらできていたや、気が付いたら達成できていたなど、今考えてみれば的なことが自分には結構起こっている
きっとどこかで意識して生きていて、でもその時は本格的に行動を起こしていなくても、それが忘れていたころや何かほかに夢中になっていた時にいつの間にかできていた、ということがある
最近で言うとまさに「読書」が継続していることがそうである
読書についてはまた別の機会(300冊突破ブログ)にお話しします
●自信とは「今の自分の行動パターンで、将来もやっていける」という認識である。考えたって出てくるものではない。また一朝一夕に育つものでもない
行動し、自分で感じ、人から与えられるものだ
体力をつけ、一つ一つ技術を伸ばし、誰かのために働く、それが人として一人前になる手順、つまり自信を得る手順だ
○小谷中広之の感情・・・とにかく今目の前の仕事に全神経を集中すること
●本当に強い人とは、自分の弱さを認め、他人の力を借りつ知恵と勇気のある人なのだ
○小谷中広之の感情・・・他人の力を借りること、実はこれはとっても難しいこと
難しいからこそ「複雑(難しい)なことは単純(簡単)に考え、単純なことはしっかりと考える」精神でいってみよう
●自分のストレス解消法はこれという、思い込みが強いように思える
確かに、以前はそのことでストレスを解消できたかもしれない
しかし今、悩みの質は変わり、本人の体質や年齢が変わり、環境が変わっている。ストレス解消法のプラスよりマイナスが大きくなっているかもしれないのだ
自分では、この悪循環になかなか気が付かないことが多いので、人に注意してもらうことが必要である
そういう人がいない場合、勇気を出して、これまで頼ってきたストレス解消法をやめてみるというのも一つの手だ
ストレス解消法は個人ごとに違うだけでなく、個人でも体調や環境の変化に伴い変わってくる。複数のストレス解消法を持っておくと、そのような変化に対応できる
○小谷中広之の感情・・・今の自分のストレス解消法は様々あると思うがどれも別にストレスが溜まったから行動するのではないが将来長くできそうな解消法といえば「読書」「散歩」「一人旅」だろう
「お酒」や「子供たちと遊ぶ」などは、いつかは必ずできなくなるだろう
お酒に関して言えば、徐々に人生でやめていこうと思っていることの一つだからである
子供たちと遊ぶに関して、当たり前だが大きくなっていくため。でもまぁ、大きくなっても子供たちとの遊び方は変わるだけで遊べなくなるわけではないが、それでも公園ではしゃいだりは出来なくなるだろうな
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、下園壮太様の「しばられてみる生き方」です
下園壮太様。1959年鹿児島県生まれ。防衛大学卒業。陸上自衛隊心理カウンセラー
気になる文章
●自殺やうつ状態の増加だけでなく、ある調査では日本人の70%以上がストレスを抱えているという。しかもそれは、30年前に比べて明らかに増大している
なぜ人は、豊かになり、安全になり、自由になっているのに、ストレスを抱えるのだろう
私はストレスを「不快感情の苦」と「エネルギー苦」の総合体であると考えている
不快感情の苦とは、痛さ、痒さ、不安、緊張、焦りなどの苦しみであり、根本的には、猛獣など自分を襲う対象から距離をとるための感情である
不快感情は、命にかかわるので、快感情よりも優先される
私たちは快感情より深い感情を意識している時間が長い
エネルギー苦とは、具体的には、飢え、乾き、疲労、睡眠不足などの苦しみ
今日食べた少しのエネルギーで、次の食べ物を探し、水を探し、子孫を残すための相手を探し、新しい棲家を探し、敵から身を守らなければならない
次の食べ物にありつく前に、エネルギーが切れ、動けなくなり、死んでしまう人もいただろう
燃料切れで墜落するのを恐れる飛行機と同じように、原始人にとって、少ないエネルギーを命のために有効に使うということは、とても重要なテーマ
例えば、もし自分の仕事が他人よりも多いとしたら、私たちは強い不公平感を感じる。同じ仕事をしているのに、自分だけが報酬が少ない場合もそうだ
エネルギーに対するチェック機能は、非常に厳しい原始人基準で私たちの環境や行動を評価している
