2016年09月23日
書評『けもの道の歩き方』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、千松信也様の「けもの道の歩き方」です
このような方にお勧めです
「狩猟に興味のある方 猟師 獣のお肉にご興味のある方」
著者の方のプロフィール
「1974年生まれ 猟師」
まとめ
この本に載っている狩猟は主にわなによる狩猟です
狩猟免許には第一種銃猟免許(散弾やライフル銃)、第二種銃猟免許(空気銃)、わな猟免許、網猟免許の4種類とありますが、おおざっぱに考えてしまえば、鉄砲を使うか、わなを使うかに分けて二種類と思っていただければわかりやすいと思います
有害駆除を目的とした活動では、捕獲したシカやイノシシなどの獣たちは生ごみ処分と同じような扱いを受け焼却か埋設処分させられてしまうそうですが、猟師さんなどの場合、狩猟し捕獲後しっかりと無駄なく生命をいただいています
自分も知人に猟師さんがいますので何度かいただいたことがあります。主に鹿、猪、熊、山鳥などです
しかし年々その猟師さんの数が減ってきているため、有害駆除のみを目的とした狩猟が増えてきています
農作物を荒らしに里に下りてくる獣たち、森の木々たちの未来への希望を食べてしまう鹿、里山にエサを求めて降りてきたクマによる人間の生命の危険など様々な問題が山を中心に起きています
もちろん人間の手による結果であると思います。まさにその結果が今の現状でしょう。そして、また新たにその結果に対しての新たな行動が人間の手によって始まっています
それが猟師さん達のおこなう食べる、ということがない有害駆除です
しかし近年猟師さんの間でも、食べずに有害駆除のみをしている人たちが出てきているといいます
その理由としては、お金になるからです。自治体から有害駆除に対して報酬金が出るそうなのです。金額等は各自治体などで異なりますがそのお金のためのみに猟ををするのですからいろいろ問題ありだと思います。しかしそれほどまでに人間と獣たちとのバランスが変わってきている証拠でもあるでしょう
と、このような硬いお話しばかりではなく様々な獣料理や味なども載っていますし、獣たちの習性、わな猟のことなどわかりやすく載っています
また猟師さんあるあるで「猟師さんはミツバチの養殖をしている方が多い」ことも知りました
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
![]() けもの道の歩き方 [ 千松信也 ] |
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2HJWJ4+DNS2GI+10UY+HY7W1)
⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
タグ:千松信也 様
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