そしてもし、「エネルギーが底をつきかけた場合」や「エネルギー消耗の速度が急激な場合」「エネルギーが無駄に使用されていると判断した場合は、その状態を改善させようとして非常に強い苦しみを発動させる
だから、私たちは、やりがいのない仕事、意味のない仕事、手ごたえを感じない作業は嫌だし、それを強要されると大変苦しい。先が見えない場合など拷問にも等しい
○小谷中広之の感情・・・「こんなことをしていて、いいのだろうか」「こんなことなんかしていて、なんか意味なんてあるのだろうか」など、上記にも示している通り「やりがいのない仕事、意味のない仕事、手ごたえを感じない作業は嫌だし、それを強要されると大変苦しい。先が見えない場合など拷問にも等しい」であろう
しかし、物は考えようや受け止め方、見方の問題ということも一緒に考えてみてはどうだろうか
つまりは、「今のこの現状や状況をどうすれば意味のあるものに変えられるか。もしかしたらこれは今将来の自分にとってとても大切な試練なのではないだろうか」や「つまんないなぁ。ヨシッ、どうすればこのつまらない作業を愉しくできるか考えてみよう」などの思考に一度はなってみてはいかがだろうか
もしかしたら、何かが変わり始めるかもしれない
●自由度が拡大しすぎると、逆にエネルギー苦が大きくなることが多い
二つの問題がある
「自由度が拡大すると、選択に、より大きなエネルギーを必要とする」
パソコンやインターネットにより、自由に情報にアクセスできる。その結果、選択肢が増えれば増えるほど、精神作業も増加しているのだ
一般的に私たちが陥りやすい思考の罠
エネルギー=体を使うこと、という考え方をしてしまう。肉体的な活動は、疲労感に結びつきやすいからだ
ところが人が進化の中で特に発展させて来たのは、脳である。体より脳を使うことによって、私たちはさまざまな危険や生存の危機を回避し、対処し、生活を改善してきたのだ
「感情の動き」
重要なことほど、選択にはエネルギーを必要とする
選択することに伴って、感情が発動するからである
○小谷中広之の感情・・・選択の自由により、身の回りにモノがあふれかえってしまってはいないだろうか
あまりにも世の中に選択できすぎるほどのモノがあり、そのせいで自分の生活範囲が制限されていては意味がない
シンプルに生きることにしてみてはいかがだろうか
それも結局は選択をすることになるのだが
●自由すぎる環境は、基本的に人を不安にするのだ
○小谷中広之の感情・・・人はルールに縛られることも必要なのである
家庭内でのルール、社会でのルール、人間関係でのルール、食のルール、運動のルール、趣味のルールなど考えればきりがないが、ルールあっての自由ととらえるべきであろう
●昨今のうつ状態や自殺の増加の根本的な原因は、情報、選択、自由度の多さにあると思っている
○小谷中広之の感情・・・隣の芝生は青く見える
「他の人に持っている者やしていることはよく見える。それを主張し、ならば自由にやってみろと言われ、実際に自由にやってみて、いろいろ情報を集め、選択し行動し、結果挫折してしまい、引きこもり、うつ病になり、自ら人生を終わらせてしまう」ということも実際起こっていると思う
やはり、必要最低限のルールや緊張感などからは解放されるのもいいが、解放された後の対処や対応がしっかりとできる人間はごく限られているのではないだろうか
●ありすぎる自由は逆にストレスになる
社会の自然な流れは、自由を拡大する方向だから、自分で自由を制限する知恵が必要になる
○小谷中広之の感情・・・自らが、自分に降りかかってくる自由を見つめて制限していくことが大切
●原始的なメカニズムとしては、人は刺激を求めるようにできている。刺激を求めていく行動が、生につながっていくのだ
○小谷中広之の感情・・・新しいことや、未知の体験に心が躍るのは原始的なメカニズムが働いているのか
●自分もしくは他人の命にかかわるような出来事が発生する。そんな時は、まず自分が生き延びるために、その現場からできるだけ離れ、危険を回避しなければならない。そのための一つの感情が「無力感」である
事態に対し、何か対処できると考えてしまえば、そこにとどまり、何らかの活動を行うだろう。そういう人は自らの命を落とす危険性が高い
一方、「自分には何の対処もできない」と、感じられた人は、対処を放棄し、安全なところまで逃げることができる。無力感は、大きな危険に対し、まず身を守るために必要なプログラムなのだ
そして、逃げてからも周囲に脅威がないかを警戒する必要がある。そのために不安、緊張感のプログラムにスイッチが入る
○小谷中広之の感情・・・無力感は何か良いイメージがないが、危機的状況だととても必要な心模様なのだ
生命の危機に陥った時にこの無力感が無意識に問い掛け、生きるための行動をとるのだろう
●軍隊で教えている目標のポイントは3つ
「意味があること」「具体的であること」「達成可能であること」
○小谷中広之の感情・・・確かにこの三つの教えは重要だと思う
意味があり、具体的で達成可能な目標だと、すぐに行動に結びつきやすい
●私たちは貴重なエネルギーを無駄遣いしたくないと強くプログラムされている。私は、人は苦痛に耐えられないのではなく、意味のない苦痛に耐えられないのだと考えている
○小谷中広之の感情・・・意味のない苦痛をわかりやすくとらえればきっと「電車の中で大音量でイヤホンから漏れてくる音」
この意味のない音が周りの人にとっては苦痛になり次第に「迷惑」という言葉に変わっていくのだろう
●人は、意味なしに行動することはない。あなたが何か行動するとき、無意識のうちにその行動に何らかの意味を与えてしまう。そしてもしその行動に意味がなくなると、ストレスがたまる。そんな動物なのだ
○小谷中広之の感情・・・しかし私は「無意識」が自分の人生をどんどん変えていくのだろうと思っている
確かに無意識というのはストレスをこれまた無意識にためてしまっているかもしれないが、気が付いたらできていたや、気が付いたら達成できていたなど、今考えてみれば的なことが自分には結構起こっている
きっとどこかで意識して生きていて、でもその時は本格的に行動を起こしていなくても、それが忘れていたころや何かほかに夢中になっていた時にいつの間にかできていた、ということがある
最近で言うとまさに「読書」が継続していることがそうである
読書についてはまた別の機会(300冊突破ブログ)にお話しします
●自信とは「今の自分の行動パターンで、将来もやっていける」という認識である。考えたって出てくるものではない。また一朝一夕に育つものでもない
行動し、自分で感じ、人から与えられるものだ
体力をつけ、一つ一つ技術を伸ばし、誰かのために働く、それが人として一人前になる手順、つまり自信を得る手順だ
○小谷中広之の感情・・・とにかく今目の前の仕事に全神経を集中すること
●本当に強い人とは、自分の弱さを認め、他人の力を借りつ知恵と勇気のある人なのだ
○小谷中広之の感情・・・他人の力を借りること、実はこれはとっても難しいこと
難しいからこそ「複雑(難しい)なことは単純(簡単)に考え、単純なことはしっかりと考える」精神でいってみよう
●自分のストレス解消法はこれという、思い込みが強いように思える
確かに、以前はそのことでストレスを解消できたかもしれない
しかし今、悩みの質は変わり、本人の体質や年齢が変わり、環境が変わっている。ストレス解消法のプラスよりマイナスが大きくなっているかもしれないのだ
自分では、この悪循環になかなか気が付かないことが多いので、人に注意してもらうことが必要である
そういう人がいない場合、勇気を出して、これまで頼ってきたストレス解消法をやめてみるというのも一つの手だ
ストレス解消法は個人ごとに違うだけでなく、個人でも体調や環境の変化に伴い変わってくる。複数のストレス解消法を持っておくと、そのような変化に対応できる
○小谷中広之の感情・・・今の自分のストレス解消法は様々あると思うがどれも別にストレスが溜まったから行動するのではないが将来長くできそうな解消法といえば「読書」「散歩」「一人旅」だろう
「お酒」や「子供たちと遊ぶ」などは、いつかは必ずできなくなるだろう
お酒に関して言えば、徐々に人生でやめていこうと思っていることの一つだからである
子供たちと遊ぶに関して、当たり前だが大きくなっていくため。でもまぁ、大きくなっても子供たちとの遊び方は変わるだけで遊べなくなるわけではないが、それでも公園ではしゃいだりは出来なくなるだろうな
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
しばられてみる生き方 軍隊式・超ストレスコントロ-ル術 / 下園壮太【中古】afb |
タグ:下園壮太 様